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ダブルワークがしんどいのは休みがないから?稼ぎを減らさず週休2日を確保する方法

2021/9/16
ダブルワークがしんどいのは休みがないから?稼ぎを減らさず週休2日を確保する方法

はじめに

仕事が終わってからも別の仕事をしたり、休日もなく仕事をしたりと仕事を掛け持ちでするダブルワークはしんどいですよね。しかし働かないと生活が厳しいことや若いうちにしっかり働きたいからと、無理して働いている人もいるでしょう。

そこで今回はダブルワークがどうしてしんどいのか、また稼ぎを減らさずに休みも確保しながらダブルワークをする方法について紹介していきます。ぜひダブルワークをする上での参考にしてみてください。

ダブルワークがしんどいのは休日がないから


ダブルワークがしんどい理由としてよくあげられるのが、「休日がないこと」です。実際にこれを読んでいるあなたは、1週間のうちにどれだけ休みの日があるでしょうか?1日という人もいれば半日だけ休みがあるという人もいるでしょう。

働きすぎでは身体の疲れが取れずに体調を崩しやすくなり、一度体調を崩すと治りにくくもなります。また精神面でも疲弊してしまい鬱などの精神疾患にもなってしまいます。休みがないことで肉体的にも精神的にも疲れてしまい、しんどさを感じやすくなるのです。他にも掛け持ちの仕事で通勤時間が長くなるため、負担感がより一層高まります。

過労死ラインに近づいていませんか?

過労死ラインは法律上では、病気や精神異常などの症状が出た一ヶ月前の残業時間が月100時間働いた場合、または6ヶ月内の平均残業時間が80時間を超えた場合を指します。

そこで1日に8時間を週5日働くところから、さらにダブルワークで働く場合を考えてみましょう。

  • 80時間(月の時間外労働)

週に20時間の時間外労働(副業も含む)ため、1日あたりさらに4時間働く場合や1日あたり2時間の残業と1日10時間を副業で働いた場合は80時間を超えてしまいます。

  • 100時間

週に25時間の時間外労働(副業含む)ため、1日あたりさらに5時間働く場合や週に20時間以上本業以外の仕事をしている方は過労死ラインに達しているので要注意です。

過労死ラインまで働くとどんな問題が起きるのでしょうか。過労死ラインまで働くとことで起きる6つの身体や精神面での不調をみていきましょう。

(1)疲れがとれなくなっている
身体を休める時間が少ないため、疲労がたまる一方になってしまいます。疲れがたまることによって、めまいや倦怠感、集中力の低下などさまざまな不調をおこしやすくなります。

(2)記憶力が低下し、アイディアを創出することができなくなる
睡眠時間が6時間よりも短くなるとワーキングメモリーの機能が低くなり、記憶力や思考力の低下を引き起こします。仕事をするうえでミスが多くなったり、生産性が下がるといった問題が起こりやすくなります。

(3)機転が利かなくなり、うっかりミスをしてしまうことが多くなる
疲れがたまると集中力が低下し、通常できていたようなことでも不注意から失敗しやすくなります。

(4)イライラや不安が多くなり、人間関係がぎくしゃくし始める
疲労によって正常な判断ができなくなり、少しのことでもイライラしてしまいます。たとえば職場の人の何気ない声掛けでも責められているように感じて怒ってしまい、関係性が悪くなることもあります。

(5)夜になっても仕事を忘れられず、緊張状態が続いてしまう
集中力が下がるため、仕事の効率は悪くなり、その結果遅くまで仕事をすることになってしまいます。その連鎖で仕事を忘れられず、頭の片隅にずっと仕事が残ってしまいます。そうして休みの日でも緊張状態が続き、精神的にやられがちです。

(6)睡眠の質が悪くなる
働きすぎでは深い睡眠であるノンレム睡眠の時間が短くなってしまいます。浅く短い睡眠では身体は完全には休まらないため、日々の疲れが蓄積してしまいます。またストレスの影響でも睡眠の質が悪くなってしまうのです。

ダブルワークでしんどくなっている方でこのような具体的な症状はでていませんか?
上記の6つの状態に当てはまる人は注意が必要です。

労働基準法に違反するダブルワークの働き方とは


労働基準法から働きすぎによって、自分の働き方が違反していないかをみていきましょう。

労基法第 38 条第1項では「労働時間は、事業場を異にする場合においても、労働時間に関する規定の適用については通算する。」と規定されており、「事業場を異にする場合」とは事業主を異にする場合をも含む(労働基準局長通達(昭和23 年5月 14 日付け基発第 769 号))とされています。労働者が事業主を異にする複数の事業場で労働する場合における労基法第 38条第1項の規定の解釈・運用については、次のとおりです。ア 労働時間の通算が必要となる場合
(ア) 労働時間が通算される場合
労働者が、事業主を異にする複数の事業場において、「労基法に定められた労働時間規制が適用される労働者」に該当する場合に、労基法第 38 条第1項の規定により、それらの複数の事業場における労働時間が通算される。
次のいずれかに該当する場合は、その時間は通算されない。
・ 労基法が適用されない場合(例 フリーランス、独立、起業、共同経営、
アドバイザー、コンサルタント、顧問、理事、監事等)
・ 労基法は適用されるが労働時間規制が適用されない場合(農業・畜産業・
養蚕業・水産業、管理監督者・機密事務取扱者、監視・断続的労働者、高
度プロフェッショナル制度)

引用:副業・兼業の促進に関するガイドラインー厚生労働省

つまり、本業も副業も「雇用」の場合で、週に40時間以上(本業と副業で)働いている場合は、注意が必要です。一方でフリーランスとして個人で仕事を受注するような形での働き方の場合は時間が加算されません。

ダブルワークで労働基準法を違反しないようにするためには、長く働きすぎないように勤務時間を調整するか、労働時間が通算されない仕事を選ぶことが重要です。

ダブルワークすると労働基準法を守ることは困難


参照元:副業・兼業の現状①ー厚生労働省

ダブルワークをした場合は労働基準法を守ることは困難であり、過労死ラインをはるかに超えて働くこともあるでしょう。それでもダブルワークで雇用×雇用の組み合わせで働く人は多く、年々増加傾向にあります。
2017年では約128万人がダブルワークをしており、雇用者全体の2.2%にもなります。
それだけ副業やダブルワークというものが日本では定着しているということです。


参照元:副業・兼業の現状と課題 厚生労働省労働基準局提出資料

また、雇用あり×ありで副業先の労働時間が1〜9時間の割合は43%だが、週に20時間以上時間外労働(=この場合は副業先での勤務時間)の割合は24%です。週に20時間は過労死ラインを超えたレベルですので、このあたりでダブルワークはかなりしんどいと感じ始めます。

また、人によりきつくなる限界は違うので、「ダブルワークがしんどい」と感じる割合はもっと多いかもしれません。
このくらい働いている方は、おそらく完全な休日もほとんどないのではないかとおもいます。

これらのことからわかるとおりダブルワークをすると労働基準法を守って働くことが困難になり、過労死ラインで働くことによる健康被害や生産性の低下といった多くの問題が起こりやすくなってしまいます。

稼ぎを減らさず最低週2日の休日を作る方法

今の職業のままで働くのは体力的にきついので休みがほしいと思っても、収入のことを考えると休むのは厳しい、という人は多いのではないのでしょうか。
そこで稼ぎを減らさずに休日を確保するための抑えておきたいポイントを解説します。
ポイントは副業の時給単価を上げて、平日の夜にできる仕事をすれば、休日を完全な休みにするというものです。

具体例をもとに考えていきましょう。

『副業を時給1,000円で働いている場合』
週に20時間働いたら、1週間で20,000円なので月に約80,000円です。
平日にフルタイムで勤務した後に4時間ほど働くと考えると、けっこうきついですね。

『時給3,000円で働いた場合』
月に80,000円を週休2日で副業で稼ぐと考えると、
80,000円÷時給3,000円=26.666時間(月)
4週なので4で割ると週に6.666時間→平日2時間を3日か4日になります。

平日に2時間であれば現実的な数字ですよね。

とはいえ実際にフルタイムで働いたあとの夕方以降の時間で数時間だけの勤務はあるのかと疑問に思うことでしょう。そこでおすすめなのが、時給3,000円以上で働けるオンライン家庭教師です。オンライン家庭教師なら基本的な稼働時間は夜なので、仕事終わりに働けるのでちょうど良いです。

またマナリンクのオンライン家庭教師はフリーランス扱いとなるので、労働基準法的に違反している働き方でもありません。また在宅勤務なので、移動時間がかかることや移動の負担も少ないです。稼ぎを減らさずに休日もほしい場合は、できるだけ高時給で通勤がないような仕事を選ぶことがポイントです。

休日を確保しながらダブルワークをしている方々の声

実際にオンライン家庭教師マナリンクでダブルワークをしながらも休日を確保している人にインタビューをしましたので、ぜひ参考にしてみてください。

あじき先生は大手予備校講師として集団授業をされながら、オンライン家庭教師で個別指導もされています。掛け持ちで講師をされている理由はやはり収入面での不安があったからです。他にも結婚を機に時間を大切にするようになったこともあり、時間が短く効率的に働ける仕事を探し、オンライン家庭教師を選びました。
ダブルワークでも有意義な生活を送るあじき先生を参考にしてみてはいかがでしょう。
誰でもNo.1になれるチャンスがある。現役予備校講師がオンライン家庭教師を始めた理由。

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目標に向かってひたむきに挑戦する鈴木先生の詳しいインタビューについては以下からより詳しく知ることができます。
「専門的な英語指導を」シンガポールから日本の中高一貫校へ

「しんどいダブルワーク」を抜け出しませんか?


ダブルワークがしんどいのは休む時間がないため、身体的にも精神的にも疲れやすくなるからです。ダブルワークのしんどさから抜け出すには、自分の働き方を見直すしかありません。今の自分が過労死ラインである残業月80時間以上を超えていないかを目安にして、働く時間や給料を見直してみましょう。

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しんどいダブルワークを少しでも改善して、効率的かつ健康的に働きたいという人はぜひマナリンクでオンライン家庭教師を始めてみませんか?

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