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塾講師の経験をもとに自己PRを作るフォーマットで転職を成功させる方法

2021/8/18
塾講師の経験をもとに自己PRを作るフォーマットで転職を成功させる方法

はじめに

転職する際、必ず聞かれるのが自己PRです。今回は、塾講師の自己PRがテーマです。そもそもその目的とはどういったことなのかなどをおさえた上で、実際に塾講師の自己PRフォーマットをご紹介します。ぜひ、ご一読ください。

自己PRの目的

目的・的
まず、自己PRと自己紹介の違いを確認しておきましょう。自己紹介とは、仕事もプライベートも含めて、あなたがどのような人生を辿ってきたか、あなたはどんな考えを持っているか、あなたはどんな人か、を面接官や企業に知ってもらうためのものです。

それに対して自己PRは、あなたの性格や資質を知ってもらうためだけのものではありません。「どんなことにも一生懸命全力で取り組みます」といったPRが許されるのは、新卒までです。転職の際、自己PRはあくまであなたをPRする、つまりあなたを会社に売り込むためのものです。

よって、今までの職務経験が応募先の企業にとって、どんな点でプラスになるかイメージできるものでなければなりません。さらに自己PRは、企業にとって、あなたが即戦力になるかどうか判断する材料にもなり得ます。それと同時に会社側は、人間性・キャラクターが会社の雰囲気にマッチしているかもチェックします。

転職先が求める人物像を確認しておく

求める人物
万人受けするPRでは、相手企業の胸には刺さりません。もちろん、同じ業種であっても、自己PRの使いまわしは厳禁です。PRを考える前に、まず企業が何を求めているのかを知る必要があります。事業内容はもちろん、社風や業界での位置づけ等に至るまで、徹底的に調べましょう。相手を知った上での、相手会社のどの部分にどのように貢献できるかを盛り込んだ自己PRであれば、相手は具体的にイメージができ、採用につながる可能性は高くなります。

塾講師の自己PRで求められていること

ありきたりの自己PRでは、相手会社は飽きてしまいます。ありがちなのが、「最初担当した生徒の成績が上がらなかったものの、生徒の立場に立って努力した結果、その生徒の成績が上がった」といった内容のものです。生徒の成績を上げるため努力をするのは、講師の仕事そのものであり、PRできるものではありません。

多くの人が陥りやすいミスで、こういったPRを書いてしまう可能性があります。大事なのは、あなたがやったオリジナルの努力や工夫を相手に知ってもらい、あなたがどんな人がわかってもらうことです。

そうして浮かび上がる人物像が、前もってリサーチした、企業が求める社員像とずれないように留意することも忘れないでください。うそを書く必要は決してありませんが、企業サイドの立場に立ち、自己PRを通して相手があなたを採用することによりメリットを感じられるものである必要があります。

塾講師の自己PR作成フォーマット

自己PRを作る際のポイント

自己PRを作る際のポイントについて、①~⑤までご説明します。

①先述した通り、とにかく応募企業のことをとことん調べましょう。応募企業を確認するうち、疑問に感じることが出てきて、あなたがそれを解決できるスキルやアイデアを持っているなら、それはそのままPRになります。企業にとってあなたを採用することで得られるメリットを具体的にイメージでき、即戦力となると判断され、採用に至るケースがあります。

②生徒数を飛躍的にのばし社内表彰を受けた、塾全体の志望校合格率アップに貢献した成果が認められて昇進につながった、など、塾において外部からわかりやすい実績を上げているなら、仕事の成果を踏まえた自己PRを作りましょう。こうすることで、非常に説得力のある自己PRを完成させることが可能です。ただし、その成果が応募企業で活用できるものか、考えた上で紹介実績を選ぶことを忘れないでください。

③自己分析を活用し、自己PRを作成するのも良いでしょう。ただ、単なる自己紹介に終わらないように、その長所が実際の仕事の中で発揮された事例を織り込むことを忘れないでください。そうすれば、自分の長所とアピールポイントの整合性をとりながら、自己PRを作れます。それにより相手企業も、より深く、正確にあなたという人物像を把握できます。さらにあなた自身も、自分自身のことを再認識できるでしょう。

④自分に厳しかったり、自己肯定感が弱かったりする場合、なかなか自分のアピールポイントが思い浮かばないケースもあるでしょう。そういう場合は、一歩離れたところから、自分という人間を客観的に見るイメージを持ちましょう。それでもアピールポイントが浮かばなければ、他の人から評価された事例を自己PRに入れ込むことをおすすめします。

⑤もし自分でじっくり考えても、自信を持ってアピールできるポイントがないと思ったら、転職エージェントで客観的にあなたのアピールポイントを見つけてもらうのも1つの手です。転職エージェントは、多くの企業の人材ニーズを把握しており、それを踏まえたうえで、推薦に値するあなたのアピールポイントを見つけてくれるプロフェッショナルです。自己PRがしっかり固まっている場合でも、それがあなたを最大限にアピールするものになっているか確認するため、転職エージェントを活用するのも良いでしょう。

自己PR作成フォーマット

確認事項
自己PRフォーマットについて、ご紹介します。

〈結論〉「私の強みは〇〇です」
まず、自己PRに興味を持ってもらうために、書き出しを工夫することが大切です。例えば、「私は努力家です」では、あなたの良さがあまり伝わりません。「私は、目標を達成するためにはどんな努力も惜しみません」とすると、あなたがどんな人がイメージしやすくなります。

〈結論〉「その強みを発揮したのは~という経験です」
その力を発揮したエピソードの概要をかきます。具体的な数字を含んだ結果を書くと、より説得力のある自己PRになります。

〈課題〉「そこには、主に~という課題がありました」
エピソードを語ることに力を入れすぎて、自分の強みをアピールすることを忘れないようにしましょう。

〈行動〉「課題を解決するために、~という行動をとりました」
この時、「一生懸命努力した」といった抽象的な書き方で終わらないよう気を付けてください。具体的にどう努力したのか書くことで、あなたの仕事への取り組みがわかります。

〈結果〉「その結果、~という成果をあげることができました」
数字を使ったり、エピソードを盛り込んで、行動の結果どのような成果をあげることができたのか書きましょう。

〈貢献〉「この強みをいかして、貴社で活躍したいです」
結果で終わるのではなく、こんな私だからこそ貴社においてもしっかり活躍できるとアピールしましょう。

自己PRの例文

上記の「塾講師の自己PR文作成フォーマット」をふまえて、具体的に職務経歴書にはどのように書けば良いのか、また面接時の話し方についてもご紹介します。

職務経歴書への書き方

職務に対してどのように取り組んできたのか、努力した点、成長した点などについて、自分の強みを軸に書きましょう。さらに、応募先の企業でどのように貢献しようと思っているかなどをわかりやすく簡潔に書きます。

(例)
「私は目標を達成するためには、どんな努力も惜しみません。あらゆる力を尽くし、配属先〇〇校において、新規入塾生××名達成に副校長として大きく貢献しました。これは、前年と比べると△△%アップの快挙です。
自社には圧倒的な指導力を誇る専任講師がそろっているにも関わらず、それを見せる努力を怠っていたため、思うように集客できずにいました。
そこで解決のため、以下の2点の実施を校長に提案しました。

  • 全体の保護者会で、自社の良さをアピールするため、しっかり準備した上で、いかに講師の質が良いか説明し、さらに自ら模擬授業を行う。
  • 全体の保護者会のあと、入塾を迷われているご家庭に対して校長と一緒に面談を実施し、人一人不安に思われている原因を解消すべく、とことん話をする。


結果、今まで達成できずにいた目標『新規入塾生××名』を達成できました。
貴社においても、掲げた目標を達成するため、常に何をすべきか考え、努力を重ねたいと考えています。

面接時の話し方

面接には、当然相手がいます。相手(面接官)に自分の思いが伝わるように、相手の目をみて、はきはきと話しましょう。文章を暗記し、それをただ棒読みするだけでは当然気持ちは伝わりません。大まかなポイントだけ覚えておいて、その肉付けをするつもりで自然に口をついて出た言葉こそ本心であり、相手の心を揺さぶります。

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まとめ

今回は、塾講師の場合の自己PRについてご説明しました。
自己PRを考える際、まず相手を知ることが大切です。そこに自分の強みを重ねて、自分ならどのように相手企業に貢献できるか具体的にイメージできるようなPRを作成しましょう。面接の際は、職務経歴書に書いた内容とずれないように、自己PRの内容の大まかなポイントだけ覚えておいて、自然に口をついて出た言葉で説明するようにすると、思いが伝わりやすくなります。

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