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塾講師バイトは思うように稼げない⁉現状と収入アップの秘訣に迫ります

2021/11/17
塾講師バイトは思うように稼げない⁉現状と収入アップの秘訣に迫ります

はじめに

塾講師といえば、高時給バイトの代表格です。でも本当にそうなのでしょうか。実際なってみると、きつくて辛いことが多く、思ったほど塾講師バイトは稼げないという声があります。実状をご紹介します。さらに後半、収入をアップさせる方法にも触れます。ぜひ、ご一読ください。

塾講師のバイトは高時給?


出典元:【2021年】稼げるバイトランキング【全48業種】 | バイトルポ (baitohyouban.com)
※グラフの金額は、それぞれのバイト時給の中でも低い金額で比較しています。

全業種のアルバイトの平均時給が1000円前後であることを考えると、塾講師の時給は確かに高いことがわかります。塾の中でもその形態は、大きく個別指導と集団指導に分かれ、時給も異なります。それぞれについて、詳しくご説明します。

個別指導の場合

個別指導とは、その名の通り、個人に対して講師が直接指導を行うスタイルです。講師1人に対して、生徒は1人~数人。集団指導がある程度の人数の生徒に、決めらたカリキュラムの指導を行うのに対して、個別指導は個人の希望にあわせて、オーダーメイドで授業を進めます。

例えば12人の生徒を相手にする場合、集団指導なら1人の講師で対応できますが、例えば1対2の個別指導の場合、複数の先生で6コマを分担するか、あるいは1人の先生で6コマ確保する必要があります。よってその分、集団指導と比較すると時給が下がります。時給はズバリ、1,000円~3,000円くらいまでです。全体的には、時給1,200円がベースとなります。なぜこれだけ幅があるかというと、次にあげるいくつかの項目が関係してきます。

  • 対象学年

ほとんどの個別指導塾が、小学生・中学生を主なターゲットにしています。中にはその上の高校生も相手にしている塾もあります。その場合、豊富な知識と高い指導力が求められるので、その分時給に反映されることが多いです。

  • 指導内容

大きく、学校補習を目的とし、定期テストでより良い点数をとれるよう指導する場合と、受験生を対象とし、志望校合格を目指す場合に分かれます。中学受験を目的とし、指導を行う場合、時給がアップするケースが多く見られます。また、中学3年生や高校3年生を受け持つ場合、他の学年よりプレッシャーがかかるため、時給が上がることがあります。

指導教科については、メインの英語・数学の両方指導できるに越したことはありません。さらにその他の教科についても満遍なく教えられるようにしておくと、昇給につながります。複数の教科指導ができれば、単に単価が上がるだけでなく、アルバイトのシフト制限がなくなるため、多く稼げるようになります。

  • 指導人数

個別指導塾の指導パターンとしては、主に1対1、1対2、1対3があります。相手にする人数が多い方が難易度が上がるため、人数に応じて時給が上がるケースがあります。

  • 指導経験

ほとんどの塾がしっかりとした研修を行い、塾講師アルバイト初心者の人でも自信を持って指導できるようサポートしますが、指導経験があれば、その分優遇される場合もあります。また、自分自身中学受験の経験がある人は、一目置かれます。講師の募集要項に、「中学受験経験者歓迎」などと書かれたりもします。

  • 学歴(知恵袋参考)

個別指導なら、採用の際、学歴が問われることはあまりありません。最低限の学力は筆記試験でチェックして、あとは面接で人柄を見て採用・不採用を決定するというところが多いです。時給にもさほど影響はありませんが、医療系の大学・学部に在籍あるいは卒業した経歴があれば、高時給が期待できることもあります。

集団指導の場合

集団指導の塾講師の時給は、個別指導よりさらに高く設定されている傾向があります。1,500円くらいからスタートし、高いところで6,000円以上の塾もあります。条件によって時給は大きく変動しますが、それでも2,000円以上の時給をもらえる場合が多く、他のアルバイトと比較すると高給だと言えるでしょう。

個別指導と同じく塾講師と呼ばれますが、両者には大きな違いがあります。集団指導の場合、小学校や中学校と同じように、まとまった数のその名の通り「集団」に向かって指導を行います。すなわち、1人~3人程度の生徒のレベルに合わせて個々に対応すれば良い個別指導に対して、集団指導の場合しっかり指導プランを練り、クラスの全ての生徒がわかる授業を提供することが求められます。

しかしながら実際に授業プラン通りにいかない場合も多く、生徒の反応によっては途中で方向転換せざるを得ない時もあります。そういった対応力、そして時間配分に気を配る力、生徒に伝わる言葉を選ぶ力も大切です。さらには、授業後にきちんと理解できたか確認するために、個々にコミュニケーションをとることも必要です。集団指導の講師には、そのすべての能力が求められます。よって、その分時給が高めなのです。

参考元:塾講師バイトの時給(給与)はいくらぐらい?相場を調べてみました (js88.com)


塾講師バイトは、月いくら稼げる?


個別指導の講師の場合、時給1,200円と考えると、

  • 1回の出勤で1,200円×4=4,800円
  • 1か月に8回の出勤で4,800円×8=38,400円


集団指導の講師の場合、時給2,000円と考えると、

  • 1回の出勤で2,000×4=8,000円
  • 1ヵ月に8回の出勤で8,000×8=64,000円


となります。これが週3回の勤務になると、月に5万~10万円稼げる計算になります。

塾講師は稼げないと感じるのはなぜ?

一見もらえるお給料が高めな塾講師アルバイトですが、思ったより稼げないと現在の収入に納得していない人がいるのも事実です。
塾講師のアルバイトは、生徒の学校が終わってからの勤務になるので、1日に働ける時間が限られてしまいます。これは仕方のないことですが、実際の労働に見合った額が払われないという不満もあります。これについて、以下にご説明します。

授業をするためには、予習やプリント作成、印刷など準備が必要です。特に集団指導の場合、1つの授業をするのに1時間以上の時間を費やすことがあります。

さらに授業後は、小テストの採点、報告書の作成などの業務が待っています。報告書については、特に個別指導において、1人1人記入することが求められる場合が多く、思いのほか時間がかかります。これらにかかった時間を含めて時給換算してみると、他のアルバイトよりも安い時給になることもよくあります。

また、当然交通費は支払ってもらえるものの、自宅から塾まで時間がかかるようでは、効率が悪くなります。授業以外の時間が多くかかる、移動時間がかかるといった理由から、塾講師は世間が思っているほど稼げないと感じている人が一定数います。

ただし、予習や報告書の記入などは、慣れてくれば短時間で終わらせられるようになります。また、それらの時間を予め時給に含んで給料を支払ってくれる塾も最近は増えています。バイトする塾を決める際に、授業+αにあたる手当があるかについてもよく見ておくことがポイントです。

あるいは長時間働く気があるなら特に、効率を考えて、できる限り近くの塾を選択しましょう。今働いている塾に不満があるなら、上記の点に注意をして、塾を移ることも選択肢の1つです。

塾講師バイトはきつくて辛い


塾講師バイトの辛い点は、バイトとはいえお金をもらって指導している限り、定期テストや受験において良い結果を出さなければいけないところです。個別指導なら個人に合わせて指導を進めることができますが、特に集団指導の場合、いろんな学校のしかもレベルが違う生徒が1つのクラスに混在していることが多く、皆にとってわかりやすい有益な授業を提供することはとても難しいです。

それでも生徒から授業料を徴収している限り、責任がある教室長は、バイトとはいえプロフェッショナルとして結果を求めてきます。それにうまく応えられない時、多くのバイト塾講師が「きつくて辛い」と感じるようです。

また、塾は学校ではなく、利益を追求する企業なので、営業活動が欠かせません。特に夏期講習など、長期休暇期間にある講習については、全員が受講するようにもっていかないと、利益が上がりません。アルバイト講師とは言え、生徒の授業料からお給料が出ており、企業の一員であることに変わりはないので、生徒のためというより塾のために、受講をすすめることを強いられます。

その場合も、良心の呵責に悩まされ、「きつくて辛い」と感じることがあります。

こういったマイナスポイントを考慮に入れると、さらに精神的負担が大きいわりに塾講師は稼げないという思いが強まります。

どうすれば、収入がアップするのか【時給3,000円のお仕事をご紹介】

先述した内容から、塾の講師として収入を増やすためには、

  • 集団授業を担当できるようになること
  • 高校生を受け持てるようになること
  • 受験指導ができるようになること
  • できるだけ指導できる教科を増やすこと
  • 経験を積むこと
  • 何より、生徒数を増やすこと

が近道だといえるでしょう。それでも塾の講師は辛いし、割に合わないとお考えの方に、オンライン家庭教師マナリンクをおすすめします。

オンライン家庭教師なら、移動時間はかかりませんし、生徒は1人なので相手に合わせた納得のいく指導を提供できます。しかも、マナリンクには手取りで時給単価3,000円を下回っている先生がいません。塾講師バイトは思うように稼げないと思っている方、塾講師をしながらマナリンクでオンライン家庭教師をはじめられた中島先生へのインタビュー記事を是非読んでみて下さい。

コロナで先行きが不透明。オンライン家庭教師がキャリア形成の転機に。 | マナリンクTeachers (manalink.jp)


まとめ

塾講師バイトの時給は、一見高いように思いますが、指導時間以外の予習や準備、報告書の作成などにかける時間を考慮に入れて時給換算してみると、他のバイトより安い時給になることもあります。また、営業活動を強いられたりすることが苦痛だと感じる声も聞かれます。

そこで、マナリンクでオンライン家庭教師をするという道をご紹介しました。マナリンクなら、手取りで時給単価3,000円以上が約束されます。中島先生のインタビューを参考に、ぜひ選択肢の1つとして加えることをご検討ください。

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こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。