塾講師で需要のある科目まとめ!1科目かつ需要の少ない科目でも人気講師になる方法
はじめに
副業で塾講師を始めようかと検討している社会人の方に向けて、塾で教えられる教科にはどんな教科があるか、その中でも需要があるのはどんな教科か、複数科目担当は必須なのかなどについてご説明します。ぜひ、ご一読ください。
塾で教えられる教科
まず、塾によって教えられる教科は違うことを念頭に置いてください。その上で、主要な教科、珍しい教科についてご説明します。
主要な教科
どの塾も、中学生対象の場合、やはり英語と数学を基本としています。なぜなら、この2教科は言うまでもなく、文系、理系のそれぞれの大黒柱であり、前の単元を理解していないとわからないところがどんどん増えて、取り返しのつかないことになってしまう教科だからです。
2つのうちでも特に数学は、生徒が自分の力で理解するより、ポイントを絞ってプロの指導者がわかりやすく教えることで理解が進むことがよくあります。生徒がつまずきやすく、指導の仕方によってレベルアップを図りやすい教科であるため、数学を主要教科としている塾が多いです。
部活や中学生活に慣れるため、中学1年生のうちは週に2日、数学と英語を受講する形が一番オーソドックスです。他の国語・理科・社会については、夏期講習など特別講習でカバーが可能です。
中学受験を目指す場合、国語・算数・理科・社会の4教科をまんべんなく勉強する必要があります。よって、4教科全てが主要教科だと言えるでしょう。ただ、志望校によっては、国語・算数のみでいいところもあるので、生徒が希望する学校によって、指導教科がかわることも覚えておいてください。
珍しい教科
先述した通り、中学生対象の場合、英語・数学がメインとなり、国語・社会・理科はそれ以外の教科となる場合が多いです。ただ、国語の文法を基礎から教えてほしい、歴史の流れについてわかりやすく説明してほしい、理科の分野の中でも暗記範囲の「動物」や「植物」の範囲は好きだけれど、論理的思考力が試される物理分野が嫌いなので、簡単に解けるコツを教えてほしいなどという要望もあるでしょう。
塾側は、そういう要望に対して、個別指導などを使って対応します。また、特別講習を使ってカバーすることも考えられます。
塾によっては、主要5教科以外の副教科、具体的には技術家庭、保健体育、音楽などの「補助教科勉強会」を開いているところもあります。しかしながら、あくまでこれは「臨時勉強会」で、レギュラーの授業として開講しているわけではありません。また、「公立中高一貫校受験対策コース」と銘打って、作文や記述問題対策力を入れている塾もあります。
担当教科は選べるのか
ズバリ、担当教科を選ぶことは可能でしょう。どこの塾も大抵の場合、英語・数学がメインになることが多いです。よって、英語・数学のいずれかを指導できるなら、採用してもらえる可能性は高いです。もちろん、両方得意に越したことはないですが、どちらかが得意でどちらかが苦手なら、面接の際きちんと伝えておきましょう。
英語と数学以外の教科に関しても、同様です。不得意教科を伝えておらず、採用後実際に授業をすることになった時、わからないと脂汗をかくことになり、困るのは講師本人です。塾に不得意であることを伝えておけば、生徒さんの学力向上の妨げになり、塾にとっても不利益を被るので、講師に無理やり苦手な科目を担当させることはないでしょう。
複数科目担当は必須?
必須というわけではありませんが、総合的な指導力を求める塾も中にはあります。入試では、通常複数の教科が必要です。そのため、試験に合格するには、各教科バランスよく点数をとることが求められます。特に個別指導の場合、1人の生徒の成績をトータル的に上げることが目的となります。よって、例えば社会と数学が苦手な生徒の場合、限られた時間のうち、どれだけの時間を社会に使い、また同じくどれだけの時間を数学に費やせば良いか、全体を見て時間配分を考える必要があります。それを1人の講師が担当することで、他の講師といちいちすり合わせて確認しつつ授業を進める手間がなくなります。効率よく、成績アップが図れます。
反対に、特定の教科に特化していれば、それで十分だという塾もあります。特に数学・英語といった主要教科の知識が豊富で、指導経験もあれば、採用してもらえるパターンもあります。その時々の求人によってかわる場合もあるので、副業として塾の講師を始めようと考えているなら、常にアンテナを張り巡らしておく必要があります。
科目を絞ることのデメリット
自分の得意科目に絞ると、あえて勉強する必要もなく、また授業準備の時間も減ることが予想されます。生徒にとっても、講師の得意科目をわかりやすく教えてもらえることで、理解が進むというメリットがあります。
ただ、今回取り上げているのは正社員ではないため、担当した時間と収入が比例する可能性があります。つまりこれは、科目を絞ることでコマ数が減り、大半の塾がコマ給で支払われるため、それに伴って収入も減ることを意味します。少ないコマ数で経験を重ね、徐々に増やしていければいいと考えている方にとっては良いですが、最初からそれなりの収入を期待する人には、これは大きなデメリットです。
科目別の需要
先に述べた通り、英語と数学は受験の際に非常に重要な教科なので、どこの塾であっても大きな需要があります。しかしながら、それは周知の事実で応募者も多いため、一概に需要が高い科目が、アルバイト採用率の高い科目だとは言い切れません。
まず、5教科の中で最も需要があるのが、数学です。答えを見れば解答はわかるものの、どうしたらそこにたどり着けるかわからず、悶々としている生徒は多いです。講師から少しヒントをもらうだけで理解できるようになることも多く、一番成果を感じやすい教科だとも言えます。
次は英語です。英語は受験の際に必要になるのはもちろんのこと、唯一文系でも理系でも将来長きにわたって活用が求められる、重要科目です。そのあと、計算分野がある理科、解き方のコツさえつかめば高得点が狙える国語、暗記分野が多い社会と続きます。
先述しましたが、需要が高い教科だからといって、採用率が上がるとは限りません。
1科目のみで塾講師になる方法
1科目のみで塾講師になる方法としては、まず教科専門の塾を選ぶことが考えられます。数学を専門に、学校の授業対策、あるいは受験対策、数検や数学オリンピックなどの大会対策を盛り込んだ、数学塾というものがあります。
また、英語を専門に、定期テスト対策、受験対策、英検やTOEICなどの資格試験対策、英会話力の向上など色んな目的達成を目標とした、英語塾もあります。さらには、間違った勉強法を矯正して、国語の正しい勉強法を教えてくれる、国語塾も人気です。これら教科専門塾の講師になれば、指導教科は1教科で済みます。
また、比較的規模が大きく、指導教科の希望を聞いてくれる塾なら、1教科のみでOKの場合もあります。
1科目のみ・需要のない科目でも塾講師になる方法
他にも、1科目のみで、しかも需要のない科目でも、塾講師になる方法があります。例えば社会のような、対面で需要のない教科であっても、市場を世界に拡大すれば、必ず需要はあります。逆に社会に特化して授業をしてくれる塾があまりないため、人気が出ることもあるでしょう。
つまり、オンライン家庭教師という道を選択することにより、市場を広げれば、1科目であっても、対面で人気がない教科でも、生徒がつく可能性があるといえます。国内にとどまらず、国外の生徒さんを多く抱え、実際に大活躍している先生もいます。
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オンライン家庭教師マナリンクとは
副業で塾講師を始めようか検討している社会人のために、改めてオンライン家庭教師という選択肢を提案します。オンライン家庭教師なら、通勤時間は0時間です。ZoomやSkypeを使ってオンラインで手軽に指導ができるので、忙しい社会人の方にピッタリです。市場が世界になるので、数学や英語といったメジャーな教科でなくとも、需要はあります。
しかも、オンライン家庭教師マナリンクなら、指導教科のみならず、指導分野まで自分で設定できます。また、「小論文添削コース」など、教科以外の指導コースも出せるので、担当コースを拡大することも可能です。自分の得意な分野の指導であれば、より質の良い内容の授業が提供できるのはもちろんのこと、予習時間が短縮でき、効率がよい点もポイントです。
さらにマナリンクなら、自己紹介動画や先生用ブログで自分をアピールして売り出すこともできます。いくら自分が提供する授業に自信があっても、上手くアピールできなければ、生徒を獲得することはできません。それを自分自身で工夫できる自由さが、マナリンクにはあります。
また、時給3,000円以上という点も魅力です。通勤時間がかからない上、自分の好きな分野の指導で準備時間も短縮できるのに、これだけの金額稼げるとなると、かなり効率が良い副業だといえるでしょう。
まとめ
塾によって例外はあるものの、大抵の塾が英語と数学を主要教科としています。それらの指導ができるに越したことはないですが、英語と数学を含めできない教科は、採用の段階で塾側に伝えることが必要です。ただし、教科を絞ることはコマ数が減ることに直結し、収入が減る可能性があることを覚えておいてください。また、英語と数学は確かにどこの塾であっても需要は高いですが、それだけ応募者も多いため、アルバイト採用率が上がるとも限らないこともポイントです。
そこで、オンライン家庭教師という働き方を提案しました。オンライン家庭教師マナリンクなら、指導教科、指導分野、料金を自分で設定できます。自己紹介動画などで自分をアピールすることによって、コマ数を増やすことが可能です。その時、社会などの対面では需要が少ない教科を選択することにより、逆に生徒が集まることがあります。
マナリンクでは、本当に自分が教えたい教科・分野を選べます。かつ、時給3,000円以上としっかり稼げる点もメリットです。ぜひ選択肢の1つに加えてみてください。
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こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。