マナリンクTeachersオンライン家庭教師の働き方・採用を応援!

ペンタブの使い方を知りたい!初心者でも使いやすいおすすめペンタブ・ソフトとは?

2022/6/16
ペンタブの使い方を知りたい!初心者でも使いやすいおすすめペンタブ・ソフトとは?

文部科学省の「新型コロナウイルス感染症の影響による学生等の学生生活に関する調査(結果)」では、学生のオンライン授業の満足度が明らかになりました。

結果は以下の通りです。


オンライン授業の満足度
出典元:文部科学省の「新型コロナウイルス感染症の影響による学生等の学生生活に関する調査(結果)」

上記のグラフから読み取れるように、オンライン授業に「満足と答えた人は14%」とかなり低く、ある程度満足、どちらとも言えない、あまり満足していない、満足していない人の回答を合わせると9割近い値を占めることになります。

そのため、オンライン授業を提供する講師の方は「オンライン授業の改善を視野に入れていく必要」があります。

オンライン授業の改善のひとつには、今回ご紹介する「ペンタブレットの活用」もあるでしょう。

ペンタブレット(以下:ペンタブ)を活用すれば、同じオンライン授業でも、よりスムーズに幅広い学びを提供できるようになるのです。

そこで今回は、ペンタブを初めて導入する方に向けて、ペンタブの使い方から操作方法まで解説します。

この記事を読んでいただければ、ペンタブにおすすめのソフトやスマホでの使い方まで理解できます。

【初心者向け】ペンタブの使い方を1から解説

カラーパレットと板タブ
ここからは、ペンタブ初心者の方向けにペンタブの使い方を1から解説します。

  • ステップ①ドライバ・ソフトをインストールする
  • ステップ②パソコンに接続する
  • ステップ③ペンタブの操作方法を確認する


それぞれ詳しく解説します。

ステップ①ドライバ・ソフトをインストールする

ペンタブを使い始める前に、「ドライバ・ソフトをインストールする」必要があります。

まず、ドライバは何のために必要かを理解しましょう。

ドライバは、マウスと同じ入力位置を指定する入力機器を。正しく動かすために必要です。ペンタブの制御を行ってくれる上、入力される情報を反映してくれます。そのため、デバイスがなければペンタブは使えません。

ドライバは、ペンタブ付属のSDや公式ホームページからダウンロード可能です。取り扱い説明書の通りに進めれば、誰でも簡単にインストールできます。

次に、ソフトのインストールを行いましょう。しかし、イラストソフトの種類は豊富にあり、料金も無料のソフトから有料のソフトまで多種多様です。

以下に初心者向けのおすすめソフトをご紹介するのでご参考ください。

初心者向けおすすめソフト

初心者向けのおすすめソフトは、「PictBear」です。

PictBearは、ペンタブ初心者の方でも軽くて描きやすいのが特徴のソフト。無料で使えるのも、初心者の方がインストールしやすいメリットでしょう。

無料のソフトでありながらも、ペンタブで絵を描くのに必要な機能が一通り揃っています。アイコンでコンパクトにまとめられているため、非常に使いやすいです。

また、ペンタブソフト初心者の方からも「サクサク、スムーズに描ける」と評判が高いソフトです。

ステップ②パソコンに接続する

ドライバ・ソフトをインストールしたあとは、ペンタブをパソコンに接続しましょう。

パソコンへの接続には、付属のUSBコードが必要です。USBコードをパソコンに挿し、もう一方をペンタブに挿すだけなので非常に簡単な作業です。

ただし、接続後パソコンがペンタブを認識するか、描画は問題なくできるかを確認しましょう。

ステップ③ペンタブの操作方法を確認する

最後に、ペンタブの操作方法を確認します。ペンタブの操作方法で確認する内容は以下の2つです。

  • モニターの位置調整を行う
  • 筆圧設定を行う


モニターの位置調整は、タブレットとパソコンの比率を合わせる作業です。モニターの位置調整を行わないと、自分で認識している位置と実際の仕上がりの位置がずれ、思うように描けない原因につながりかねません。

モニターの位置調整は、購入したペンタブによって異なる場合がありますが、「入力デバイスリスト」から「ペン」を選択。その後「位置調整タブ」を選択し、「調整開始」を押すと位置調整ができます。

ペンタブを使用する時の姿勢でペンを持ち、表示されるマークを押していくと調整ができます。

ペンタブのモニター設定が完了したら、筆圧設定に移ります。筆圧設定は、イラストや文字に強弱をつけるために必要です。

筆圧設定の方法は、例えばワコムの製品であれば以下の通りです。

  1. タブレットのプロパティを開く
  2. 「ペンの設定」を押す
  3. 対応するアプリを選ぶ
  4. 筆圧レベルを設定する


その他のペンタブをご購入の方は取り扱い説明書を見ながら、設定を進めていくと良いでしょう。

【無料あり】ペンタブにおすすめのソフト

机の上の板タブ
先ほど初心者の方向けにおすすめペンタブソフト「PictBear」をご紹介しましたが、他にも使いやすいソフトがいくつかあります。

  1. Adobe Photoshop CC
  2. ペイントツールSAI


ペンタブの中には無料のソフトもあるので、自身の予算や目的に合わせてソフトを選びましょう。

Adobe Photoshop CC

「Adobe Photoshop CC」は写真編集からペイント、アニメーションまでプロ級に仕上げられるソフト。

Photoshop自体、画像を高品質にしたり、イラストのブラッシュアップや最終工程をさらに綺麗に仕上げたりできるのが特徴です。

「Adobe Photoshop CC」は、ドローイング・ペインティングに適したブラシも多種多様に揃っています。

ペイントツールSAI

「ペイントツールSAI」は初心者の方でも使いやすいソフトです。

特徴はシンプルな接触面。そして、ブラシの動作がスムーズな点です。 初心者向けで機能性もシンプルなため、文字入力や図形描画など使えない機能もあります。 

「カラーイラストの練習をしてみたい方」におすすめです。

価格は5,500円ですが、公式サイトよりダウンロード後、31日間は無料で使用できます。

ペンタブの使い方【スマホ編】

板タブとマウス
ここからは、ペンタブをスマホで使う方法を解説します。結論、ペンタブはスマホでも使えます。スマホでペンタブを使用できるようになると、どこでも作業ができたり、移動時間を有効活用できたりとさまざまなメリットがありますね。

今回ご紹介するスマホで使えるペンタブは、パソコンにも接続可能なため、使いやすいこと間違いなしです。

スマホで使えるペンタブとは?

スマホでも使えるペンタブは「Wacom Intuos」です。

Wacom Intuosの特徴は以下の通り。

  • 筆圧機能に対応
  • 細かな線の表現が可能
  • ペンはペンタブ上で動かすため、手で作品が隠れない
  • 長辺でも20cm、厚さわずか8mmの持ち運びに便利なサイズ
  • 使用できるアプリは ibisPaint、MediBang Paint、Bamboo Paperなどに対応
  • PC接続も可能(PC接続であれば、CLIP STUDIO PAINTもダウンロード可能)


その他にも、XPPenから発売されているスマホ対応のペンタブ「Star G640s」もおすすめです。

Amazonで高評価を得ており、ユーザー満足度が高い商品です。

Star G640sの特徴は、「両利き対応、ペンはバッテリー充電不要、PC接続可能、20本の替芯がセット」などが挙げられます。

どちらの商品もアンドロイド6.0以降に対応しています。「電車移動が多くて、移動時間を有効に使いたい方」や「作業効率を上げたい方」におすすめです。

ペンタブをスマホで使う方法

スマホへの接続方法は、購入したペンタブによって異なります。USB(有線)やHDMI、Bluetoothに対応したタイプもあるので、購入する際の選択肢に入れておくと良いでしょう。

注意点としては、「スマホ対応」と書かれていてもOTGアダプタを含む別途必要なものがある場合もあるので、接続方法はしっかりと確認しておくことが重要です。

ペンタブレットをビジネスで使いたい! おすすめとは?

ここからは、ペンタブをビジネスで使いたい時のおすすめの商品を紹介します。まずは、ビジネス向けのペンタブの選び方のポイントを理解して、自分の目的に合ったペンタブを選ぶようにしましょう。

ビジネス向けペンタブの選び方のポイント

ビジネス向けペンタブの選び方のポイントは、「板タブ」か「液タブ」の特徴を理解し、自分の仕事で使いやすい方を選ぶことが大切です。

ペンタブにはディスプレイがなく、見た目がシンプルで板状の「板タブ」と液晶ディスプレイを搭載した「液タブ」の2種類があります。

板タブは価格の安さが特徴。数1,000円から購入できます。また、ディスプレイと向かい合って作業が可能なため、長時間の制作をする方におすすめです。

一方、液タブは直感的にスムーズに描きやすいのが特徴。価格は安いものであれば3万円程で購入できますが、中には数10万円する液タブもあります。

値段は張るものの、ほとんどのプロのイラストレーターが使用するほど、細かい部分まで表現しやすかったり、仕上げがしやすかったりします。

ビジネス向けペンタブのおすすめ

ビジネス向けペンタブのおすすめは、「ワコム ペンタブ One by Wacom Medium Chromebook」です。

「ワコム ペンタブ One by Wacom Medium Chromebook」は、子どもでも使いやすいように設計されたプロ仕様のペンタブ。

イラストを含むクリエイティブ制作だけでなく、オンライン学習にも特化しているのが特徴です。

ZoomやGoogle Meet などを利用したオンライン授業でも、ペンタブを活用し、直接書き込めばノートとしても利用できます。

必要な機材は Chromebook とワコムのペンタブのみ。パソコンにペンタブを接続するだけで、自由自在に描けるようになります。

ワコムのペンタブには、クリエイターから人気の高いCLIP STUDIO PAINT が付属しているため、インストールするだけで誰でも簡単に制作を始められるでしょう。

まとめ

今回は、ペンタブを初めて導入する方に向けて、ペンタブの使い方から操作方法まで解説しました。

ペンタブは以前までは、日本でシェアNo,1を誇るWacomが主流でしたが、現在は海外メーカーも含めさまざまな種類があります。

ペンタブを初めて購入する方は、自分の目的や用途に合わせて、接続方法や予算などを考慮して購入するようにしましょう。

免責事項

こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。