副業として塾講師を検討している方必見!好印象を与える志望動機について徹底解説します!
はじめに
採用の際、必ず聞かれるのが志望動機です。今回は、副業として塾講師を検討している方に対して、好印象を与える志望動機とはいったいどのようなものか、詳しく解説します。
マイナスイメージを与えかねないものについても言及しますので、ご自分の志望動機がそれにあてはまっていないか確認してみて下さい。後半には、塾の講師と兼業した場合の働き方シュミレーションもご紹介します。ぜひ、ご一読下さい。
現在の勤務先、応募先ともにダブルワークOK?
働き方改革や、新型コロナウイルスの影響を受け業績が悪化したことにより、副業が解禁になった企業も多いでしょう。それをきっかけに仕事を探すことに踏み切った方は良いですが、それ以外の方は、現在の勤務先がダブルワークを推奨しているか、きちんと確認しておくことが大切です。会社が把握している住民税の金額とのズレが生じることなどにより、バレて本業の方で居心地が悪くなっては困ります。会社によっては、副業が発覚すると減給、降格になる場合もあります。
加えて、応募先に対しても、副業として考えていることを最初にはっきり伝えておくことをおすすめします。塾側に、あくまで本業を軸にスケジュールを組むことを知っておいてもらわないと、確実にどこかで不具合が生じます。後で迷惑がかからないよう、塾の講師は副業だと伝えることを前提に、志望動機を練りましょう。
塾が求める人材とは?
塾の講師である以上、最低限の学力は必要です。高学歴であればそれだけ知識も豊富でしょうし、生徒の目標となり得ます。また、教員免許などの資格は、ないよりはあるにこしたことはありません。ただ、学力や資格が全てでは決してなく、むしろそれらは言うならば付録にすぎません。大切なのは、「生徒の成績を上げたい」「志望校に合格させたい」という熱意があること、それらを達成するため自身の指導力を磨こうとする向上心があることです。
あとは、生徒のところまで一段下りて、わかったこと・成績が上がったことを共に喜び、なぜできないのかその原因を共に探り・悩み、生徒の立場に立って物事を考え、成長できる人であるかどうかといった、人柄も重要視されます。
好印象を与える志望動機
時給や家からの距離などのみに言及した、仕事内容にふれない志望動機だと、相手の塾は「うちでなくてもいいのではないか」と思ってしまいます。それらを含んでも良いですが、できる限り仕事を通して実現したいことを、具体的に述べるようにしましょう。塾側が志望動機を聞いて、将来塾のためにプラスになる人材だと思えれば、採用してもらえる確率はぐっと上がるに違いありません。以下に、志望動機になりえるものを具体的にいくつかあげてみます。
スキルアップしたい
例えば、現在英語を使う仕事をしていて、塾で英語を指導するとしましょう。英語を教えるためにはより深く英文法などを知り、整理することが必要です。英単語や英熟語も、仕事で使うものとはまた違ったものを、広く知ることが求められます。すなわち、塾の講師という仕事を通じて確実にスキルアップが図れます。
また、長文や会話文、リスニングで使われる生きた英語は、普段の仕事で使用する英語と通じるものがあります。自分の持っているスキルを、再確認することができるでしょう。
このように、今の仕事との関係性を具体的に述べ、スキルアップを目指していることを伝えることが大切です。向上心を、アピールしましょう。
経験を積みたい
塾の講師という仕事は、生徒のわかった時の嬉しそうな顔、合格したときのはじける笑顔を間近で見られる、他にはないやりがいのある仕事です。しかしながらそこに到達するには、ベストな指導法を考え、実践しては失敗し、時に親御さんからクレームをもらったりと、様々な試練を乗り越えなければなりません。それらを知った上で、経験を積みたいと塾の講師を志望する旨を伝えれば、熱意がこもった良い志望動機になるでしょう。積極的な姿勢は、高く評価されます。
人間的に成長したい
志望動機に嘘を書くのはご法度です。自分をよりよく見せようと嘘をついて雇ってもらっても、そのあとも嘘をつき通すのはしんどいですし、第一楽しくありません。だからといって、卑下する必要もありません。
「私は今、新入社員の指導係を任されています。どうすれば理解してもらえるか熟考し、それが相手に伝わった際その上ない喜びとやりがいを感じます。フィールドは違えど、生徒に教えることで自分自身が成長できるこの仕事に興味を持ち、志望しました」
というように、自分を大きく見せようとせず、ありのままを伝えましょう。この時、今の仕事を否定するのではなく、今のステージより前へ行きたい、「人間的に成長したい」という前向きな姿勢を崩さないのがポイントです。
過去の経験を活かしたい
過去に家庭教師などをした経験があれば必ず伝え、その経験を活かせる塾講師の仕事を選んだと続けましょう。指導経験は、間違いなくプラスになります。その経験から学んだことなどを加えると、さらに説得力が増します。
また、指導者としての経験だけでなく、生徒として塾で学んだ経験、受験の経験を活かしたいという志望動機も良い印象を与えます。
好印象な志望動機を考えるテクニック
好印象な志望動機を考える上で大切なことは、まず「相手を知ること」です。塾と一口に言っても、日本には数多くの塾が存在しており、ポリシーも塾によって違います。応募する塾のホームページを必ずチェックし、その塾が大切にしている考え方などを把握し、志望動機に入れ込むようにしましょう。
また、在籍している先生のインタビュー記事も参考になります。何人か載っていれば、共通する特徴から、希望する塾が求める人材が見えてきます。それと自分自身の共通点を見出し、志望動機とすると良いでしょう。
【あなたのは大丈夫?】マイナスイメージを与える志望動機
今働いている会社の業績が悪化したため、給料がカットされ、生活が苦しくなり副業に踏み切ったことを正直に話すのは悪くありません。収入を増やさないと生活できないという切羽詰まった状況であれば、途中で無責任に辞めることがないだろうと、逆に信頼できる可能性もあります。
ただ、それだけでは志望動機としては不十分です。「収入を増やしたい」ことをメインの志望動機としては、マイナスイメージを与えかねません。副業としてなぜ塾の講師を選んだのか、なぜその会社でないといけなかったのかを入れ込みましょう。
また、「あいた時間を有効活用したいから」「条件が良いから」といった理由も、そこに熱が感じられません。塾側にメリットがなく、志望者の勝手な都合だと受け取られる可能性があります。志望動機には、採用担当者の気持ちを揺さぶる、熱い思いが不可欠だということを覚えておいて下さい。
塾講師と兼業した場合の働き方シュミレーション
- 〈平日の場合〉例
フルで働いた後、塾の講師の仕事もこなすとなると、かなりハードスケジュールになります。メインの仕事で急な残業が入り、シフトに穴を開けてしまい、トラブルに発展する可能性もあります。可能ならば、まずは平日週1からはじめるか、もしくは土曜日を指導日と決めるのはどうでしょうか。
- 〈土曜日の場合〉例
土曜日を塾の日と決めておくと、平日に授業を入れるより精神的にも体力的にも余裕ができるでしょう。ただ、純粋に土曜日だけを塾の日とすることは、難しい可能性もあるということも覚えておいてください。夏期講習などの特別講習があれば、土曜日以外の日に授業を入れることを求められることはあるでしょうし、授業をした時間しかお金は支払われないのに、はじめのうちは特に予習にかなり時間をとられてしまうので、もしかしたら平日に時間をさく必要がある場合も出てくるかもしれません。
オンライン家庭教師マナリンクという選択
塾講師の場合、予習時間や授業準備にかなり時間がかかるうえ、それに対してお金が支払われないため、効率よく稼げないのでは?と心配されるなら、ぜひオンライン家庭教師マナリンクも選択肢の1つに加えて下さい。
オンライン家庭教師の場合、SkypeやZoomを使っての授業となるので、通勤時間は0時間です。その中でもマナリンクなら、自分で指導教科・指導分野を設定できるため、得意分野を選択でき、その分予習時間をぐっと減らすことが可能です。また、必要な資料をプリントアウトする時間も省略できます。指導時間も自分で設定できるので、本業との両立がしやすいです。さらに、時給は3,000円以上と高時給なため、効率よく稼げます。
まとめ
今回は、副業として塾講師を検討している方に向けて、履歴書や面接で好印象を与える志望動機について解説しました。
志望動機は、あくまで塾側に自分を売り込むためのものです。条件が合うことを挙げるだけでは、不十分です。将来塾にとってプラスになる人材だと思ってもらえるよう、熱意や向上心、積極性などが感じられる志望動機を考えましょう。迷ってしまったら、希望する塾のホームページをチェックし、塾が求める人物像と自分の共通点を考えるのも手です。
後半、実際に塾講師として勤務した場合の働き方シュミレーションを載せてみました。平日メインの仕事の後、塾講師の仕事を入れると、かなりハードになります。そこで、土曜日を「塾の日」と決めておくことを提案しました。そうはいっても、土曜日以外の日も、塾の仕事に充てる必要が出てくる場合もあります。
それでは困るという方のために、指導日以外も業務が発生するという事態を回避できる、効率よく稼げる仕事として、マナリンクでオンライン家庭教師として働くという道も、1つの選択肢としてご紹介しました。ぜひ、ご参考になさってください。
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