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【役に立たない?】日本語教育能力検定試験について難易度や勉強法を解説

2021/9/30
【役に立たない?】日本語教育能力検定試験について難易度や勉強法を解説

はじめに

日本語教師は、国内外で海外の人に接することができる、やりがいあるお仕事として人気があります。外国人に日本語や日本の文化を伝えることができたり、海外で働くこともできるので、外国に関心がある人にはぴったりだと言えるでしょう。
日本語教師になるには複数の道があり、その中のひとつに「日本語教育能力検定試験に合格する」という選択肢が存在します。
この記事では、日本語教育能力検定試験についての難易度やメリット・デメリットについての情報や、本当に資格が役に立つのかをご紹介します。

日本語教育能力検定試験とは?

日本語教師になるためには

  • 大学・大学院にて日本語教育専攻または副専攻
  • 日本語教師養成講座(420時間以上)修了+大学卒業
  • 日本語教育能力検定試験合格
  • 以上のいずれかを満たしていることが条件


参考元:日本語教師になるには?仕事内容や働く魅力・目指す方法まで詳しく解説/ユーキャン

日本語教育能力検定試験とは、日本教育に携わる上で必要になってくる知識を問う検定試験です。
日本語教育能力検定試験に合格することが日本語教師の必須条件ではありませんが、多くの日本語学校では日本語教育能力検定試験合格を条件として掲げており、合格すれば日本語教師として活躍の幅が広がります。

日本語教育能力検定試験の詳細情報

  • 受験資格に制限なし(学歴など)
  • 試験頻度は1年に1回(10月頃)
  • 受験の申し込み期間は毎年7月~8月頃
  • 受験料は14,500円(税込)
  • 試験会場は北海道 、東北(宮城)、関東(東京)、 中部(愛知)、 近畿(大阪、兵庫)、中国(岡山)、九州(福岡)


参考元:日本語教育能力検定試験/公益財団法人日本国際教育支援協会

試験会場は各地方に1会場以上あります。試験の頻度が1年に1回しかないため、不合格になってしまうとまた来年受験しなければならず、やや不便だと言えるでしょう。
受験資格に制限はないため、どのような学歴でも教壇に立てる職業です。

日本語教育能力検定試験の難易度と合格率


日本語教育能力検定試験応募者と合格者の推移(直近10年間)

出典:令和2年度日本語教育能力検定試験結果の概要(pdf)/公益財団法人日本国際教育支援協会

日本語教育能力検定試験の受験者数は近年増加傾向にありますが、過去10年間の合格率はいずれも3割に届いていません。
他の資格試験等と比較しても、合格率が高いとは言えません。そのため、日本語教育能力検定試験は合格難易度の高い試験だと言えます。

試験科目と必要な勉強時間

日本語教育能力検定試験の合格率の低さには、出題範囲の広さが要因のひとつとして考えられます。

日本語教育能力検定試験の出題範囲

  • 社会・文化・地域
  • 言語と社会
  • 言語と心理
  • 言語と教育
  • 言語一般
  • リスニングテストあり


※上記5つの領域から、更に複数項目に細分化される

出典:出題範囲等/公益財団法人日本国際教育支援協会

上記の広い出題範囲をカバーし、正答率7割を超えなければ合格できません。1年に1回きりの試験なので、勉強を始めるのが早ければ早いほどたっぷり勉強時間を確保できますが、不合格になってしまうとまた翌年のチャレンジとなってしまうため、計画的に勉強計画を立てる必要があります。

独学も可能?

独学可能です。テキストや過去問は書店にて買い求められます。過去問の分析や頻出分野を反復して勉強し、試験範囲をまんべんなく対策しましょう。

独学で合格した人は250~300時間以上程度を目安に勉強計画を立て、戦略的に勉強しています。少し勉強をしただけでは広い出題範囲を網羅できないため、独学の人ほど早い段階から勉強に取り組みましょう。できれば試験日まで半年以上余裕を持って勉強を始めるのがおすすめです。

独学が難しい人で大卒資格を持っている人は、後述の日本語教師養成講座(420時間以上)を受ける手があります。半年間のプログラムなので、独学で日本語教育能力検定試験を受けるか講座に申し込んで受講するのかは早めに比較検討しておくと安心です。

日本語教育能力検定試験のメリット・デメリット

メリット

  • 大卒じゃなくても日本語教師になれる
  • 就職の選択肢が増える



デメリット

  • 合格難度が高い
  • 日本語の知識は付くが実践的なことが学べない
  • 試験合格だけでは就職できない日本語学校もある
  • 合格しても就職できず役に立たないかもしれない


日本語教師養成講座(420時間以上)とどちらがお得?

日本語教師になるための条件のひとつに「日本語教師養成講座(420時間以上)修了+大学卒業」が挙げられます。大卒以上の人がこの講習を受けることで日本語教育能力検定試験に合格しなくても日本語教師として働く資格を得ることができるため、独学が難しい人は講習を受ける人も多いです。

大学卒業している人で日本語教師になりたい方の中には、日本語教育能力検定試験と420時間の日本語教師養成講座どちらを受けるかで悩む方も多いでしょう。

日本語教育能力検定試験と420時間以上の日本語教師養成講座の比較は以下の通りです。

参考元:日本語教育能力検定試験とは?受検するメリット・試験内容・難易度などを紹介/Manap

いずれも半年程度の勉強期間を確保せねばなりません。
「自分が独学に向いているのか」「費用をどれだけかけられるか(抑えたいか)」「指導等、実践的な勉強をしたいか」に重点を置いて検討していくとよいでしょう。

資格が役に立たない?日本語教師の現状


日本語教育能力検定試験は本当に「役に立つ資格」かつ「コスパが良い」と言えるのでしょうか?日本語教育能力検定試験にかける勉強時間や合格難易度を考慮すると、合格後のリターンが大きくなければ割に合いません。
合格後の大きな目標として挙げられる「日本語教師として働く」という観点で、日本語教育能力検定試験が難易度の割に役に立つのかを考えてみましょう。

日本語教師の待遇

  • 日本語教師の8割超がボランティア・非常勤講師

無給で働くボランティアも多く、非常勤講師の場合は正社員並みの賃金はもらえない。

  • 正職員の椅子が少なく、多忙

日本語教師全体に対する正職員の割合が1割超しかおらず、就職難易度が高い。
激務になる傾向があり、賃金は年間300万円程度。

  • 日本語学校の施設が減少傾向にある

日本語学校の施設数が減少傾向にあり、将来的にどうなるのか読めない。

参考元:日本語教師の給料が低い理由/jegs
    国内の日本語教育の概要/文化庁国語課

もちろん、日本語教育能力検定試験は日本語教師になるためだけの試験ではないため、日本語教育に関わるさまざまなことに知識として役立つのは確かです。
しかし「日本語教育能力検定試験が役に立たない」と言われる所以のひとつとして、日本語教師の現状が大きく影響しています。

日本語教師の待遇に関する詳細はこちらの記事から↓
日本語教師はやめたほうがよいと言われるデメリットを全て解決する方法/マナリンクTeachers

副収入を得ながら日本語教育能力検定試験の勉強をする

日本語教師は異文化交流しながら外国人に日本語や日本の良さを伝えたり、生徒のサポートをできる素敵なお仕事です。
日本語教育能力検定試験の勉強時間を確保するための副収入源として、また、合格後に万が一日本語学校の正職員として就職できなかった場合の保険として、オンライン家庭教師がおすすめです。

日本語教育能力検定試験のデメリットとして「実践的な勉強ができない」ことがよく挙げられます。
知識中心の勉強となってしまうため、いざ教育現場で実践となると「指導」という観点で困ってしまう人が多く、日本語教育能力検定試験の勉強と並行して指導に慣れておくことが望ましいでしょう。

オンライン家庭教師であれば本業や勉強時間を圧迫することなく、在宅で生徒を受け持ち、日本語(国語)の指導に当たったり、英語の指導で自身の英語の能力も上達させられるため、指導経験を効率良く積めるのです。

日本語教師以外にも教える道はある

日本語教育能力検定試験が役に立たない、コスパが悪い、勉強時間を捻出できないからと言って、指導者の道を諦める必要はありません。

前述のオンライン家庭教師として指導経験を積みながら日本語教育の勉強をしたり、海外で個人的に日本語教室を開いたりと、人に日本語を教える仕事はたくさんあります。
日本語教育能力検定試験以外にも視野を広げて、自身の最終的な目標を叶えられるようさまざまな道を探りましょう。

オンライン家庭教師マナリンクのおすすめポイント

  • 完全在宅なので勉強時間を確保できます!
  • 時給3,000円~ご自身で設定可能!効率よく稼いで勉強時間を捻出できます。
  • 得意科目のみの指導OK!授業準備時間を最低限にできます。
  • 継続するほどキャリアアップ!ご家庭から感謝の声(口コミ)が届く仕組みになっており、評価が多くなるほど単価があげやすくなったり、生徒がつきやすくなります。
  • 先生としての経験を積める!日本語教師を目指しながら現場での指導を経験できます。
  • 本業としても稼げる!日本語教師としてのお仕事がなくても指導に携われます。


まとめ

日本語教師になるためには3つの道があり、いずれかを満たすことで日本語学校で勤務できます。学歴を問わない手段としては日本語教育能力検定試験に合格する必要がありますが、合格率が低いため、難易度の割に役に立たないと考える人も少なくありません。

日本語教師になるために、自分にはどのようなルートが最適なのか、日本語教師になる以外にも日本語を教える道はないのか等を考え、視野を広げて検討することをおすすめします。

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