言葉と体験で世界を広げる―学びに寄り添う「スタディパートナー」という在り方
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まずは自己紹介をお願いします!
英語講師として、1歳から78歳まで幅広い年代の方々に、それぞれのニーズに合わせて英語を指導しています。
語学においては「自分自身を知ること」がとても大切だと考えており、英語を通して普段は表現できない思いや考えを言葉にできる楽しさも大切にしています。言語そのものが好きで、自分自身の学習経験を生かしながら、一人ひとりに合った適切なアドバイスを常に考えています。
現在はイタリア、ラオス、モロッコなど海外で生活しながら指導を続けており、モロッコではボランティアとして英語を教えています。また、ラオスでも機会があれば教育活動に関わっています。
各地でのご縁から幼稚園や小学校で折り紙を教えることもあり、異文化の中での経験はすべて授業にも生かしています。どのような表現が実際のコミュニケーションで役立つのか、またどのような考え方がより伝わりやすいのかを、実体験を通して伝えることを大切にしています。
人との出会いはとても不思議で、必要なときに必要な人と出会うという経験をこれまで多く重ねてきました。今回、マナリンクというプラットフォームを通じて新しい出会いに恵まれていることを心から嬉しく思っています。

先生が「教える仕事」に興味を持ったきっかけは何ですか?
もともとは通訳の仕事に興味があり、通訳の勉強をしていました。人と人の間に立ち、コミュニケーションをつなぐ「架け橋」のような役割に強く魅力を感じていたからです。言葉が正しく伝わることで、新しい喜びや発見、世界の広がりが生まれることに面白さを感じていました。
その後、尊敬している先生から「あなたは英語講師の方が向いていると思う」と言われたことをきっかけに、自分の進む方向について改めて考えるようになりました。実際にはそれ以前から、人に教えること自体が好きでした。中学生の頃から友人に勉強を教えることが多く、分からないことを説明したりサポートしたりすることに自然とやりがいを感じていました。
また、ひとつのアドバイスで相手の理解や行動が大きく変わる瞬間を何度も経験し、「相手を完全に導くのではなく、自分の力で進めるように支える」という関わり方に魅力を感じるようになりました。支えているようで、実は相手の力を引き出しているような感覚です。
通訳の学びを通して、やはりコミュニケーションそのものの大切さを強く実感し、その延長線上に「教えること」があると感じました。
結果的に、英語講師という仕事もまた、人と人のコミュニケーションを支える仕事であり、自分にとってとても自然で興味深い選択だと感じています。
ちなみに、ご自身は昔どんなタイプの生徒でしたか?
好きなことには積極的に取り組む一方で、あまり興味のないことはなかなか続かないタイプでした。英語や国語は得意でしたが、数学の計算は苦手でした。今でも「無理に計算高く生きるより、自分らしくいたい」という感覚はどこかにあります。
ただ、英語学習においては独自の方法で、文法を細かく学ぶというよりも、音読を中心に学習していました。そのため、当時の先生からすると扱いづらい生徒だったかもしれません。それでも、好きな先生に出会ったときには自然とやる気が高まり、予習をしたり授業についていこうと努力するようになりました。
また、特に教え方の上手な数学の先生に出会ったときには、結果として98点を取ることもあり、「理解できるかどうかは環境や教え方による部分が大きい」と実感しました。
この経験から、「苦手科目でも、分かりやすく教えてもらえれば理解できる」という感覚を持つようになりました。その一方で、難しいことをさらに難しく説明したり、権威性を保つために複雑さを崩さない教え方に違和感を持つこともありました。
だからこそ、物事をできるだけシンプルに、誰にでも理解できる形で伝えられることこそが本質だと考えるようになりました。この学生時代の経験が、現在の指導においても「伝わらなければ先生側の責任」という意識につながっており、常にわかりやすさを最優先にする姿勢の土台になっています。
今でも印象に残っている生徒さんや出来事はありますか?
英語を教えている中で、毎週のようにお腹が痛くなるほど笑っていた授業がありました。そのクラスは特に伸びが良く、学習意欲も非常に高いクラスでした。
私は授業の中で、語源や文化的背景、英語の考え方など、少しでも面白いと思ってもらえるような豆知識を交えながら指導していました。そのやり取りを通して、単なる知識の伝達ではなく、生徒との信頼関係や一体感が生まれ、クラス全体が前向きなエネルギーに満ちていたように思います。
印象に残っているのは、新年の中学3年生の授業です。
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私:
答えアにした人!ハイ!A君どうしてこれにしたの?
わりと真面目なA君:
これしかないと思いました!
一同爆笑。。。
私:
それって「この人しかいないと思いました!」みたいにカッコよくなっちゃってるけど、今はそれじゃダメだから!うーん。Bくん!
天才的にできるB君:
カンです。(しかも即答…)
一同爆笑。。。
私:
。。。(絶句)ダメだよね、それ。。
えっと、C君は?
ぼんやり&ちょっと変わり者C君:
えっとー、答え出した時何考えてたか忘れました。
一同爆笑。。。
私:
仕方ない。D君!あ、みんな、もう面白い答え考えなくていいから!!!
一同爆笑。。。
結局D君は「消去法」と答えて見事に笑いを取り、私は仕方なく自分で根拠を言って強行という微妙な事態に。。。
次に別の問題で、超真面目でとおってるはずの子に「答えの根拠は?」と聞いたら。。。
「なんだと思いますか?」
と。みんなは大爆笑。私は撃沈の1日でした(笑)~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こうしたやり取りの中で、ただ正解を目指すだけでなく、安心して発言できる空気や信頼関係があることで、学びがより活性化することを実感しました。今でも強く印象に残っている、大切な授業の一つです。
授業以外で、生徒とどんな話をすることが多いですか?
授業以外の時間には、生徒ととても幅広い話をすることが多いです。
YouTubeでパペットシアターをやっているので、その事をきかれたり、次のネタを提供されたり。靴下やミトンでどのようにパペットを作るかという話をしたり、絵が好きな生徒とはお互いの作品を見せ合ったりすることもあります。また、言語が好きな生徒とは「言語オタク」のような会話で盛り上がります。
一方で、勉強の相談だけでなく、恋愛や友人関係、家族のことなど日常的な悩みを話してくれることもあります。私自身、これまでの経験から多少のことでは驚かないという感覚があり、そのことが生徒にとって話しやすさにつながっているのかもしれません。
すぐに解決できないこともありますが、話すだけでも少しは気持ちが整理されると感じており、その時間そのものにも意味があると考えています。
オフの日はどんな時間を過ごしていますか?
私は、先生という仕事には明確な「オフ」という感覚はあまりないと考えています。日常生活そのものが英語でのコミュニケーションがベースなので、普段の会話の中でも「この表現は教材に使えそうだな」「この部分は生徒が間違えやすいかもしれない」と、自然と授業のことを考えています。
また、面白いものに出会ったときも、「これを英語でどう表現するか」「授業にどう取り入れたら興味を持ってもらえるか」といった形で、常に学びや指導につながる視点で捉えています。そのため、日常そのものが教材のヒントを探す時間のようになっています。
一方で、意識的に何もしない時間を持つことも大切にしています。海を見に行ったり、空を眺めて深呼吸をする時間を取るようにしています。
また、眠ることも好きなので、しっかり休むことも自分にとって大切なバランスの一部です。
教育で大切にしていることや、こだわりがあれば教えてください!
私が理想としているのは、「スタディパートナー」のような存在です。一方的に教えるのではなく、必要なところをそっとサポートしながら、一緒に学びを進めていく関係性を大切にしています。
友達そのものではないけれど、友達に教えてもらっているような安心感があり、プレッシャーを感じずに学べる環境が理想です。
気がついたら英語が身についていたような、楽しく自然に学びが進んでいく“魔法のような感覚”を持ってもらえることが、私にとって一番の理想です。
これから挑戦したいこと、授業や教育で実現したいことなどはありますか?
私はパペットシアターの活動をしていることもあり、最終的にはストーリー仕立ての作品を通して、最初から最後まで見るだけで文法の感覚が自然と身につくような、パペットによる映像作品を作りたいと考えています。また、従来の「文法書」という枠にとらわれない、新しい形の文法教材も作ってみたいと思っています。
さらに理想としては、先生がいなくても人が自然に言語を習得できるような仕組みを作ることです。結果として自分の仕事が不要になるとしても、それが本質的には最も良い形だと感じています。誰もが無理なく、自分の力で言語を身につけていけるような環境が理想です。
また、英語が世界共通語として広がっている現状についても、必ずしもそれが唯一の正解ではないと感じています。言語にはそれぞれ文化が深く結びついているため、すべての人にとってより平等な、より本質的なコミュニケーションの形があっても良いのではないかと考えています。手話のような視覚的な要素も含め、誰にとっても理解しやすい“基礎的な言語”のようなものを探求したいという思いがあります。
そして個人的な興味としては、人間の言語だけでなく、動物同士のコミュニケーションにも関心があり、猫やカモメ、犬など、さまざまな存在の「言葉」を理解できるようになりたいという夢も持っています。世界に存在するあらゆるコミュニケーションの形を理解し、つなげていくことが、私の大きな目標です。
最後に、皆様へ一言メッセージをお願いします!
私は、すべての出来事には何らかの意味があると考えており、その意味をできるだけ前向きに捉えていきたいと思っています。出会う人や出来事にもそれぞれ意味があり、そのつながりが誰かにとって少しでも良い影響につながれば嬉しいと思っています。
教える仕事を通して、誰かの夢や意欲、心のつながりを支えることができればと考えています。一つひとつの出会いや経験は一度きりのもので、その瞬間はとても大切なものだと思います。
良いこともそうでないこともありますが、物事の見方によって意味は変わるという感覚を大切にしながら、日々の経験を受け止めています。また、やらなければならないことに縛られすぎず、それぞれが自分らしく生きられる人が増えてほしいという思いがあります。
特に日本では「こうあるべき」というプレッシャーを感じている人も多いように感じます。視野を少し広げることで、より自由に考えられるきっかけを持ってもらえたら嬉しいです。
私自身もまだ完全に自由というわけではありませんが、さまざまな場所での経験を通して、物事の見え方が変わる瞬間があることを実感しています。生徒一人ひとりが自分らしく輝ける一助になれればと考えています。
まきこオンライン家庭教師
指導歴:19年
最終学歴:上智大学 外国語学部 卒業
https://manalink.jp/teacher/20009
【学歴】
1999年3月 秦野市立西中学校 卒業
1999年4月 神奈川県立小田原高等学校 普通科 入学
2002年3月 神奈川県立小田原高等学校 普通科 卒業
2002年4月 上智大学 外国語学部 英語学科 入学
(2005年9月ー2006年6月イギリスレディング大学交換留学)
2007年3月 上智大学 外国語学部 英語学科 卒業
【職歴】
2007年12月~2009年3月 栄光ゼミナール
中高生への英語指導および小学生への国語指導を担当。
2009年3月~2009年10月 リヌー英会話学院 英語講師・教室マネジメント
子ども英会話教室の運営・マネジメントおよび英語指導を担当。
2009年11月~2020年10月 Brains Company / Brains Kiddy Club 英語講師・クラスマネージャー
乳幼児から中学生までの英語指導およびクラス運営全般(保護者対応・事務・営業含む)を担当。
2011年1月~2022年9月 佐野学園 神田外語学院 英会話講師
英会話指導、TOEIC対策、オンライン英会話、非言語コミュニケーションの指導を担当。
2011年1月~現在 都内大学受験予備校英語講師
大学受験対策のグループ指導および英作文添削を担当。
【免許・資格】
実用英語技能検定1級
TOEIC 990点(L&R / S&W共に 満点数回取得)
中学校教諭一種免許状(英語)
高等学校教諭一種免許状(英語)
TEFL / TESOL
日本語教育能力検定試験 合格
文化庁届出420時間日本語教師養成講座 修了
【指導/合格実績】
(K/Hシステム チューターとしてアドバイス経験多数あり)
2007年 音読・シャドーイング指導
生徒がTOEIC 930点を取得
法政大学大学院受験生(中国人留学生)への面接指導実績2件(2021年)
2011年以降現在まで大学受験グノーブルにて集団指導で東京大学を含む難関大学受験生への英語指導、オンラインにて高校3年生の英作文添削等を担当
免責事項
こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。