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塾講師の採用面接で必ず聞かれる7つの質問とテスト対策を解説

2021/8/16
塾講師の採用面接で必ず聞かれる7つの質問とテスト対策を解説

はじめに

副業で塾講師を始めたいが、面接ではどんなことを聞かれるのかわからない、筆記テストはあるのか、など疑問を抱くことも多いでしょう。今回は、塾の採用面接で必ず聞かれる質問や、筆記テストの有無、面接時の身だしなみについて解説をしていきます。

採用担当者が求めている講師とは


採用面接対策を行う前に、採用担当者が求めている人物像を理解しておくと面接を有利に進めることができます。塾講師は人前に立つ仕事です。また、保護者との接点もあるため、清潔感や正しい言葉遣いが求められます。

清潔感のある見た目の人

保護者はお金を出して他人に子供を預けています。不潔な格好をした人が講師の場合、不安に思うのは当然です。

したがって、清潔感のある身だしなみを心がけましょう。
具体的には下記の点に注意が必要です。

[男性の場合]

  • 髪の毛は伸びすぎていないか
  • 髭は剃っているか
  • ワイシャツにアイロンをかけているか

[女性の場合]

  • 目に前髪がかからないようにする
  • 長い髪は縛る
  • 厚すぎるメイク、派手な口紅は避ける


これらの点をしっかりとしているだけで、保護者に安心感を与えます。

塾の採用担当者は保護者に安心感を与えることができる人材かをしっかりと見ています。

正しい敬語が使える人

こちらも保護者との関わり合いに重要な点です。子供に勉強を教える立場の塾講師が間違えた敬語を使っていると、保護者に不安を与えます。また、子供に対しても間違えた敬語を教えてしまうことになるため、塾の採用担当者は注意深く確認をするでしょう。

根気強く教えることができる人

塾には様々な生徒が通っています。特に多いのが、学校の勉強についていけない生徒です。

学校の勉強についていけない生徒は基礎の分野で躓いている可能性が高く、講師からしたら、どうしてこんなことも理解できないのか、と思うような場面が多々あります。

そんな時に講師がイライラしたり、生徒に強く当たるようでは、生徒は怯えてしまい、塾に来なくなる可能性があります。そのような事態を未然に防ぐために、塾の採用担当者は面接時に確認をしています。

塾講師の採用面接で必ず聞かれる質問


塾講師の採用面接で聞かれる質問は、採用担当者が求める人物であるかを確認するために用意されています。したがって、採用担当者が求めている人物であることをアピールできるよう、事前に準備をしておきましょう。

自己紹介

自己紹介では、名前とあわせて、得意科目や指導したい学年・科目なども伝えておくと、その後のやり取りがスムーズになります。

[回答例]
「面接 太郎です。
大学時代は人文学を学び、国語や社会が得意科目です。
高校生の国語や社会を指導したいと考えています。また、中学生でしたら5教科全て指導することも可能です。本日はよろしくお願いいたします。」

志望動機

志望動機では、自分視点と塾視点の両視点で話すことが重要です。自分視点とは、「教えることが得意」「噛み砕いて教えることができる」などの能力。塾視点とは、その塾が強みとしている取り組みなどです。この両方の視点からアピールすることで、より採用担当者の心に残る志望動機となります。

[回答例]
「御社の個別指導スタイルが私の得意としている指導法と一致しているため、志望いたしました。勉強を教えることが得意で、学生時代はよく友達の勉強をみていました。友達が分からない問題に直面した時、どの分野で躓いているのかを考えることで、より分かりやすく、噛み砕いて教えることができるようになりました。このように、私は個別指導に強みを持っており、御社の指導スタイルと一致しているため志望しました。」

自己PR

面接の際に必ず聞かれる質問です。
自己PRでは採用担当者が求める人物像に近づけたアピールをしましょう。
具体的に求められる人物像は以下の通りです。

  • 円滑なコミュニケーションを図る力がある人
  • 根気強く物事に取り組むことができる人
  • 課題を考え、解決策を見出せる人


これら全てを包括した自己PRができるのがベストです。しかし、これら全てを取り入れた自己PRでは長く、まとまりのない答えとなるので、その塾の特性や採用担当者の特徴を考慮した自己PRを話しましょう。

そのためには、いくつか自己PRを考えておく必要があります。

[回答例]

  • 円滑なコミュニケーションを図る力があることをアピールする場合

「私は円滑なコミュニケーションを図る力があります。
相手の話の意図を汲み取り、相手がどのようなことを聞きたいのか、話したいのかを瞬時に理解することができます。
現職では、コールセンターにてお客様からのお電話に対応しています。
電話越しにお客様が何を求めているのかを把握するために、徹底してヒアリングを行い、お客様に最適なご提案をいたします。そうすることで、全50名いる所員の内、唯一顧客満足度100%を達成することができました。
このように私は円滑なコミュニケーションを図ることができます。」

[回答例]

  • 根気強く物事に取り組むことができることをアピールする場合

「私は根気強く物事に取り組むことができます。現職では、医療機器のルート営業として、医師へ営業活動を行っております。医師が求める要望に上手く対応できないことが多く、中々成績を残すことができませんでした。しかし、根気強く医師の元へ足を運び、要望をヒアリングすることで、より最適な提案を行うことができるようになりました。また、根気強く病院へ足を運ぶことで、医師からも気に入れられ、私から商品を買いたいとまで言っていただけるようになりました。これらの経験から、私は根気強く物事に取り組む力があります。」

[回答例]

  • 課題を考え、解決策を導き出す力をアピールする場合

「私は課題を考え、解決策を導き出す力があります。現職では、スーパーの店員として野菜売り場の担当をしています。
私が赴任した当初はお客様を競合店に取られ、非常に厳しい売上でした。そこで、自店のどこが競合店に劣っているのかを知るために、徹底的に競合店調査を行いました。すると、競合店では美しさを重視した綺麗な陳列をしており、購買意欲を高める商品配置を行っていました。早速、自店でも購買意欲を高める綺麗な陳列を行うことで、既存のお客様の購買意欲を高めることに成功しました。その結果、赴任3ヶ月目には売上前年比105%を達成することができました。したがって、私は課題を考え、解決策を導き出す力があります。」

得意科目・苦手科目

塾講師の採用面接では、あえて苦手科目を聞かれる場合があります。
理由は以下の2点です。

  • 苦手科目の何が苦手なのかを理解しているか
  • 苦手科目とどのように向け合ってきたか


要するに、採用担当者は苦手科目に対してどのようなアクションをとってきたのかを確認しています。

したがって、苦手科目を克服した方法や、どのように対応してきたのかをアピールすることができると、プラスポイントになります。

[回答例]
「得意科目は国語です。
苦手科目は数学です。特に空間図形は苦手意識が強く、中学のテストで思うような点数を獲得することができませんでした。そこでなぜ空間図形で思うような点数が取れないのかを考えました。その結果、私は空間認識力が乏しく、イメージで空間を作り上げることができないことに気が付きました。そこで、積木を使って、実際の空間を確認しつつ、空間図形の問題にチャレンジすると問題が解けるようになり、練習を重ねるうちに積木なしでも問題が解けるようになっていました。私の苦手科目は数学ですが、苦手だからこそ工夫をして勉強をしたため、分からない生徒目線で分かりやすく教えることができます。」

担当できる学年

担当できる学年を考える際、勉強を教えることができる以外にも、その年代の生徒と上手にコミュニケーションを取れるのかを考えておく必要があります。

具体的には以下の通りです。
小学生の場合

  • 授業に集中できない
  • 興味の変遷が激しく、一つのことに集中できない
  • 余計なお喋りが多い

中高生の場合

  • 部活帰りで集中できない
  • 多感な時期であり、思わぬ言葉に傷つく
  • 反抗される


上記のように、教える以外にもコミュニケーションの部分で注意しなければならない点があります。自分自身がどの年代の生徒にならば指導ができるのか、予め考えておきましょう。

保護者とのやり取りが可能か

特に個別指導塾の場合、保護者との関わり合いが増えます。保護者は高い学習塾費用を払って生徒を塾に通わせているので、何としても成績をあげて欲しいと考えています。したがって、思うように成績が伸びない場合は、冷たい言葉を浴びせられる場合もあります。

塾講師をするにあたって、保護者との関わりは非常にストレスがかかり、それが原因でやめてしまう方もいるくらいです。そうならない為にも、採用担当者は予め保護者との関わりが可能か確認をします。

シフトへ入ることができる日数・時間

シフトは自身と塾とで折り合いのつく日数、時間で調整をしましょう。なるべく塾の希望を受け入れた方がより合格できる確率がアップします。

しかし、無理に塾側の都合に併せて、休む暇もなく働き、体を壊すくらいなら、正直に自身が入れる日数を伝えたほうが良いでしょう。

塾講師の筆記試験対策


塾講師として働く為には、生徒に教える一通りの知識を有してなければいけません。そのため、塾講師面接後に筆記試験を行う塾があります。基本的には公立高校入試合格レベルが最低限必要です。

公立高校入試合格レベルが必要最低限

副業の塾講師の場合、教える相手は中学生が多いでしょう。高校生を教える場合もあるでしょうが、その場合は科目担当制で、自身の得意科目を教えることができます。

中学生相手の指導の場合は、5教科全てを指導する場合が多く、公立高校の入試レベルの学力がなければ指導ができません。したがって、筆記試験がある場合は、公立高校入試合格レベルの勉強はしておきましょう。

塾の特色によって、難易度に差がある

公立高校入試合格レベルが必要と記しましたが、あくまで最低ラインです。塾の特徴・特色によって求められる学力には差があります。例えば、有名進学校や有名大学へ多数輩出するような塾の場合は求められる能力が高くなります。

したがって、筆記試験を受ける前に試験を受ける塾の特徴・特色を調べておく必要があります。

採用試験での身だしなみ


塾講師採用試験では、身だしなみが重要です。理由は、生徒の見本とならなければいけない、保護者へ良い印象を与える為です。基本スーツ着用はマスト、アクセサリー類は身につけないようにしましょう。

スーツ着用はマスト

塾講師は人前に立つ仕事です。例えそれが生徒だとしても、生徒の手本となるような身だしなみを維持する必要があります。また、保護者を相手にする場合、カジュアルな服装では塾の信頼を落とす可能性があります。したがって、塾講師の面接にはスーツを着用して行きましょう。

アクセサリー類には注意

アクセサリー類も場に適したものを選びましょう。ネックレスやピアスなどは生徒にも悪い影響を与えます。また、保護者と接する際にも信用を落としかねません。結論、結婚指輪以外はアクセサリーを身につけないことが一番です。

おわりに

いかがでしたでしょうか。

塾講師の採用面接の際に採用担当者が見ている点や質問内容について解説をしていきました。特に重要なことは、身だしなみです。いくら面接や筆記試験が良くても、身だしなみが悪い人は採用を獲得することが難しいでしょう。身だしなみを整えたら、塾講師の採用面接を受け、塾講師デビューをしましょう。