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非常勤講師の掛け持ちをパターンごとに解説!年収を上げる方法もご紹介!

2021/9/15
非常勤講師の掛け持ちをパターンごとに解説!年収を上げる方法もご紹介!

はじめに

教員へのステップアップ・キャリア形成の重要な鍵となる非常勤講師ですが、非常勤講師のみで生計を立てるのは困難です。非常勤講師の仕事を主軸に置きながら掛け持ちの仕事をこなすとなると、教採の勉強時間が減ってしまったり、生活苦になってしまうかもしれません。そんな非常勤講師の方へ、非常勤講師の掛け持ち事情や掛け持ちで稼げるお仕事についてご紹介します。

非常勤講師は兼業できる?


非常勤講師は副業禁止の制約がなく、担当教科(コマ)のみを受け持つため時間的な余裕もあり、仕事の掛け持ちがしやすいです。非常勤講師と似た職業として例に挙げられる臨時的任用職員(臨任)はフルタイム勤務・副業禁止のため、掛け持ちができるのは非常勤講師ならではのメリットでもあります。

効率よく掛け持ちすることで収入アップが期待でき、教員採用試験に向けて時間の確保が容易になり、教育以外にもさまざまな経験ができるのが魅力です。

【掛け持ちの例】非常勤講師と◯◯

非常勤講師と他の仕事を掛け持ちする場合、以下の3つのパターンに分けられます。

  1. 非常勤講師+非常勤講師
  2. 非常勤講師+教育関係の仕事
  3. 非常勤講師+教育以外の仕事


それぞれの前提条件は以下の通りとします。

  • 1校あたりの勤務する単位数を週3日12コマまでを上限とする
  • 平日5日間稼働
  • 掛け持ちでの通勤時間は30分とする
  • 複数校掛け持ちは2校までとする(3校でやれなくもないが複数学校同士のスケジュール調整が困難)
  • 1コマ(50分)あたりの給与を2,500円とする

参考元:非常勤講師の給料年収や手取り額、初任給を解説!/給料BANK

小・中学校における平日1日あたりの平均授業準備時間数(平成28年度調査)

※フルタイム勤務教員の1日あたりの平均授業時間は小学校4時間・中学校3時間
引用元:教員勤務実態調査(平成28年度)の分析結果及び確定値の公表について

①非常勤講師で複数校を掛け持ちの場合

非常勤講師として複数校を掛け持ちする場合を見ていきましょう。以上の条件を整理していくと、以下のようなスケジュールになります。

2校掛け持ちする場合

  • 1週間に24コマ(2校)
  • 1日あたり4~6コマ(変動あり)
  • 1日で複数校またぐ場合は移動時間が増える
  • 月あたりの給与は単純計算で24コマ×3,000×4週=288,000円


一日をグラフにしてみると、複数校を跨いで忙しそうなイメージとは異なりフリーの時間は確保する余裕がありそうに見えます。しかし、ここで重要なのは「掛け持ちしている学校のスケジュールによって、立て続けに授業しなければならない日が出てくること」「正職員の平均授業時間を大幅に超えており平均よりも多くの授業準備時間を要すること」でしょう。

平均授業準備時間はあくまでフルタイム教員の平均授業時間(小学校4時間・中学校3時間)を元にしているため、掛け持ちで多くのコマを担う場合はこのグラフよりも多くの準備時間が予測されます

また、給与も生活するには困らない金額に見えますが、地域によって非常勤講師は共済や社会保険の加入が難しく、賞与もないため国民健康保険・国民年金を自己負担すると手元に残るお金は少ないです。
手取りで28万円前後もらえていたとしても、平日7~8時間稼働していることになるため、福利厚生が揃っているフルタイム正職員の方がコスパも良いでしょう。

【国民健康保険・国民年金の自己負担額(令和3年度)】
年収300万円・単身者・39歳以下の場合
国民健康保険:一か月あたり17,611円・1年あたり211,338円
国民年金:一か月あたり16,610円・1年あたり199,320円
引用元:国民健康保険料率【全国平均】/国民健康保険
    国民年金保険料/国民年金機構
単純計算で月給を28万円とした場合、国民健康保険の平均額と国民年金の保険料を引くと24万5千円程度になってしまいます。賞与もないため年収に換算すると336万円、そこから41万円引かれてしまうのです。

その他生活費を引いてしまうと、首都圏など賃貸相場の高い地域で一人暮らしをするにはあまり余裕のない金額になってしまいます。また、掛け持ちする学校によっては雇用保険の対象にならないことも注意しましょう。

以上を踏まえ、2校掛け持ちのポイントとして「授業準備で時間的余裕はない」「福利厚生が受けられず自由にできる給与が少ない」「実際に2校ともフルでスケジュール調整することは困難」であることがわかります。

②非常勤講師と教育関係の仕事の場合

もし非常勤講師の仕事と塾(家庭教師)アルバイトを掛け持ちする場合は以下のようなスケジュールになります。

上記スケジュールの場合は週3日10コマ・塾(家庭教師)2コマと仮定した場合のシミュレーションです。
こちらも複数校掛け持ちのパターンと同じくフリーの時間があるようにも見えますが、塾(家庭教師)で働く場合、平日は生徒の来塾時間の兼ね合いで早くても夕方頃からの勤務になってしまい、まとまった自由時間が取れません。そのため空いている平日の2日間塾・家庭教師で目一杯稼働しようとしても夜型の生活になることが予想され、翌日の非常勤講師の勤務に響いてしまう可能性が出てきてしまいます。

続いて給与面を見ていきましょう。

非常勤講師と掛け持ちできる教育系のお仕事と平均時給

  • 塾・予備校講師:1コマ1,500円~
  • 家庭教師:1コマ1,500円~1,800円(地域によって需要・時給の変動あり)
  • オンライン家庭教師:1コマ1,500円~3,000円
  • 採点:1,000円~1,500円(歩合制の場合もあり)
  • 学童指導員:1,000円~

参考元:家庭教師の時給額の相場・平均/家庭教師登録センター
    採点バイトとは?仕事内容、時給、勤務時間やメリット・デメリットを解説/タウンワークマガジン
    学童保育指導員の仕事の年収・時給・給料情報/求人ボックス給料ナビ

  • 給与の目安

非常勤講師の給与(週3日/10コマと仮定)
3コマの日が2日間:3,000円×3コマ×2日=18,000円
4コマの日が1日間:3,000円×4コマ×1日=12,000円
合計週あたり30,000円月あたり120,000円

  • 塾(時給1,500円)

平日非常勤講師ありの日:1,500円×2コマ×3日間=9,000円
平日非常勤講師なしの日:1,500円×6コマ×2日間=18,000円
合計週あたり27,000円→月あたり108,000円

  • 家庭教師(時給1,800円)

平日非常勤講師ありの日:1,800円×2コマ×3日間=10,800円
平日非常勤講師なしの日:1,800円×4コマ×2日間=14,400円
合計週あたり25,200円→月あたり100,800円
※家庭教師の場合は授業間の移動時間を30分と計算

  • オンライン家庭教師(時給3,000円)

平日非常勤講師ありの日:3,000円×2コマ×3日間=18,000円
平日非常勤講師なしの日:3,000円×6コマ×2日間=36,000円
合計週あたり54,000円→月あたり216,000円
※オンライン家庭教師の場合は移動時間がないため塾と同条件にて計算

以上より、非常勤講師と併せて平日フル稼働した場合の収入の比較をしてみましょう。

複数校掛け持ちと同じく非常勤講師は社会保険に入れないことを考慮すると、高単価な仕事を掛け持ちしない限り経済的に苦しいでしょう。
また、塾の場合は1コマあたり60分以上の授業であったりするため非常勤講師と掛け持ちする日は時間効率がどうしても悪くなります。意外にも家庭教師は授業間の移動時間を確保する必要があるため1日に入れられる授業数に限度があります。その点オンライン家庭教師だと移動時間がなく、給与も高単価であるケースが多いため掛け持ちしやすいです。


③非常勤講師と教育以外の仕事の場合

掛け持ちのために時間の融通が利く仕事の例

  • コンビニ・スーパー
  • コールセンター
  • 清掃スタッフ
  • フードデリバリー
  • ポスティング など

日中に非常勤講師をしながら掛け持ちでできるバイトはたくさんありますが、基本的には最低時給の業種が多いので掛け持ちしながらだと経済的に厳しくなってしまいます
また、掛け持ち先のシフトによっては非常勤講師をしながら教員採用試験の試験勉強をする時間の捻出が難しくなる可能性も考えられます。教採までを視野に入れる場合は、やはり掛け持ちする仕事も教育関係を選ぶとスキルアップを図りながら教採に向けて意識を高められるのでおすすめです。

非常勤講師の掛け持ち前に確認すべきこと

非常勤講師掛け持ちの注意点
☑非常勤講師は長期休暇が無給
☑スケジュールは学校に合わせる必要があり管理が大変
☑テスト前等のイレギュラーな出勤に合わせた掛け持ちバイトを探さないといけない
☑学校・掛け持ち先の移動時間を極力最小限に抑える
☑教員採用試験を目指す場合は勉強時間の確保も含めて効率の良い仕事を探す
☑非常勤講師でも社会保険が適用になる学校を探す
☑福利厚生が望めない場合はなるべく高単価な仕事を掛け持ちする

非常勤講師をするには学校の都合に自身を合わせる必要があるため、掛け持ちの仕事選びを間違ってしまうと最悪の場合クビになってしまい生活苦に陥ってしまいます。「国民健康保険・国民年金を支払っても十分生活できる高単価な仕事」「時間の融通が利きやすい
仕事」「教師としてスキルアップできる仕事」を中心に掛け持ちの仕事を探しましょう。

非常勤講師+オンライン家庭教師は相性が良い!


現在、非常勤講師として働きながらオンライン家庭教師を掛け持ちしている鈴木さんにお話をお伺いしました。

ーーなぜオンライン家庭教師になったのかお伺いしてもよろしいですか?
はい。本当に教育が好きで携わっていたくて、なぜ正規の教員から非常勤講師になったかという点は、専門性というか「英語」をもっと教えてきたいっていうのがあったからですね。それで非常勤講師になりましたが、非常勤講師は働く時間が短いので、英語を教えることに関わった何かをしようということで、英会話や家庭教師などの両立できる仕事を探していました。
ただ、「出勤する」となると両立が大変なので、何かオンラインでないかなと思い、「オンライン 家庭教師」で検索してオンライン家庭教師の存在を知りました!
(中略)
ーー家庭教師とその非常勤講師の両立に関して大変なことはありますか?
全くないですね!勤務時間が分かれてるから十分両立は可能です!


鈴木さんのインタビュー全文はこちら↓
「専門的な英語指導を」シンガポールから日本の中高一貫校へ/マナリンク

時給3,000円以上で効率よく兼業しよう!


非常勤講師の最適な掛け持ちの選択肢としておすすめなのが「オンライン家庭教師」です。オンライン家庭教師マナリンクでは、非常勤講師と掛け持ちしやすいポイントが盛りだくさんあります。

  • 通勤時間がない
  • 時給3,000円以上で先生自身が単価設定できる
  • 得意科目での登録OKなので担当教科のスキルアップが狙える
  • 先生が自分自身をアピールでき、ピッタリな生徒さんとマッチングできる
  • 在宅でのお仕事・授業スケジュールを自分で調整でき、自由時間を確保できる
  • マナリンクのみで生計を立てられるので経済的な心配がない
  • 時間を有効活用して教員採用試験の勉強に充てられる

マナリンクでは非常勤講師だけでなく、さまざまな職業と両立している先生が多数在籍しています。マナリンクで充実した教員生活を送りませんか?