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塾講師に向いていない人の特徴と当てはまる場合の解決策

2021/9/8
塾講師に向いていない人の特徴と当てはまる場合の解決策

はじめに

塾はよく、ブラック業界だと批判されます。2019年に施行された働き方改革によって、残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間と決められましたが、塾業界においては守られていないのが現状です。

過酷な労働時間も要因の1つとなり、離職率は以前と変わらず、高いままです。以下に、厚生労働省が毎年発表している「新規学卒者の3年以内の離職率」をグラフにして載せます。教育・学習支援の過去5年間の離職率の高さを、確認してみて下さい。

出典元:新規学卒就職者の離職状況(平成 29 年3月卒業者の状況)ー厚生労働省

労働条件の悪さゆえ、あるいは自分の性格上、本当に塾講師として働くことに限界を感じたら、転職することも1つの方法です。今回は転職を含めて、今の状況を打開するための解決策をご紹介します。

塾講師に向いている人、いない人


向いている人

塾の講師にとって何より大切なのは、教えることが好きで、生徒にわかる喜びや成績が上がることによる達成感を感じてほしい、といった情熱を持っていることです。講師の仕事は幅が広く、心身ともに疲れてしまうこともあるでしょう。

生徒の成績が思うように伸びず、悩んでしまうこともあるでしょう。それでも生徒のためならと、一度関わった生徒に対して責任感を持ち、前に進める人であれば、間違いなく講師に向いています

当然講師ですから、「わかりやすく指導できること」は必須ですが、最初から上手に授業ができる人はいません。それより、生徒にわかりやすい授業を提供するため、一生懸命努力できるかがポイントとなります。

それだけで十分ですが、情熱が空回りしないように、生徒の声に耳を傾ける力を持っているとさらに良いでしょう。どうすれば生徒が理解してくれるか、生徒と同じ土俵の上で物事を考えることが大切です。難しい言葉で講師の知識を並べたてるだけでは、生徒は到底理解できません。

どういうアプローチで、どういう言葉を使えば良いか、生徒とうまくコミュニケーションをとりながら、生徒の掲げた目標に向かって、併走する力が求められます。生徒のみならず、保護者の方と話す機会も多いので、コミュニケーション能力は必須です。

向いていない人

逆に向いていない人は、時給(給料)を見て塾講師に興味を持ち、勉強が得意だから教えるなんて簡単だろうと思っている人です。そもそも、授業準備や雑用などを考慮に入れると、時給(給料)はそれほど高くありません。

自分が知っていることと教えることは全く違うことで、安易に考えると必ず壁にぶち当たります。ぶちあたっても、生徒のために教える術を身に着けるため努力できる人ならいいですが、それで諦めてしまうようなら、やはり塾講師には向いていないと言えるでしょう。

細かいことを言うと、先に挙げた通り、塾講師にコミュニケーション能力は欠かせません。生徒や保護者とうまくコミュニケーションがとれない人は、誤解されやすいかもしれません。また、生徒は思春期真っ盛りの中学生がメインです。

指導に根気がいることも忘れてはいけません。辛抱強く生徒の話を聞くことが難しい短気の人は、この仕事には向いていません。さらに、塾は学校ではなく営利目的であるため、営業も必要となります。どうしても営業することに抵抗がある人には、おすすめできない職業です。

塾講師の仕事内容

一番の仕事は、言うまでもなく学習指導・受験指導、すなわち授業をすることです。生徒の学習意欲を最大に引き出すため、わかりやすくおもしろい授業を提供することが、一番の責務です。そのためにはしっかり予習し、授業練習を繰り返すことが大切です。

ですが、講師の仕事はそれ以外にもたくさんあります。授業と同じくらい大切なのが、生徒の進路相談にのること、あるいは保護者面談を行うことです。これは、主任や教室長クラスの人がすることが多いですが、一般講師が同席することもあります。

塾の場合、成績を上げること、受験に合格することが全てなので、成績に関して本人、保護者ともにシビアです。最終目標、それをクリアするための近い目標を設定し、それを1つずつクリアしていくイメージを、面談を通してシェアすることが大切です。そこにズレが生じ、退塾とならないように、保護者とは面談以外にも密に連絡を取ることが求められます。

その他、テストの採点、テストの試験監督、教室の掲示物・配布物の作成、電話応対、広報や営業、説明会の実施など、塾によって、あるいは立場によって任される仕事は違いますが、あげたらきりがありません。

正社員とバイトの違い

正社員もバイトも、生徒の学力向上のため指導を行うことには変わりありません。ただ、形態が違う場合が多いです。集団指導塾の講師は、たいてい正社員です。集団指導塾に通う生徒は比較的学力が高く、意識も高めで、高い水準の授業を希望します。

その分、月謝も高いです。よって、講師は授業に磨きをかけるため、日々努力が必要です。プラス、主任・教室長クラスになると、ノルマが課せられ、営業や保護者対応といった仕事が加わります。

それに対して、個別指導塾の講師は、アルバイト講師であることが多いです。一般的には、3人くらいまでの生徒を、アルバイト講師が1人で教えます。講師は、今日やったこと、宿題、気になったことなどを書類に記入することが求められます。個別指導塾において正社員は、教室長として指導よりアルバイトの教育・育成、あるいはマネジメントに力を入れます。

塾講師が感じるプレッシャーと解決策


「塾講師は病みやすい?」その前にすべき対策

ズバリ、塾講師は比較的病みやすい職業です。その理由、また解決策についてご紹介します。

生徒の成績向上に対するプレッシャーと解決策

塾の講師という仕事は、生徒の一生を左右する大変な仕事です。その分、プレッシャーも感じるでしょう。そのプレッシャーに押しつぶされそうになり、病んでしまう人も中にはいます。

それを回避するには、塾講師は自分に向いていないと考える前に、普段の授業をより良いものに磨き上げて、毎回納得いく授業をすることしかありません。これ以上のものは提供できなかったと自分の中で納得できれば、自分を責めることはなくなるでしょう。

自分でコントロールすることにより精神状態を改善できるケースはまだいいですが、外からのプレッシャーに対応するのは困難です。この場合、外からのプレッシャーとは、親からのクレームです。子どもの成績が上がらないことに対するクレームが寄せられることは、よくあります。

それを受けて講師が1人思い悩み、最悪の場合病んでしまうことも考えられます。親からのクレームを1人で抱え込んでしまうことは、危険です。必ず、塾の運営者や責任者と連携を取り、チームで乗り切りましょう。

自分で授業の質が上がるように努力しても生徒の成績が上がらなかったり、それに対して親からクレームが寄せられることが何件か続くようなら、やっぱり自分にはこの仕事は向いていないと思い悩まず、上司や仲間、先輩講師に自分の授業を一度見てもらってはどうでしょうか。

労働時間の長さとノルマに対する負担と解決策

塾講師が病んでしまう原因として、その仕事量の多さを挙げる人もいます。先に挙げた通り、正社員の塾講師が担う仕事の幅は非常に広く、激務です。

昼頃に出社し、授業で使う資料の作成や予習などの授業準備のみならず、テストの採点、保護者対応、掲示物の作成など挙げたらきりがありません。授業が終わってからも、片付けに加えてミーティングがあったりと、自宅に帰るのは深夜になることもざらです。通常授業に加えて長期休みには、季節講習があります。

また、夏をこえると受験生を対象とした土・日ゼミなどが実施され、休みを取ることが非常に難しくなります。こうなると、プライベートの時間はほとんどなくなります。

それでもなお、体力的に辛いのはまだ我慢ができます。一番塾講師を悩ますのが、ノルマです。塾は塾生から徴収する授業料で成り立っています。よって、言うまでもなく、できるだけ多くの生徒を獲得することに上は躍起になります。

主任や教室長には、特に重いノルマが課せられます。塾生に友達紹介カードを渡したり、ポスティングをしたり、年度替わりに全体に対して保護者会を開いたりして生徒を獲得します。また、生徒が辞めやすい年度の終わりや、通常授業と別で料金を徴収する季節講習の前などには、授業で、あるいは個別対応の保護者会で話をします。ノルマを達成できないと、減給のみならず、プレッシャーをかけられ、病んでしまう講師が多いのです。性格としては、真面目な人が多いです。

結論として正社員として塾講師をすることは自分に向いていないと感じたら、その解決法として、アルバイト講師に転向することを提案します。非正規雇用になるだけで、仕事の量はぐっと減り、心身共に楽になるはずです。

もともと教えることが好きな方なら、好きなことをしながらも完全に退職するのと違い、収入がある程度保障されるこの働き方はおすすめです。しばらく休息をとり、落ち着いたら、昼間のあいた時間を利用して就職活動をスタートしてみて下さい。

その際、塾講師として培った、小・中学生から大人(保護者)を相手にコミュニケーションを取る力、生徒数を伸ばすため磨かれた高い営業力などが武器になります。転職を本気で考えるなら、以下の記事に目を通してみてください。

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正社員の塾講師を辞めたい方必見!余裕を持って生徒に向き合える方法 | マナリンクTeachers (manalink.jp)

塾講師を辞めるタイミングは見極めが必要!余裕をもって転職する方法もご紹介 | マナリンクTeachers (manalink.jp)


オンライン家庭教師という道

あるいは、塾の講師をスパっと辞めて、オンライン家庭教師という道を選択するのもアリです。オンライン家庭教師なら、完全在宅であることが多いので、通勤時間はかからず、無駄が省けます。時間的余裕ができるので、転職活動に集中できます。

オンライン家庭教師マナリンクをご紹介

オンライン家庭教師なら、通勤時間がかからない上、授業で必要となる、あるいは保護者に配布するプリント類を用意する必要がありません。

しかもマナリンクの場合、得意な教科・分野に絞って指導できるので、予習時間を大幅に削減できます。給料面においても、時給3,000円~と高時給なので、効率よく稼げます。

お金の心配をする必要がなく、転職活動が続けられるのは、精神的にとても助かります。さらにマナリンクの先生の中には、オンライン家庭教師としてキャリアを積み、本業にされている方もいます。

サイトの紹介

マナリンクをはじめ、塾の講師から転職を考えるなら、ぜひ、以下のサイトを覗いてみて下さい。転職のヒントが必ずあるはずです。

塾講師の転職 | マナリンクTeachers (manalink.jp)


まとめ

塾の講師は、とてもやりがいのある仕事ですが、ご家庭からのクレーム、仕事内容の多さ、ノルマなどによって疲弊しきっている人が多いのも事実です。上司や先輩の力を借りてこえられる問題もありますが、どうしても出口が見つからず病んでしまいそうなら、アルバイトに切り替えたり、思い切って塾をやめてオンライン家庭教師をしながら転職活動をするのも1つの手です。先にご紹介したサイトを参考に、前進してみてください。