マナリンク特別勉強会!後日レポート#01
いつもお世話になっております。マナリンク運営局です。
マナリンクでは、オンライン授業の質をさらに上げるための情報や意見交換の場としてマナリンクの先生方限定で特別勉強会を行っています!
今回のマナリンク勉強会では、かずみ先生に講師としてお話をしていただきました。その一部をご紹介していきます。
かずみ先生による、本契約につなげる!無料体験授業
かずみ先生は、お問い合わせがあった瞬間から本契約を見据えてご家庭と関わりを持っておられます。生徒様にとっても、ご家庭にとっても、「かずみ先生にお願いしたい!」と言ってもらえるよう、様々工夫をされており、そのポイントを熱心にお話しいただきました!
かずみ先生の勉強会でわかること
- お問い合わせから無料体験授業までの準備
- 無料体験授業までに説明、連絡すべきこと
- 無料体験授業の内容と押さえたいポイント3つ!
- 授業報告後のフォローには3つの要素を入れる!
お問い合わせから無料体験授業までの準備
基本的には、お問い合わせがあった時には「即返し!」をします。
多くのご家庭は、同じような先生の同じようなコースを複数検討されています。
だからこそ、早く承諾をして、やりとりをする!ということは負けたくないです!
事前に確認すること
お問い合わせにいろいろなことを書いていただいておりますが、生徒様の現状を確認いたします。
生徒様の現状がわかって、これからの目標や計画が立てられるようになります。
だからこそ初めは、
- 直近の模試の結果
- 最近受けたテストの解答のようす
- 志望校 など
をできれば教えてもらうようにしています。
模試やテストの結果を聞くことで、どういったことで生徒様がつまずいてしまったのかというところを把握することができます。
また志望校を知ることで、倍率や過去問など、大学の情報を事前に調べることができます。
そこからはじめて生徒様にあった計画を立てることができます。
無料体験授業までに説明、連絡すべきこと
無料体験授業前までに、以下のことを説明します。
- 無料体験授業の時間配分
- マナリンクのシステム機能について
- ご家庭の通信、資料の送り方について
無料体験授業では「授業は⚪︎分、その後話をさせてもらいたいので⚪︎分面談で・・・」とお伝えをします。
またマナリンクのシステムについても、「カレンダーからZoomのURLが見れますよ」という基本的な操作をお伝えをしています。
また実際にどうやって授業を行うのかを話したり、ご家庭の環境的にどんな方法で進めていくのかがいいのかだったりを説明します。
そもそもご家庭とは密に連絡しておくべきだと思っています。
できるだけ毎日連絡を取るようにしています。話題はどんなものでも構いません。
1日、2日空けてしまうとその間に他の人と体験授業をするかもしれない、契約してしまうかもしれないので、「私がいますよ!」ということを常にアピールしています。
よくお話しすることは、いただいた情報から、生徒様がどんな性格かどんなところでつまずいてしまったかということを保護者様に伝えます。
本契約の決定権を握っているのは、保護者様です。
その保護者様が体験授業に同席してくださるかどうかが大切になってきます。
無料体験授業の日に成約をしてもらうためにも、体験授業前に保護様と密に連絡をとっていただき、無料体験授業に同席してくださることが大切だと思います。
無料体験授業の内容と押さえたいポイント3つ!
実際に模擬授業を実施して、授業のポイントをお伝えいただきました!
無料体験授業で注意するポイントは大きく3つあります。
オンライン授業はワイプ芸!
相手の反応を真正面で見えることが、オンライン家庭教師の特徴の一つだと考えています。
逃げ隠れできない状況だからこそ、大袈裟にリアクションをして伝えています。
リアクションを大きくすること、常に動くこと、髪を振り乱しながら反応すると、集中して見てくれるようになります!
発言ではなく、発話をする!
発話をすることで、生徒様の状況を確認します。
例えば、説明する力があるかどうかをみたりします。
「〜を説明してみて」というと「なんとなく」と答える生徒様多いです。
生徒様に原因、理由、どこからそう思ったかなどを聞いて、答えられなかったことを中心にこれからの授業を組み立てていきます。話しながら、データ収集をしています!
はじめから真面目な話はせず、たくさんの伏線をはっておく!
最初から授業の真面目な話を聞いてくれる人って少ないと思っています。
だからこそ、興味関心がある話題や知っていることと学習を結びつけた話をして、実は学習にもつながっているんだよという流れを大切にしています。
例えば、国語が苦手な生徒様に対して、
かずみ先生「携帯持ってる?携帯がなくなっちゃったってなったらどこから探す?」
生徒「ポケット!」
かずみ先生「ポケットにもない!ってなったら?」
生徒「来た道をもう一回戻って確かめるかな・・・」
かずみ先生「戻って確かめるっていいね、来た道を戻って、そういえばコンビニ寄ったかな?とか、あそこの道通ったよなとか遡ってくよね。それって実は国語の読み取りの問題の考えた方と一緒なんだよ。国語で求められている答えを探すときには文章を遡って・・・」
こういったお話を入れることで、ほかほかした状態で授業ができるようにしています。
授業報告後のフォローには3つの要素を入れる!
授業報告は、必ず文章で送るようにしています!
保護者様が無料体験授業に参加されていたとしても、必ず文字で授業報告をもう一度送るようしています。
①生徒様の様子を素直に書き入れる!
授業報告で大切にしていることは、必ず素直な意見を書くようにしています。
「こういった質問をした時は、〜と答えていました。」「こういった問題では、〜と考えていました。」と授業であった反応を素直に書いています。
そこからプラスして、「だから〜といった勉強をこれからしていきます。」「⚪︎⚪︎はできているから、ここはもっと伸ばしてあげたいです。」と生徒様の成長につながることを分けて書くようにしています。
決して、今日授業で行った内容だけではなくて、生徒様がその時どうやって問題に取り組んだのかということを必ず入れるようにしています。
授業報告はゲーム実況と同じです。
どのようなアプローチをして、どう問題を乗り越えたかというところを入れることを意識しています。
もちろんその中には、休憩をして雑談をすることもあります。
その内容もご家庭に伝えると、思春期真っ只中の生徒様をもつ保護者様は「先生にはそんなこと話してるんですね、次〜聞いてもらえないですか?」と話を聞く担い手になることもあります。
無料体験でそこまでいくと、次の本授業につながりやすいですよね。
だからこそ、生徒様が言ったこと、したことは事細かに書くようにしています。
②次のとっかかりを決める!
GW、夏休みだけやってみませんか?お試しで別の単元、分野やってみませんか?と1回で終わらないように、次のお誘いをします。
いきなり月額コースのお誘いをするとハードルが高いと思われるご家庭もあるので、短期的にできるよう、お話をしています。
③次回の予定を決める!
皆さんは、次回の予定を決める際に、自分の予定を先に伝えていたりしませんか?
そうすると、相手が断る理由ができてしまうんです。絶対に自分の予定を言うことはありません。
ご家庭から、情報をできるだけ引き出してもらうことを大切にしています。
ご家庭からの予定にできるだけ合わせられるように私が動く方が、確実に次回の予定を獲得することができます!
そして最後に、生徒様、保護者様と次回の授業について話をしてみたり、どうやって私を見つけてくれたのかだったりをお話ししてほかほかの状態で終わるようにしております。
その後も密に連絡を取り合い、無料体験授業だけで終わらないように繋がりを持ち続けています。
質疑応答
貴重な話をありがとうございました!非公開のコースやお試コースとして色々なコースを、ご家庭にご紹介しているとお話をされていましたが、具体的にどんなコースをご準備されていますか?
生徒様のニーズに合わせて、専用コースを作ることがあります。その場で生徒様のニーズを聞いて、その場で一人一人にあったコースを作るようにしています。 例えば指導回数など、5回だと多い人だといますので、3回に減らしたりしています。また非公開のコースですとコースの名前に、生徒様のお名前を入れてると喜んでもらえます。保護者様から生徒様の写真をいただいて載せたりもするんですけど、すごく喜んでもらって好評です!
ホワイトボードと先生の画面を使って授業をされるといわれていましたが、具体的にはどのように授業されているんですか?また教材の準備はご家庭にどのようにしてもらっているんですか?
私はあえて、実際のホワイトボードを使っています。手書きでしていると、一度生徒様から目線を外すことになりますよね。そうすると生徒様にとっても少し息抜きじゃないですが、リラックスしていただけるので、あえてこの形を取るようにしています。 教材については、プリントアウトして用意いただけると嬉しいです!とお伝えはいたしますが、タブレットを使ったりもしています。ご家庭の環境に合わせて対応ができるようにしています。紙が見やすい、画面の方が見やすいというのも生徒様の好き嫌いがありますので、どんなやり方でも対応できるような力を身につけています。
内容の濃いお話しで、良い刺激をいただきました。小中学生から高校生浪人生を対応していただいておられると思いますが、それぞれ気をつけてご指導いただいていますでしょうか?
小学生や中学生は学年が違っても、最終的な到達地点は大学受験としています。小学生でも、「共通テストではこんな問題が出るよ、だからここまでできるようになろうね」と伝えています。いろいろな人生があるけれど、大学に行きたいなら、どの段階からでも意識をさせています。 高校生になると入試の先を見据えて話をしています。社会に出ると、コミュニケーションを取らないといけない。そのためには簡潔に物事を伝えないといけない。だから話せるようになるためにも、記述の能力を高めていかないといけないね!と言う話をしています。 小学生でも、高校生でも、すごく先の社会に出たことを見据えて、今の段階で頑張るべきことを伝えるようにしています。
分かりました。ありがとうございます。想定していた答えとは全く違いました。学年ごとに違うところがこうだといって決めつけるのではなく、統一理論があるということで、先を見据えて走らせるというところですね。予想を遥かに超える新鮮な回答でした。
ありがとうございます。第1回目のマナリンク勉強会ということで、本日はかずみ先生に発表していただきました。 マナリンクの方向性としては教育の一貫で刺激になることが学べるプラットフォームとしても目指しているので、早速無料体験授業に向けて、今回の勉強会の内容を活かしていただければと思います。 かずみ先生、ありがとうございました。 多くの先生方も、ご参加いただきありがとうございました。 また次回も予定しておりますので、奮ってご参加ください。
免責事項
こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。