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先輩インタビュー

大学院での研究分野を活かせるお仕事!

2021年5月18日
大学院での研究分野を活かせるお仕事!

大学院博士課程後期課程で、日本近現代文学を研究されている太田先生に、大学院の研究と両立できるお仕事について詳しく伺いました!

オンライン家庭教師を始めたきっかけ

ーー本日はよろしくお願いします!まず、オンライン家庭教師をはじめたきっかけを伺ってもよろしいですか?

私は、今年博士後期課程に進学しました。博士後期課程というのは、学会発表や論文発表をすることで、研究者としてスタートする場所です。そこで認められ、博士論文を提出することが出来れば卒業という流れになっております。しかし研究に打ち込まなければならない反面、一人暮らしをしているのでやはり仕事もしないと生活できないというところで仕事を探していました。研究内容と仕事内容と重なる仕事が良いなと思い、探していたところオンライン家庭教師という仕事を見つけました。

現在の生活

ーーオンライン家庭教師の他にアルバイトはされていますか?

美術館でのアルバイトと大学院でティーチングアシスタントをしています。美術館の仕事は、緊急事態宣言が出るとお休みになりますが、通常は1週間に1回勤務があります。仕事内容としては、展示の内容を案内してまわったり、学芸員の方が研究されたものを読んで説明したり、美術館のブログを書いたりしています。美術館のアルバイトは知識が増えたり学芸員のお仕事を間近で見られるだけでなく、文章を書く練習にもなっているので、研究に役立っています。研究成果を展示として公開する現場に、少しでも関わり、学ぶことが出来ることは、自分の将来を考える上でもとても良いなと思って仕事をしています。

ティーチングアシスタントの時間は、研究をすることができるので、研究しながら生活費を稼がなければならない学生にとってありがたいお仕事だと思います。

ーーアルバイトは大学院の研究に関わるものを選ばれていますが、研究分野とアルバイトの分野を合わせることにどのようなメリットを感じていますか?

マナリンクでも、研究内容と近い内容を取り扱っていますが、授業を行う際に、自分の研究の方法を用いると、わかりやすく説明できることは多々あります。研究のために読んでいた本の内容も、授業で豆知識を混えることに役立っていると感じることがあります。反対に、文学研究をする際に、評論文を教える際に得た知識が手がかりになることもあります。
研究分野とアルバイトの分野が重なると、同じ知識を様々な方法でアウトプットできるのが良いです。限られた時間を有効に使うことができますし、双方向にいい効果が出るのではないかと思っています。

ーー研究とオンライン家庭教師の両立は難しいですか?

今のところ、両立が大変だと思うことはないです。
相乗効果もあり、うまく両立できています。ただ現代文を教えていると古典を教えてほしいと言われることがあります。
現代文は、日頃使っている言葉とほとんど同じであるため、どうせなら、古典を習いたいという考えが、染み付いている可能性があるな、と感じます。しかし、まず、現代の言葉で書かれた書き言葉を正確に読むことが出来る(これは、出来ていると勘違いしてしまうので、本当にトレーニングが必要です。)ようになってから、古典という、半分外国語のような(古典常識や、単語を覚える必要がある。)言葉で紡ぎ出された文章に取り組めば、もっと学習がしやすくなり、点数も伸びるのにな、と考えます。古典は、暗記する部分が多く、それを怠ると、そもそも読めないという問題もあります。
そのため、自宅での学習にも介入しなければ、点数が上がらない可能性があると危惧しています。
このような考えがあり、古典は、長期的に担当する場合や、受験に直結する場合はお断りすることがあります。もちろん時間を割けば、現代文以外も担当することはできますが、メインは大学院での研究なので、研究がおろそかにならないように自分でバランスをとって進めていく必要はあると思っています。

オンライン家庭教師をはじめて変わったこと

(オンライン授業中の一コマ)

ーーオンライン家庭教師をはじめて変わったことはありますか?

今年、博士課程後期に入学したこともあり周囲の環境の変化が大きい1年でしたので、オンライン家庭教師による生活の変化が見えにくかったとは思いますが、以前のアルバイトと比べると、ネット環境さえあればどこからでも仕事ができるので帰省や引越しの際の負担がなくなったことが変わったなと感じています。身軽になり、スケジュールが立てやすくなりました。

ーーオンライン家庭教師の良いところは何ですか?

対面の塾講師の場合、移動時間など前後の時間を確保しないといけないので、研究がメインの私の生活の場合、時間の面でかなりメリットを感じています。将来的に研究職についたとしても効率の良いオンライン家庭教師であれば続けられると思っています。働き方に関して言えば、「プラスはあってもマイナス要素がない」と言えると思います。


ーーオンライン家庭教師をはじめて収入面での違いは感じますか?

今のところ定期的に授業を担当させていただいている生徒さんは2名なので、劇的な変化はまだ感じることができていないのですが、いただいているお給料に対しての拘束時間が短いですし、自らの勉強にも繋がるので、かなり良いなと思っています。

オンライン家庭教師の大変なところ

(オンライン授業で普段使われている機材)


ーーオンラン家庭教師で大変なことはありますか?

最初の授業では、まだ生徒さんのことがわからない状態で今後の学習計画を立てるので、1、2回目の授業は特に授業準備の時間がより多く必要になります。無料体験が1回までなら講師側にも負担はまだ少ないのですが、ご家庭がまだ決められず、その後体験授業が続いてしまった場合は、オンライン家庭教師に限りませんが難しい部分がありますね。

ーー他に大変な部分はありますか?

授業の質がネット環境に依存してしまう点ですね。授業の場所だけでなくテキストもPDFで完結できるので、オンラインであることは私にとってメリットではあります。どこでも授業ができるのは、講師だけでなく生徒さんにとっても良い点だとは思いますが、以前、ネット環境が弱い状況の組み合わせが重なり、スムーズに授業が進められなくて困ったことがあります。

ーー先生側がネット環境に配慮することは基本ですが、生徒さん側もネット環境を整えておかなければ授業が成立しにくいということですね。おっしゃる通りですね。

大学院生とオンライン家庭教師

(休日の一コマ)


ーー太田先生としては、大学院生とオンライン家庭教師は相性は良いと感じますか?

博士後期課程の学生であればある程度研究対象がまとまってきていると思うので、時間にも少し余裕があると思います。ですので、十分両立ができると思います。また専門に特化して研究している方が、それらを踏まえて教えるのは学生側も生徒さん側にとっても良いと思います。

ただ、修士課程の段階では研究内容を勉強しながら、卒業後就職するのか進学して専門分野に行くのか悩むべきだと思うので、その段階でオンライン家庭教師をはじめてしまうと自分の人生について考える時間が少なくなったり、生徒さんを長期間受けもつことも難しかったりすると思います。

ーーそうですね。修士課程は2年間なので勉強して就活もしてと考えると、あっという間に学生期間が終わってしまいますね。

マナリンクについて

自分で指導コースの内容を考えて決め、また値段設定もできるところが良いです。今まで家庭教師をやっていた頃に感じていたことなのですが、準備時間や指導経験、専門知識の量など、講師のよって異なるにもかかわらず、同じ値段というのは納得し難い部分がありました。
自分で値段設定ができるからこそ、その分責任も大きくなりますが、能力に見合った報酬がいただけるのは励みになりますし、モチベーションにも繋がります。

仕事のやり方は自分次第という部分も良いところだと思います。私の場合、古典や、英語なども指導コースも入れればもっと生徒さんも多くなるとアドバイスもいただくのですが、最終的にやるかどうかは講師側が決めらますよね。

一般的な家庭教師や塾の会社の場合、複数の教科を担当することになってしまい、現代文だけでお願いすることができないと思います。

博士課程に在籍している場合は、自分の専門外の教科を教える時間があるならば、その時間で「新たな研究対象の小説を読む時間にしたい、研究に充てたい」と思う方が多いと思いますし、わたしもそうです。担当分野を自由に設定できることは、研究を中心にしていきたいという思いが強い方でも両立できる要素だと思います。

オンライン家庭教師を検討している方へ

ーーこれからオンライン家庭教師を検討している方に一言お願いします。

自分の専門があるということは強みだと思います。それを存分に活かせる環境がマナリンクであり、自分の専門知識や経験が正当に評価される場所で専門的なスキルを活かしていただきたいなと思います。

マナリンクでは先生方へインタビューを行っています!