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日本語教師はやめたほうがよいと言われるデメリットを全て解決する方法

2021/9/16
日本語教師はやめたほうがよいと言われるデメリットを全て解決する方法

はじめに

外国語を活かした職業の選択肢のひとつとして、日本語教師があります。日本人に外国語を教えるのもよいけれど、できれば多くの外国人と過ごしてせっかく習得した外国語を忘れないようにするために、と日本語教師として働く人も少なくありません。

日本語教師として働くことを視野に入れた場合、パターンは3つ挙げられます。
日本語教師をする場合「主任講師」「専任(常勤)講師」「非常勤講師」のいずれかとして働くことになります。もちろん3つのうちどのようなポジションで働くかによって待遇が違ってきます。
専任講師になるためには3年以上の経験を積まなければならず、新人日本語教師は「専任(常勤)講師」か「非常勤講師」としてスタートします。

日本語教師は外国人に日本語や日本の文化を伝えられる、とてもやりがい溢れるお仕事です。しかし、日本語教師の評判は…?と調べていくうちに、きつい、やめたほうがいい、とネガティブなワードを目にすることも多いです。日本語教師がやめたほうがいいと言われる理由はなぜなのでしょうか?

日本語教師はやめたほうがいいと言われる理由


日本語教師はやめたほうがいいと言われる理由

  1. 給料が高くはない
  2. 常勤講師の場合は多忙な場合が多い
  3. 非常勤の日本語教師やボランティアが大半
  4. 機関、施設が減少傾向にある


①給料が高くはない
日本語教師はやめたほうがいい、と言われる大きな要因のひとつとして挙げられるのが「給料が安い」というものです。

国内で働く場合は、正社員(専任・常勤)であっても年収300万円ぐらいになれば良いほうで、通常は300万円を下回るケース(年収200万~250万円程度以下)がほとんどです。

引用元:日本語教師の給料が低い理由/jegs

以上を見ると確かに高給とは言えません。
しかし一方で、

実際、東京近郊の非常勤の給料はわかりやすく単価が上がってます。例えば、私が東京に赴任してきたときから今の求人広告を参考にしてみますね。45分を1コマとして、平均が、2013年は1,568円、2016年は1,651円、2017年は1,780円。
つまり、20数年間上がらなかった給料が、ここ数年でぐっと上がってきているのです。待遇もかなり変わってきていて、先ほどの話にもあった、コマ給とは別に事務給などの手当てが出る学校もあります。

引用元:日本語教師の「きつい」「薄給」イメージは過去のもの?現状を知る。/日本語教師ナビ

場所や学校にも左右されますが「給料が安い」というイメージのあった日本語教師の給与水準が近年で上昇傾向にあるのです。専任以上の場合でも月給に換算すると20万円以上のため、昔ほど「日本語教師の給料は安い」ということはなさそうです。

しかしあくまで昔ほど安くはない、というだけであって、現状はまだまだ高水準の給与とは言えません。

②常勤講師の場合は多忙な場合が多い
常勤日本語教師の仕事内容

  • 授業
  • 事務
  • 教材作成
  • 留学生のお世話
  • 進学指導
  • 生活指導 など


もちろんメインの仕事は毎日の授業ですが、授業準備に時間がかかるだけではなく、事務仕事や生徒の管理も仕事に含まれます。
全てこなすと定時で帰るのは難しく、残業することも少なくありません。日本語教師と言えども学校教員と生活はあまり変わらない、とイメージしておきましょう。

③非常勤の日本語教師やボランティアが大半

出典:国内の日本語教育の概要/文化庁国語課

以上のグラフからわかる通り、日本語教師の半数以上がボランティアです。平成23年度からの推移を見ても半数を下回ることはなく、ボランティアの割合が著しく減少する兆候は見られません。

日本語教師業界そのものがボランティアによって支えられており、割合から見ても日本語教師としてキャリアを形成しお金を稼ぐことの難しさがわかります。

④機関、施設が減少傾向にある

出典:国内の日本語教育の概要/文化庁国語課

現在、常勤日本語教師は飽和状態にあると言われています。
上記の過去データでは、1年の間に日本語教育施設が86箇所も減少していることがわかります。
日本語教育施設がなくなってしまうと日本語教師の受け皿もそれだけ少なくなってしまい、主任・専任講師の枠も狭くなってしまいます。
コロナ禍により今後の日本語学校の需要も更に変化すると見られ、日本語教師志望者は今後の推移を注視する必要があります。
参考元:日本語教師は人手不足か飽和状態か/jegs

日本語教師の人材は不足傾向にある


常勤の日本語教師は飽和状態にあると記しましたが、日本語教師全体で見ると人手不足だと言えます。場所や学校によって日本語教師の待遇に差があるため、待遇の良い学校に応募が殺到してしまい、離職率・待遇に難がある機関に人が集まらないため、業界全体では人手不足傾向になっています。

実際に日本語教師不足によって留学生が日本語学校に入れない、というケースもあり、日本語教師の求人数も多く見られるため、場所・学校を選ばなければ日本語教師になるのは難しくありません。

正規雇用:専任(常勤)講師になる場合の流れ

ポストの少ない正規雇用(常勤)ですが、以下の点に注意しましょう。

①日本語教師は免許や資格は必要ない
日本語教師には免許・資格は要りません。日本語教師と聞くと、外国語の資格や日本語の免許等、特別な資格が必須になるようなイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか?実際は日本語教師になるために絶対必要な資格・免許はありません。

注意したいのは、日本・海外の教育機関で働く場合はその国の教員免許が必要になります。また、大学等の高等教育機関では日本語教育、日本語学、言語学の修士課程以上を修了していることが求められるため、公的な教育機関で働きたい場合は自身が該当するかどうか調べておきましょう。

②日本国内で法務省が告示する日本語学校の教員になるために必須条件がある
日本語教師になるために資格や免許は必要ありませんが、日本国内において法務省が告示する日本語学校教員になるためには以下に挙げる3つのルートのいずれかをクリアする必要があります。

  1. 「日本語教育能力検定試験」に合格する
  2. 学士の学位+文化庁認定の日本語教師養成講座(420時間)を修了
  3. 大学または大学院で日本語教育に関する主専攻プログラムか副専攻プログラムのいずれかを修了



1.「日本語教育能力検定試験」に合格する
高卒の場合は「日本語教育能力検定試験」に合格する必要があります。例外的に日本語教育能力検定試験合格だけではなく大卒を条件としている学校もあるため注意が必要です。

札幌、仙台、東京、愛知、大阪、広島、福岡の7カ所で開催されており、試験を受けるための学歴や年齢の制限はないため、受験料10,800円を支払えば誰でも受験できます。

合格率は3割を切っており「社会・文化・地域」、「言語と社会」、「言語と心理」、「言語と教育」、「言語一般」分野から出題されるため十分な対策が必要になります。
参考元:日本語教師になるには?仕事内容や働く魅力・目指す方法まで詳しく解説/ユーキャン

2.学士の学位+文化庁認定の日本語教師養成講座(420時間)を修了
大学を卒業している人向けに文化庁が認定している420時間の「日本語教師養成講座」を修了することで日本語教師になれます。
日本語教育能力検定試験だ受験する「社会・文化・地域」、「言語と社会」、「言語と心理」、「言語と教育」、「言語一般」分野を半年~一年かけて受講します。
費用相場が52万~56万円程度かかるため痛い出費になりやすいですが、受講後もアフターフォローがある場合があり、安心です。
参考元:日本語教師になるには?仕事内容や働く魅力・目指す方法まで詳しく解説/ユーキャン

3.大学または大学院で日本語教育に関する主専攻プログラムか副専攻プログラムのいずれかを修了
大学・大学院にて日本語教育学やプログラムを修了していれば、資格がなくても日本語教員になれます。
日本語教員に興味のある人が大学入学前・在学中に受講することが多いため、これから日本語教員になることを考えている場合は他の手段になってしまうでしょう。

③募集の多い機関を狙う
正規雇用の常勤講師を狙う場合は学習者(生徒)の多い教育機関が狙い目です。
大学機関も学習者自体は多いのですが、専門性が高く就業のハードルが高い+一般機関の方が生徒数が多く常勤講師の枠も大きい傾向にあるため、一般機関がおすすめです。

非常勤講師として働く場合の流れと給料

常勤の日本語講師になるためには3年~(多くて6~7年)の非常勤機関を経るのが一般的です。
そのため日本語教師を志した際は否応なしに非常勤講師としてスタートします。
参考元:日本語教師は常勤と非常勤どちらが多いですか?/jegs

日本語教師は非常勤からキャリアをスタートさせるしかないため、まずは各機関が出している求人に応募しましょう。※非常勤の場合でも常勤講師になるには上述の常勤講師になるための条件がある場合はあるため注意が必要です。

非常勤講師の方が採用が多いため、以下が参考になる方は多いのではないでしょうか?

日本語教師はこんな方にぴったり!


以下に当てはまる人は日本語教師として働くのに向いていると言えるでしょう。

  • 非常勤講師として働くことも視野に入れている

日本語教師ボランティア、非常勤講師の割合が多いため、常勤講師にこだわる場合はあまりおすすめできない職業です。
非常勤でもかまわない、常勤になるにの時間がかかっても良いという人は日本語教師として長く続けていける可能性があります。

  • 教えることが好きな方

日本語教師に限ったことではありませんが、教えることそのものが好きな方は、日本語教師としてやりがいを持ってお仕事に取り組めます。
非常勤講師だと待遇があまり良くないことも多いですが、お仕事そのものを好きになるとその分長く続けられ、結果的に常勤講師になれる可能性が高まります。

  • 自他国の文化に興味関心がある方

日本語教師をすると必然的に日本文化を授業で扱うことが多くなります。日本で当然のように共有されている価値観や日本文化を、全くわからない外国人に対して教えるにはより深い理解が必要です。また、日本文化を教える際に比較する対象になるのが生徒の出身国等の海外の文化です。

そのため、言語だけではなく宗教観や礼儀作法をはじめとした比較文化に関心のある人は、生徒にとっても楽しい授業ができるでしょう。

非正規雇用のデメリットをなくす方法

非常勤から始めることの多い日本語教師ですが、いくら好きな仕事でも収入が安定せず生活に支障をきたしてしまっては続けることが難しいです。
また、期限付きで雇用される場合も急に職を失うリスクがあるため、対策が必要になります。

  • 兼業をする

非常勤の日本語教師の方には、在宅で負担の少ないオンライン家庭教師の副業がおすすめです。オンラインなので海外の生徒さんも受け持ちできます。在宅のため移動時間もなく、非常勤の不規則な勤務でも対応可能です。
オンライン家庭教師マナリンクなら、高時給(3,000円~)で指導科目、授業スケジュールを自身で設定し管理できるため、非常勤の日本語教師と並行しながら生活を安定させられます。
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万が一日本語教師として働けなくなったとしても、マナリンクのみで生計を立てている先生も多くいらっしゃるため、保険としても安心して働けます。

まとめ

以上の内容から、常勤の日本語教師は飽和状態にありますが、非常勤の日本語教師は不足しており日本語教師業界が不安定であり、「日本語教師はやめたほうがいい」と言われる所以がわかります。日本語教師としてのキャリア形成を目指す場合は雇用条件・給与等の待遇面の問題をクリアし経験を積まなければ常勤の職員になれず、対策が必要です。

非常勤日本語教師の問題を解消するために、海外の生徒さんも受け入れられるオンライン家庭教師として別キャリアを形成しながら収入を得ることをおすすめします。海外在住の生徒さんにとっては日本語教師はとても魅力的なため、オンライン家庭教師をしながら日本語教師の資格を目指すのも良いでしょう。
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