薬剤師におすすめの在宅副業とは？オンラインで10万円を稼げる副業まで紹介

働き方改革、また新型コロナウイルスの影響で、「副業解禁」のワードを聞くこの頃。実際に、副業を検討している人はどのくらいいるのでしょうか。厚生労働省が調査した「副業・兼業の現状」では、「副業を希望している雇用者数の変化」が明らかになりました。結果は以下の通りです。


出典元：厚生労働省「副業・兼業の現状」

上記のグラフからわかる通り、副業を希望している雇用者は年々増加しています。また、新型コロナウイルスの影響で、収入が減額した業界・職種などもあり、より副業を希望する方が増加したことは予想できます。さらに、どこでも働ける、身バレするリスクが少ないなどの理由から「完全在宅型副業」が人気です。

完全在宅副業は、薬剤師を含む専門性の高い知識を持っている人が稼ぎやすいのは事実です。そこで、今回は「薬剤師の方向けにおすすめの完全在宅型副業」を紹介します。この記事を読んでいただければ、薬剤師の完全在宅副業の選び方から、薬剤師の副業原則まで理解できます。

薬剤師の完全在宅の副業の求人の選び方

薬剤師が完全副業の副業の求人を検討する際、選ぶポイントは主に3つあります。

「副業がバレやすいのかバレづらいのか」「収入と作業時間のバランス」「収益化するまでの期間」の3つです。

実名を公表しないといけない副業はバレやすくなるため、注意が必要です。また、副業可能な場合でも、作業時間をかなり要すると効率が悪くなってしまいます。さらに、中には収益化するまで時間がかかる副業もあるので、収益化までの目標作業時間を決めて取り掛かると良いでしょう。

プライベートとの両立を考えながら、自分に合った副業を選ぶようにしましょう。

【収入別】薬剤師の経験を活かせる！おすすめ完全在宅副業まとめ

ここからは、収入別に「薬剤師の経験を活かせるおすすめの完全在宅副業」を紹介します。

• 月３万円以下の副業
• 月５万円以下の副標
• 月１０万円以下の副標

それぞれ収入が異なるのはもちろん、働き方や必要な知識、収益化までの時間も異なります。副業を始める際は、本業やプライベートに支障がでないよう、無理のない範囲で進めることが大切です。それぞれ詳しく解説します。

月３万円以下の副業

月3万円以下のおすすめ完全在宅副業は、「ブログ運営」です。

ブログ運営は、実名を公開しなくて良いためバレにくいです。しかし、収益を発生させるまでかなり時間がかかることを覚えておきましょう。ブログで月3万円を稼ぐには、1年以上かかると言われています。また、時給換算すると数十円と言われるのも事実です。

そのため、薬剤師の知識を活かして薬機法に特化したブログを書くのは良いものの、収益化まで時間がかかってしまうため諦めてしまう人が多くいます。作業時間は1記事仕上げるのに、1時間〜2時間と見込まれるでしょう。

その他にも、月3万円以下の在宅副業であれば「フリマサイトでの不用品の販売」や「アンケート回答」などが挙げられます。フリマサイトでの不用品の販売とアンケート回答は、確定申告が不要なため、バレリスクを低くできるのがポイントです。

月５万円以下の副業

月5万円以下のおすすめ完全在宅副業は、「メディカルライター」です。

Webライターは始めやすい副業と言われており、パソコンと文章スキルがあれば副業として成立します。また、薬剤師の知識を活かしてメディカルライティングに特化して活動すれば、単価の高い案件を獲得できるでしょう。

メディカルライターの時給換算は、慣れるまでは500円程ですが、ライティングに慣れれば1,000円〜3,000円程で働けるようになります。作業時間はブログと同様、1記事仕上げるのに、1時間〜2時間と見込むと良いでしょう。

その他にも、月5万円以下の在宅副業であれば、「文字起こし」や「動画編集」などが挙げられます。

月１０万円以下の副業

月10万円以下のおすすめ完全在宅副業は「オンライン家庭教師」です。

オンライン家庭教師は、時給3,000円以上の求人が多数あり、ブログ運営やメディカルライターとは異なり始めた当初から高収入が狙えます。また、完全在宅ワークのため、本業やプライベートとの両立がしやすい点でも人気です。

そのため、週8時間程稼働すれば、オンライン家庭教師の副業で月10万円は見込めます。さらに、ブログ運営やメディカルライターとは異なり、ワードプレスやライティングを1から学ぶ必要はなく、今までの受験や勉強の知識を活かせるのもメリットです。

その他にも、月10万円以下の副業には、「コインパーキング経営」や「不動産投資」などがあります。しかし、どちらも失敗するリスクが高いので、しっかりと知識を身につけてから始めるようにしましょう。

薬剤師は副業禁止？バレないって本当？

薬剤師はそもそも、副業は禁止なのでしょうか。バレずに続ければ良いと思っていても、法律上禁止されていたら、元も子もありません。薬剤師の副業原則をしっかり理解して、バレるリスクを考慮しながら副業を進めるようにしましょう。

薬剤師の副業原則

薬剤師の副業は、基本的には認められています。しかし、「公務員薬剤師」と「管理薬剤師」では副業の法的範囲が異なるため、以下で詳しくご説明します。

　公務員薬剤師

公的医療機関に務める公務員薬剤師は、国家公務員法の規定により「副業は原則禁止」されています。国家公務員法の条項は以下の通りです。

職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。

引用元：国家公務員法 第百三条

職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。

引用元：地方公務員法 三十八条

　管理薬剤師

店舗の責任者にあたる管理薬剤師も、「原則副業禁止」です。医薬品医療機器等法（薬機法）では、以下のような定めがあるからです。

薬局の管理者（第一項の規定により薬局を実地に管理する薬局開設者を含む。次条第一項において同じ。）は、その薬局以外の場所で業として薬局の管理その他薬事に関する実務に従事する者であってはならない。ただし、その薬局の所在地の都道府県知事の許可を受けたときは、この限りでない。

引用元：医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律　第七条

薬機法に定められている「都道府県知事の許可」は、「非常勤で学校薬剤師を勤めている方」「夜間休日に輪番制で調剤薬局に従事する方」「地方の薬局で薬剤師の確保が困難な場合かつ営業時間は外に他の薬局に勤務する方」を指しています。

公務員薬剤師や管理薬剤師で副業が禁止されているにも関わらず、副業を行ってしていることがバレると、最悪の場合「解雇」になる恐れがあります。薬剤師で副業を行いたいなら、公務員薬剤師と管理薬剤師は避けた方が良いでしょう。

薬剤師の副業がバレるリスクとは？

薬剤師の副業がバレるリスクは、主に3つあります。

「人づてに副業していることが職場の人に伝わること」、「確定申告を含む副業の税金関係の申告漏れがあること」、「住民税の通知でバレてしまうこと」の3つです。

ふとした時に、「実は副業しているんだよね」なんて会話をしてしまったら、職場にバレてしまうことはよくあります。副業が解禁されていない公務員薬剤師や管理薬剤師の方は、普段の会話やSNSから慎重になる必要があります。

また、確定申告を含む副業の税金関係の申告漏れは、税務署、市町村、銀行などさまざまな機関が関わっているためバレやすいです。確定申告は、年の収入が20万円を越えた時に必要になります。確定申告を行う期間は2月15日〜3月15日までの1ヶ月間です。確定申告漏れが起きると、本業の会社に通達が行く可能性があるので、十分に注意しましょう。

さらに、住民税の通知は、一番良く起こってしまう副業がバレるパターンです。企業は、住民税を毎月給与天引きして自治体に納付しています。しかし、住民税納付の際、「同期と変わらない給与水準のはずなのに、住民税が高すぎる」「給与収入が複数あることがわかる」などの理由で、副業がバレてしまう可能性があります。

まとめ

今回は、薬剤師で副業を考えている方に向けて、おすすめの完全在宅副業や薬剤師の副業原則を紹介しました。

今回ご紹介したように薬剤師の副業は、基本的に認められているものの、公務員薬剤師や管理薬剤師として勤務している場合は原則禁止です。しかし、働き方改革が国全体で推進されていることもあり、公務員薬剤師や管理薬剤師の方でも、副業ができる未来が近いと言えるでしょう。

また、現在副業が解禁されている薬剤師の方におすすめなのが、月10万円以下の完全在宅副業でおすすめした「オンライン家庭教師」です。オンライン家庭教師の中でも、「オンライン家庭教師のマナリンク」は、初心者の方でも始めやすく稼ぎやすいです。

オンライン家庭教師の特徴は、以下の通りです。

• 指導教科・指導内容・料金・授業日時などを先生自身で設定できる
• 本業やプライベートとの両立がしやすい
• 完全在宅のため、時間の確保がしやすい
• 時給3,000円以上のため、効率良く稼げる（マナリンクへの手数料30%を引いた先生の手取りが時給3,000円以上になります）
• 事前に先生の自己紹介動画を作成するため、相性の不一致や認識のズレを防止できる
• マナリンクの先生同士で勉強会があるため、先生同士の横のつながりが作れる
• ご家庭からの口コミが蓄積するシステム「感謝の声」があり、時給単価を上げやすくなっている
• 宿題が提出されていない場合のリマインダーを、自動で送れるシステムがある
• 独自のチャットアプリで、万が一のトラブルも運営事務局がすぐに対応してくれる

このように、オンライン家庭教師の魅力はさまざまにあり、薬剤師の本業と両立しながらでも効率良く働けます。オンライン家庭教師の働き方にご興味ある方は「オンライン家庭教師の働き方ガイド」にお進みください。