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赤ペン先生の給料ってどのくらい?「添削」スキルが活きる仕事とは!

2022/8/18
赤ペン先生の給料ってどのくらい?「添削」スキルが活きる仕事とは!

赤ペン先生とは?


小学講座・中学講座・高校講座の各テキストに綴じ込まれたペーパーテストを解き返送すると、「赤ペン先生」である指導員が答案を採点・出来具合に応じて勉強のアドバイスなどを赤ペンで記入して送り返してくれるシステムです。
中には添削のみならず、自分が書いたコメントに赤ペン先生が返事をしてくれる場合もあり、そのちょっとした文通のようなやり取りが人気の学習サービスです。

ちなみに同じベネッセコーポレーションが提供する「こどもチャレンジ」にも同様の添削制度が存在し、その場合は「あったかせんせい」から返事がもらえます。
「赤ペン先生」は主に大学院生や主婦が行っている場合が多く、在宅でできるため人気の高い仕事です。

そのため、不定期に募集がかかる時には、倍率がかなり高くなります。
倍率に加え、一定の学力が求められるため採用のハードルはかなり高いです。
また応募条件として、「4年生大学以上の学歴がある」「1年以上継続できる」人が対象となります。

なぜ「1年以上」なのかというと、小学講座の「担任制」において、1年間基本的にそれぞれ一人の先生が担当するからです。
なお、採用後の業務は自宅で行えますが、応募の際は筆記試験・面接・研修があり、会場に出向かなければなりません。
研修だけでも4~5回ほど通う必要があるため、小さい子どものいる方や時間の取れない方には難しく、応募人員は限られます。
「赤ペン先生」は登録商標もされていますが、近年ではクラウドソーシングや求人サイトを経由した、添削代行サービス全体を指して「赤ペン先生」と呼ぶ場合もあります。
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赤ペン先生の給料




さて次に、赤ペン先生の給料について見てみましょう。
赤ペン先生の給料は、かなり個人差があります。

なぜなら、答案1枚ごとに報酬が発生する「完全歩合制」の仕事だからです。
主婦層が多く月収は数万円程度となる場合が多いですが、詳しい規定や金額は非公表です。
また、夏休み時期などは単価がアップする場合もあります。

とにかく数をこなす必要があり、採点スピードに応じた報酬が発生します。
始めたばかり、またはスピーディーな作業ができない方は、時給に換算すると数百円程度が一般的となり、通常のアルバイトよりも稼げないという実態があります。
家庭の事情やタイミングなどによって作業量が調節でき、融通の効く仕事な一方、安定的に高額な給料を見込むことは難しい職業と言えるでしょう。

一番稼いでいる人はどのくらいの給料?


上述したように、赤ペン先生の基本的な報酬は時給数百円程度です。
赤ペン先生以外にも、クラウドソーシングなどを経由し、塾の模試などの添削を行う仕事を掛け持ちするという方法もあります。

操作マニュアルの飲み込みが早く、単純作業をスピーディーにこなすのが得意な人は、
複数社の仕事を掛け持ちし、早い段階で悪くない収入を得ることができます。
赤ペン先生含む添削業で最も稼いでいる人であれば、週3回・1日2時間ほどの業務で月収10万円以上となる場合もあります。

赤ペン先生を本業にすることは可能?


結論からお伝えしますと、可能ではありますがオススメしません。
上述した通り、本業並みの月収を稼げる人材は一握りだからです。

そもそも赤ペン先生は、報酬以外にやりがいを感じられる人に向いている仕事です。
報酬以外のやりがいとは、生徒の成長を実感できることです。
赤ペン先生の主な業務内容は、次の通りです。

添削指導

赤ペン先生のメインのお仕事です。
小中高校生の各講座で、専属で添削指導を行うのが一般的です。

ただ採点するだけではなく、間違っている箇所にアドバイスし、学習をサポートします。
小学講座では、基本的に1~6年生のうち1年間は同じ生徒の担任となり指導します。
小学講座における添削作業はメッセージを書くことが重要となり、生徒に対して適切なアドバイスや促しを言葉にして表現する能力が求められます。
まずメッセージで生徒のモチベーションを高め、学習を継続させることが目的となります。

中学講座では、国語・数学・理科・社会・英語の5教科のうち1つを専属で担当します。
基本的には国語、英語、数学は1年間1人の生徒の担任となるため、責任感が必要です。

高校講座では、中学講座同様に主要5教科から1教科を選びますが、数学であれば、数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学Ⅲなど、より細分化した内容を指導します。
高校講座では難易度がグンと上がるため、研修期間も他の講座より長くなります。

このように、在宅でできる「赤ペン先生」は、求められるスキルやミッションのハードルが高い仕事です。
また、生徒一人ひとりを自分が1年間受け持つことになり、責任感が必要不可欠です。
採用に至るまでも応募・面接・試験・講習を受ける必要があり、採用後も労力の割に報酬が少ない職業と言えます。

しかし、それでも人気がある仕事なのは、やはり生徒との関わりが楽しいからです。
一人の生徒と真剣に向き合うほど、その生徒の考え方ややり方に合わせ、丁寧にメッセージを書いたり指導するようになります。
初めは分からなかった問題が解けるようになったり、勉強嫌いだったのに率先してアドバイスを求めてくるようになったりなど、生徒の成長に立ち会えることは嬉しいものです。

つまり報酬目当てではなく、教育の仕事を希望する人に向いている仕事と言えます。

まとめ


赤ペン先生は倍率が高く、人気のある割に報酬の少ない仕事と言えます。
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赤ペン先生同様、添削や教科指導を通して生徒の成長ややりがいを実感できますよ。
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