マナリンクTeachersオンライン家庭教師の働き方・採用を応援!

塾教室の集客率アップには、SNSの活用が有効!おすすめSNSツールから成功事例まで紹介

2022/9/30
塾教室の集客率アップには、SNSの活用が有効!おすすめSNSツールから成功事例まで紹介

「塾教室を経営しているけど、生徒をうまく集客できない」と悩んでいませんか?
塾教室の集客は、対象となるターゲットを明確にして、効果的な集客方法を実施する必要があります。なぜなら、授業計画の立案や生徒・保護者対応など、塾教室でやるべきことは多くあるからです。
塾教室の集客率をアップさせるには、SNSの活用が有効です。
今回は、塾集客に効果のあるSNSツールや、SNSを活用して成功している塾の事例について紹介していきます。
オンライン家庭教師の働き方ガイド

塾教室にSNSを活用する効果

少子高齢化により、日本国内の学齢人口は減少しています。その一方、1人当たりの教育費は上昇しているのが現状です。
ソニー生命保険株式会社が実施した「子どもの教育資金に関する調査2022」 によると、学校外教育費の平均支出金額は14,429 円/月、昨年から1,162 円増加しています。
出典元:ソニー生命保険株式会社「子どもの教育資金に関する調査2022」2022年3月

また、コロナ収束後に子どもの教育費を増やしたいと考えている保護者の割合について、表にまとめました。

ロナ収束後に子どもの教育費を増やしたいと考えている保護者の割合
出典元:ソニー生命保険株式会社「子どもの教育資金に関する調査2022」2022年3月

コロナ収束後、子どもの教育費を増やしたいと思う保護者は67.4%に及んでいます。
今後ますます需要が高まる塾教室。ターゲットを逃さず集客する必要があるのです。

また、塾教室の集客にSNSを活用すると、次の3つのメリットが得られます。

  • 低コストで始められる

SNSのほとんどは、無料で利用可能です。学習塾の集客には、Webサイト構築や広告宣伝などが一般的です。しかし、Webサイトの新設・運営や広告掲載には費用がかかることがほとんど。コストを抑えて集客できるSNSを活用すると、効率的に自社の宣伝ができます。

  • 拡散力がある

SNSでの発信は、チラシのポスティングや口コミよりも拡散力があります。ターゲットが求める魅力的なコンテンツを発信すると、シェア機能によって拡散されて多くの人の目に留まります。そのため、定めたターゲットに塾教室の魅力を伝えられます。

  • 気軽に情報発信できる

SNSは文字数制限があったり、短時間の動画投稿がメインのツール。学習塾のサイトと比べて、実際の授業風景や講師の紹介など、リアルな風景を発信できます。

塾教室で集客する際のポイント

ここからは、塾教室で集客する際の、重要な3つのポイントについて解説します。

ターゲットを絞る

塾教室は、エリアやターゲットを絞ることが重要です。なぜなら、生徒の自宅から遠いと通いにくいので、入塾の可能性が低くなるから。また、退塾の確率も高くなるので、塾教室から近い生徒をターゲットにすることが必要です。
実際、入塾を決めたきっかけの上位に、教室への通いやすさを上げる保護者・生徒も多くいます。

集客方法を工夫する

集客方法を工夫することも、集客力アップにおいて効果的です。
株式会社マックヒルズが2019年3月に実施した「学習塾への入塾経路2019」では、入塾する際、きっかけになった情報について明らかにしています。

学習塾に入塾(を検討)する際、きっかけになった情報

出典元:株式会社マックヒルズ「学習塾への入塾経路2019」2019年3月

上記の表から、SNSを含むWeb媒体はの割合が高いことが分かります。
また、20代の保護者の50%はWeb媒体をきっかけに入塾を検討しています。特に、小学生を対象とした塾教室は、Web媒体での集客方法を検討するとよいでしょう。
自社サイトを作っている塾教室は多くありますが、実際はなかなか集客につながるコンテンツを作成できていないという方も多いのではないでしょうか。
新たなWeb集客方法として、SNSツールを活用してみませんか。

自身の塾に合ったSNSを選ぶ
SNSツールの利用を決めたら、自身の塾に合ったSNSを選びましょう。
まず、SNSツールを使ってどんなターゲットに情報を提供したいのかを決めます。
たとえば、10代の生徒にコンテンツを見てほしい場合は、若い世代がよく利用しているInstagramがおすすめです。反対に、塾教室を探している保護者の方に合わせた記事を読んでほしい場合は、Facebookを使うのが最適でしょう。
自身の塾の特性を理解し、ターゲットを明確にしてから、利用するSNSツールを決定してください。

SNSツール別 塾教室の集客方法

ここからは、塾教室の集客におすすめのSNSツールを3つ紹介していきます。
自社の特徴やターゲットに合わせて、最適なSNSを選んでください。

Instagram

Instagramは、写真の閲覧・投稿が主体となったSNSです。
Instagramの主な利用年齢は、10~30代。塾教室のターゲットである生徒や、保護者の層と一致しています。
特に生徒層に向けた勉強方法や、ワンポイントアドバイスなどのコンテンツを制作するとよいでしょう。
注意点は、Instagramには、他のSNSのようにシェア機能がついていないことです。情報を拡散するためには、学習塾独自のハッシュタグをつけて投稿しましょう。
また、地域を絞ったハッシュタグをつけると、特定の地域で学習塾を探しているターゲットに見つけてもらいやすくなります。

Facebook

Facebookは、実名登録制のSNS。国内ユーザー数が多いのが特徴です。
Facebookの主な利用年齢層は、30代以降。中高生のお子さんを持つ保護者の方へアプローチする際は、Facebookが適しています。
Facebookでアカウント作成する際は、ビジネス用アカウントとして登録するのがおすすめ。無料でアカウントを作成できます。
Facebookのビジネス用アカウントをおすすめする理由は、検索エンジンの対象となっているからです。つまり、学習塾を探して、インターネット検索している保護者の目に留まりやすいということです。
Facebookの活用で学習塾の集客に成功している事例では、長文のオリジナル記事や受験対策に関する保護者向けの内容など、魅力的なコンテンツを発信しています。
また、ブログやYouTubeなど他媒体への誘導も行い、相乗効果を狙っています。

Twitter

Twitterは、140字以内で短い文章を投稿するSNSです。Twitterの利用年齢層は、10~40代と幅広いのが特徴。
Twitterを利用している学習塾は少なめですが、うまく活用すると自社の情報を広く拡散できます。
Twitterは拡散力が強いSNSツールです。また、リツイートというシェア機能があるので、魅力的なコンテンツを発信すると、自社の認知度が上がります。アンケートやキャンペーンを実施して、自社の認知度アップに努めている学習塾もあります。

塾教室の集客にSNSを活用するリスク

塾教室の集客にSNSを活用する際、いくつかのリスクがあるのも事実です。主な2つのリスクと対策方法について説明します。

  • 運用に手間がかかる

SNSは情報が流れていくツール。頻繁な更新が必要で、運用に手間がかかるのがデメリットの1つです。
SNSの更新を続けるためにおすすめなのが、SNS投稿者を複数人用意しておくことです。1人あたりの負担が減るので、無理なくコンテンツを発信し続けられます。複数人がSNSで発信する際は、投稿する情報や口調がぶれないように注意しましょう。

  • 成果が出るまでに時間がかかる

SNSでの集客を成功させるためには、長期的な運用が必要です。なぜなら、SNSアカウントを認知してもらうのに、一定期間がかかるから。
塾教室のSNSアカウントを早く認知してもらうためには、生徒や保護者にフォローしてもらうように伝えることも有効です。
また、Webサイトなどの他媒体がある場合、相互にリンクを貼って認知度を高める工夫も効果的です。

SNS活用で成功している塾教室の事例

これまで、SNSの選び方や特徴について説明しました。ここからは、実際にSNS活用で成功している塾教室の事例について紹介します。

大手学習塾の河合塾は、Instagramを活用して集客しています。
Instagramで発信している内容は、単語の覚え方などのワンポイントアドバイスや、講師の授業風景動画などです。
各教室ごとのアカウントで訴求しているので、ターゲットとなる近隣の生徒・保護者に対して効果的にPRしています。
また、河合塾はTwitterも有効活用しています。
Twitterでは、講演会などのオンラインイベント情報の紹介や、学習計画の立て方など、自社コンテンツブログへの誘導を主に行っています。
他にも、河合塾のアカウントをフォロー・リツイートした人の中から抽選で問題集をプレゼントするなどの企画も実施。アカウントの認知と拡散のためのキャンペーンを行っています。

また、目黒区にある学習塾 伸学会は、Facebookを活用して集客に成功しています。
学習塾 伸学会のアカウント認知度が高い理由は、頻繁に投稿していることと、保護者層に向けた魅力的なコンテンツを発信していること。
実際の授業風景を写真とともにアップすることで、充実した授業内容が伝わってきます。また、YouTubeにアップしている保護者向け動画への誘導も行っています。
公式LINEへのリンクも貼ってあるので、問い合わせしやすいページ作りに努めています。
SNSツールを運用する際は、入塾に関する問い合わせページへの誘導をスムーズにすることも重要です。

まとめ

今回は、塾教室の集客についてSNSツールの活用が有効な理由と、おすすめツールについて紹介してきました。
SNSは、塾教室の魅力を幅広く伝えられて、低コストで始められる集客方法です。その一方、集客の成果が出るには時間がかかります。
そこで、売上や収入を安定させるために、個人塾の経営と合わせてオンライン家庭教師を行うのもおすすめ。
マナリンクでは、時給3,000円以上と高収入が得られます。生徒からの声を集めた評価制度があり、単価が上がっていくのもポイント。
マナリンクで安定した収入を得ながら、学習塾と両立しませんか?

オンライン家庭教師の働き方ガイド

免責事項

こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。