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家庭教師の時給の平均は?時給の高い家庭教師の探し方まで紹介

2022/8/9
家庭教師の時給の平均は?時給の高い家庭教師の探し方まで紹介

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文部科学省の「子供の学習費調査」では、子どもの学習費は増加傾向にあることがわかりました。以下の、子どもの学習費調査の前年度比較のグラフと共に結果を見てみましょう。平成30年の私立小学校の学習費は159万8,691円で、前年比4.6%増。公立中学校は、48万8,397円で前年比2.1%増。私立中学校は、45万7,380円で前年比1.4%増でした。

公立小学校だけは32万1,281円で前年比4.4%減となったものの、全体的に学習費は増加しているのです。


出典元:文部科学省「子供の学習費調査」

この結果から予測できるように学習費が増加しているということは、家庭教師を雇う家庭も多くいるのです。そこでこの記事をお読みの方の中には家庭教師の需要拡大に伴い、家庭教師として新たに働き始める方もいるのではないでしょうか。
家庭教師としてアルバイトを始める上で、時給は重要な判断材料になります。この記事では、家庭教師の時給の相場や時給の高い家庭教師の探し方まで紹介します。

家庭教師の時給の相場はいくら?


家庭教師のアルバイトの時給は、他の業種よりも高いことで知られています。しかし、家庭教師の時給は都道府県によってさまざまで、契約内容によっても変わります。ここからは、家庭教師の時給の全国平均と、契約と学年で時給がどのように変わるのかを解説します。
家庭教師の時給の全国平均
家庭教師の全国平均時給は、アルバイト・パートで約1,284円。派遣社員では、1,301円程度です。地域別で見ると、最も平均時給が高いのは北海道・東北地域です。その中でも、福島県は最も高く1,803円となっています。

一方、最も時給が低いのは1,197円の福岡県で、福島県との差は606円です。

その他の業種の時給平均も見ていきましょう。飲食店の全国平均は、約1,031円。ホテルフロントの仕事の全国平均は、約986円です。このように、他業種と比べても家庭教師の平均時給は高いことがわかります。

参考元:家庭教師の仕事の年収・時給・給料

家庭教師の時給は契約と学年で異なる

家庭教師の時給は他業種に比べて高いことはわかりましたが、契約と学年で異なることもあります。基本的に家庭教師の時給は、実績、指導できる科目の多さ、在籍・卒業大学の偏差値で決まります。

実績は、小・中・高の何年生を何人指導したかが関係します。家庭教師の実績はなくても、塾講師の実績をアピールしてもよいでしょう。特に、受験生を志望校に合格させた経歴は高時給へつながります。

指導できる科目の多さは、高校生の指導科目の豊富さが高時給につながります。高校科目は難易度が高く、教科の専門性が求められるからです。高校だけでなく派遣会社によっては、社会人向けの家庭教師を募集している場合があります。国家資格取得のための家庭教師やTOEIC900点取得のための家庭教師を、通常よりも高時給で募集しているのです。

在籍・卒業の大学は、家庭教師の採用書類や面接で必ず聞かれる項目です。中には、大学指定の家庭教師の派遣会社もあり、ご家庭側も家庭教師の先生がどこの大学出身なのかは見ています。それだけ、受験勉強のノウハウを持っているかが重要視されているのです。しかし、有名な大学出身でない方でも生徒を有名大学に合格させてあげることができれば、アピールにつながります。

時給の高い家庭教師の探し方

家庭教師は基本的に時給の高いアルバイトですが、中には平均時給を大幅に上回って働ける家庭教師会社もあります。同じ職種であるならば、時給が高いところで働きたいですよね。ここからは、時給の高い家庭教師の探し方を紹介します。

個人契約を探す

家庭教師の時給を上げたい時に、一番に考えるべき策は個人契約です。個人契約は、家庭教師の派遣会社を通すことなく直接ご家庭と契約する形態です。派遣会社への仲介手数料がかからないため、高時給で働けます。個人契約を結びたい場合は「家庭教師の掲示板」で案件を探すのがおすすめです。

しかし、個人契約にはデメリットもあります。トラブルが起きた際に、対処してくれる人がいない点です。家庭教師と生徒との間にはさまざまなトラブルが予想されます。無断欠席・遅刻や宿題未提出、成績不振などです。トラブルが起きた際、家庭教師の派遣会社が仲介して対処してくれるところを自分ひとりで行うため、かなりの労力がかかります。

そのため、個人契約を考える場合は契約書を交わすか、仲介手数料の低い派遣会社への登録の検討が重要です。
大学受験指導に絞る
大学受験指導は結果が重要視されます。そのため責任感と豊富な知識が求められ、時給が高い傾向にあります。特に、前述した個人契約で難関大学への受験指導ですと高時給の案件を見つけられるでしょう。ただし、難関大学の指導は高い指導能力が必要です。

ある程度スキルが身についていて、受験の結果を出せる自信がある場合は受けてみるとよいでしょう。

家庭教師の実績重視の会社を探す

家庭教師の時給は前述したように、実績で決まる割合が高いです。そのため、家庭教師の求人には実績重視で募集している場合があります。

実績重視の家庭教師をプロ家庭教師と総称し、プロ家庭教師向けに通常よりも高時給で募集している派遣会社が多いです。プロ家庭教師の定義が明確にあるわけではありませんが、大抵「指導経験のある社会人の家庭教師」を指します。
90分以上の指導に当たれる案件に絞る
家庭教師の指導時間は、一般的には60分です。しかし、授業準備や通勤時間をを考えると60分の指導は時間的コストパフォーマンスが悪いでしょう。

例えば、週1回、時給2,000円の1ヶ月の給料を例に見てみましょう。2,000円×1時間×4回=8,000円にしかなりません。90分であればその1.5倍の12,000円になるわけです。

私の指導の経験ですと、60分も90分体力的には変わりません。それどころか、勉強が苦手な生徒は60分では指導時間が足りないことが多く、授業時間が自然に延長してしまう傾向にありました。

そのため、家庭教師時給を高くしたければ90分以上の指導案件を探すのがおすすめなのです。案件の中には120分指導を設けている場合もあります。自身が2教科以上教えることができるのならば、教科を併用しながら指導に当たるのもよいでしょう。

家庭教師の時給を上げる方法

家庭教師として働き始めているものの、今の契約で時給を上げたい。家庭教師としての実績が積めたら、時給交渉を考えたい。この記事を読んでいる方の中には、そう思われている方もいらっしゃるでしょう。家庭教師として高時給で働くには、時給の高い家庭教師として働く意外にも、途中から時給アップ交渉の方法もあります。そこでここからは、家庭教師の時給を上げる方法を紹介します。

成績を上げて時給交渉

生徒の成績を上げると、家庭教師の時給を上げられる場合があります。私自身の経験ですが、大学1年生で時給1200円で働いていた家庭教師の時給が、2年後に1400円まで上がりました。

個人契約ではなく、派遣会社を通していましたが、生徒の成績向上が認められ向こうから時給単価の交渉をしてくれました。個人契約でももちろん時給交渉は行えますが、派遣会社の場合は家庭教師のランク制度がある場合があります。そのため、生徒の成績や担当生徒数に応じて自動的に時給が上がるのです。

家庭教師として実績を積みながら時給アップを考えている方は、登録を考えている派遣会社にランク制度があるか確認してみましょう。
兄弟指導に当たる
兄弟同時に指導をする代わりに、時給単価を上げてほしいと申し出る方法もあります。家庭教師の派遣会社を通しても申し出ることはできますが、前述した個人契約の方が融通が効きやすいです。

さらに兄弟指導は、兄弟で通っている学校が同じことがほとんどなので、指導がしやすいメリットがあります。

兄弟指導に当たりたい場合は、掲示板や自己紹介のアピール文に「兄弟指導可能」と付け加えてもよいでしょう。
受験前の駆け込み案件を狙う
受験前の駆け込み案件は、時給アップ交渉に狙い目です。受験前の冬の時期は、受験に追い込まれた生徒が焦って家庭教師を探しています。

また、受験シーズンの2〜3月は大学生家庭教師は冬休みやテスト期間が被るため、引き受ける家庭教師が少なくなっている傾向にあります。そのため、時給が高い案件が多く、時給アップの交渉もしやすいのです。

家庭教師として新たに高時給で働たいと考えている方は、受験シーズンの2〜3月を狙っていきましょう。

給料の高い会社を選ぶ【時給3,000円以上がおすすめ】


時給の高い家庭教師として働く最短の方法は、給料の高い会社を選ぶことです。おすすめは時給3,000円以上の会社です。さらにプロ家庭教師ともなれば、時給8,000円〜10,000円で働くことも可能です。
また、時間的コストパフォーマンスを上げたければ「オンライン家庭教師」を検討してみてもよいでしょう。オンライン家庭教師として働けば、通勤時間を0にすることができ、その時間で1コマ教えることも可能だからです。以下の画像からお役立ち資料がダウンロードできます。

オンライン家庭教師働き方ガイド

まとめ

今回の記事では、家庭教師の時給の相場や時給の高い家庭教師の探し方まで紹介しました。家庭教師のアルバイトはもともと時給が高いです。しかし、時給の高い家庭教師の探し方や家庭教師の時給を上げる方法を知っておけば、さらに家庭教師として働くことができます。

おすすめは、時給3,000円以上のオンライン家庭教師です。時間効率を考えて、自分自身に合った家庭教師の働き方を見つけていきましょう。

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こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。