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【知らないと損】ipadでpdfに書き込みする方法とは?おすすめアプリもご紹介
平成29年に発表された総務省の「スマホを補完するタブレットの利用状況」では、タブレットの平均利用時間が明らかになりました。
出典元:総務省「スマホを補完するタブレットの利用状況」
上記のグラフから読み取れるように、タブレットの平均利用時間は年々上昇しています。そのため、タブレットを使って学習する子どもが増えたり、タブレットを使って授業をする講師が増えていることは推測できるでしょう。
そこで、今回の記事では「タブレット・iPadでPDFに書き込みする方法」を解説します。タブレット・iPadでPDFに書き込みできるようになれば、作業効率が上がり、よりスムーズな授業ができるようになるでしょう。
iPadでPDFに書き込みする方法を2つご紹介!
ここからは、iPaDでPDFに書き込みする具体的な方法を2つご紹介します。
- iPadのマークアップ機能を利用する
- アプリをダウンロードする
それぞれ詳しく見ていきましょう。
iPadのマークアップ機能を利用する
iPadのマークアップ機能を利用すれば、PDFに書き込みが可能です。所用時間はたったの5分。以下の手順に沿って進めてみてください。
- ファイルを選択する
- ファイルの中のPDFを選択する
- 画面右上のマークアップを押す
- 書き込み開始
- 画面下部の+ボタンを押してツールを試す
画面下部のツールでは、以下のコンテンツを試せます。
「手取り早くPDFに書き込みを行いたい方」「PDFの書き込みはシンプルな内容で十分な方」におすすめです。
アプリをダウンロードする
PDF書き込み専用のアプリをiPadにダンロードするのもひとつの方法です。アプリをダウンロードすれば、マークアップ機能では試せない方法で編集が可能です。
例えば、音声注釈やパワーポイントやワードへの書き込みなど、書き込み・編集の幅が広がります。
PDFの書き込みで授業の幅を広げたい方には、アプリのダウンロードがおすすめです。
【無料あり】iPadでPDFに書き込みできるおすすめアプリ6選
ここからは、iPadでPDFに書き込みできるおすすめアプリ6選をご紹介します。
- Dropbox
- OneDrive
- GoodNotes5
- Notability
- PDF Expert
- アクロバットリーダー
中には無料のアプリもあります。自分の予算や目的に合わせて、適切なアプリを選びましょう。
Dropbox
「Dropbox 」の注釈機能を使えば、Excel、Photoshop、Sketch などの画像やテキストのプレビュー書き込みが可能です。書き込みの方法は、好きな場所をクリックするだけ。
各ファイルに対応するソフトウェアをインストールや、写真や画像に注釈を付けるツールのダウンロードも不要なため、誰でも気軽に使用できます。
また、重要な部分にはハイライトツールを使ってアンダーラインが引けます。加えて、PDF を編集してノート注釈を追加すると、変更が自動的に Dropbox に保存されるのも特徴です。注釈付きの保存版を生徒と簡単に共有できます。
OneDrive
「OneDrive」でのPDFへの書き込みは、「.docx」 を含む編集可能な形式に変換すれば可能です。
PDF リーダーで変換はできませんが、 Word を使ってファイルを変換することができます。Wordで変換する方法は以下の通りです。
- [ファイル]→[開く] の順に開く
- PDF を開く
- Word によって、PDF のコピーが作成された後 [OK] を選択
- 編集後、Word 文書または PDF として保存
また、OneDriveの特徴は、バックアップと保護機能が充実している点。デバイスを紛失しても、PDFが OneDrive に保存されていれば心配は不要です。
さらに、Office アプリなら常に共有状態を保つことができるので、PDFを生徒や講師と共有したり、リアルタイムで共同作業したりできます。
GoodNotes5
「GoodNote5」は、PDFの読み込みさえできれば、誰でも簡単にPDFに書き込むことができるアプリです。
PDFの読み込みは、ノートやフォルダを一覧表示できる「書類」画面の左上にある新規「+」ボタンを押し、「読み込む」を選択すれば、読み込みできます。
Wordやパワーポイントも読み込めるので、PDF以外でも応用が効くのが特徴です。また、他のアプリにあるPDFやワード、パワーポイントでもドラックアンドドロップで読み込めるので、手間がかかりません。
PDFの読み込み後は、メモや注釈を書いて、書き込みを入れたPDFをその場で相手に送ることが可能。
また、ページの右上にあるペンのアイコンをタップして閲覧モードに変更すれば、ペンで、ハイライトや取り消し線を加えたり、コピーをしたりできます。
再びペンアイコンをタップして編集モードに戻すと、消しゴムで消せるため、操作が非常に簡単です。
Notability
「Notability」は、PDFをテンプレートとして使えば、PDFに書き込みが可能です。
PDFを複製し、複製したものに書き込む方式で進めます。元のPDFは、今後も活用できるように編集せずに保管しておくようにしましょう。
PDFをテンプレートとして使用する方法は以下の通りです。
- PDFをNotabilityにインポートする。
- テンプレートを使ってノートを作成するには、ノートを複製
- iOS:ライブラリでノートの名前を長押しする。次に、「複製」をタップ
- Mac:ライブラリでノートの名前を右クリックする。「複製」をクリック
- テンプレートにページを追加するには、ノートの白紙のページの1つを複製する。
- 画面右上のボタンをタップし、ページナビゲーターを開く
- ノートのサムネイルをタップ
- 「コピー」をタップ
- もう一度ノートのサムネイルをタップ
- 「貼り付け」をタップ
Apple Pencilとの相性が非常に良いと評判が高いため、Apple製品を愛用している方におすすめです。
引用元:「Notability」NotabilityでPDFをテンプレートとして使う
PDF Expert
高速操作で使いやすいPDF編集アプリ「PDF Expert」。PDF Expertは、iPhone、iPad、Macなど、さまざまなAppleデバイスに対応しています。
使い方は簡単です。注釈付けしたいファイルを開き、ツールバーの「注釈」をタップして、注釈ツールセットを表示するだけ。
PDF Expertを使えば、マーカー線でのハイライトや下線、取り消し、強調、図形の挿入、オリジナルカラーでの書き込み、メモの追加、音声注釈の追加、ステッカーの追加など幅広く編集ができるのが特徴です。
ただし、操作は英語表示のため、英語操作に慣れていない方はおすすめできません。
Acrobat Reader DC
「Acrobat Reader DC」も、PDFへの書き込みが可能なアプリです。PDFの好きな箇所に、名前や日付、メッセージなどを書き込めます。
PDFに書き込む際は、Acrobat Reader DCの注釈機能を使います。右側のメニューから「注釈」を選び、「テキスト注釈を追加」を選択。入力モードになれば、書き込み・編集が可能です。
また、既存の文章に対して、打ち消し線とコメントを追加することもできます。ただし、既存の文章を直接編集することはできません。
販売本数シェアNo.1と高実績を誇るAcrobat Reader DCは、無料で試すことができます。その他にも、あらゆるデバイスで使用できるAcrobat Pro DCのプランであれば「1,738円/月〜」、PDF文書の高度な編集、署名するためのツール 「Acrobat Standard DC」であれば「1,518円 /月」で利用できます。
PDF書き込みの活用方法の解説
PDFの書き込みの活用方法は主に以下の3つです。
- PDFから素材を抜き出したい時
- 紙の資料しかない時
- 隙間時間を授業準備に活用したい時
PDFから素材を抜き出したい時は、例えば数学や理科の図形・写真などがあるでしょう。元のデータにはヒントとなる数字や言葉が書かれていて、授業ではその部分は消しておきたい。しかし、参考資料や問題としては図形や写真は最適といった場合に活用できます。
紙の資料しかない時は、オンライン授業で活用できます。対面授業であれば、人数分コピーして配布するだけで済んだ、もしくはプロジェクターで投影すれば一括で済んだこともオンライン授業だとそう簡単にはいきません。
しかし、紙の資料をOCR化(光文字認識)して、PDFで書き込みをすればオンライン授業でも問題なく授業を進められるでしょう。
アプリを使用したPDFの書き込みであれば、図形やオリジナルカラーを使って編集できるため、今までよりわかりやすい資料になります。
最後に、隙間時間を授業時間に活用したい方にもPDFの書き込みはおすすめです。電車やバスでの移動時間やちょっとした待ち時間などで、ケータイを開けばすぐに編集できるため、隙間時間を有効活用できるからです。
授業準備は、対面授業でもオンライン授業でも必須のため、どちらにも効果的と言えるでしょう。
まとめ
今回の記事では「タブレット・iPadでPDFに書き込みする方法」を解説しました。
タブレット・iPadでPDFに書き込みできるようになれば、作業効率が上がり、よりスムーズな授業ができるようになります。
PDFで書き込みを行いたい方は、今回ご紹介した中から自分の目的に合ったアプリ・ツールを選びましょう。
免責事項
こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。