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やる気のない生徒、その原因を把握できていますか?

2021/8/17
やる気のない生徒、その原因を把握できていますか?

はじめに

塾の講師や教員の中で、やる気のない生徒のモチベーションを上げるにはどうすればよいか悩んでいる方はいませんか。生徒にやる気がないのは、講師が原因でしょうか。または、他に原因があるのでしょうか。はたまた、講師との相性の問題でしょうか。今回は、やる気がない生徒のその原因は何かに迫ります。ぜひご一読ください。

生徒のやる気がないのは講師が原因?

生徒が、やる気を持って勉強に真剣に向かうようにするには、やはり生徒自身が気持ちを切り替える必要があることは言うまでもないでしょう。全て講師に原因があるとは言えません。ただ、すぐそばにいて実際に勉強を教えるという立場から、何かやれることがあるはずです。「こんなこともできないの?」「同じことを何度言ったらわかるの?」というのは、当然ご法度。似たようなことを言ってしまっているなら、要注意です。

できないことを叱るのではなく、小さな目標をたてて、一段一段少しずつできる喜びを共有できるようになると良いですね。宿題も最初は、できる範囲で大丈夫。地道な努力を重ねることで、いずれ定期テストなどで結果を出せるようになるでしょう。そうなれば、しめたもの。努力すれば必ず結果がついてくることを実感できれば、勉強が楽しくなります。

もちろん、生徒への、あるいは保護者への信頼度が上がること間違いなしです。しかしながら、どうアプローチしても生徒が態度を変えずお手上げ状態なら、講師との相性に問題があるのかもしれません。または、講師以外に原因がある可能性も考えられます。その原因について、探ってみましょう。

生徒の様子から原因を考える

生徒の様子から原因を探ってみましょう。

元気がない・気力がない


出典元:子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)
「子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)」によると、社会生活や日常生活を円滑に送ることができなかった経験をした理由として、55.5%の人が「人づきあいが苦手だから」と回答しています。生徒の多くは、友人関係や家庭環境など対人関係での悩みがあることがわかります。さらなる問題は、その悩みを誰にも相談できず1人で抱え込んでしまうことです。そうなると当然頭はそのことでいっぱいになり、元気がなくなってしまいます。

勉強を諦めている状態

上記で挙げたデータから、悩みがある子どもの20%が、勉強が苦手だという意識があるということがわかります。勉強が苦手だと思っている子の場合、「自分は勉強ができない」という勝手な思い込みが邪魔をしていることが多いです。そういった子達にやる気をださせるのは、なかなか至難の業です。

生徒と先生との相性はある


出典元:子供・若者の意識に関する調査(令和元年度)
人間ですから、生徒と先生との相性はあります。悩みや不満を抱えている子どものうち、10.8%が「先生との関係が悪かったから」と回答しています。先生との関係がうまくいっていないなら、その先生が教えてくれる勉強にプラスイメージが持てないのも当然です。

先生を変えて欲しいという悩みも

塾業界において、生徒やその保護者から講師の変更を求められることは珍しい話ではありません。その原因として、根本的なところで「教え方がよくわからない」と言われたら、講師に責任があるので、大いに反省しさらに指導力に磨きをかけるべきでしょう。けれどもクレームが出たからと言って、丁寧に手取り足取り過保護に教えればいいというわけではありません。逆に、解答を自分で見て丸つけさせて終わりという放任主義の教え方は論外です。生徒の性格を見極め、ちょうどいい指導の仕方を選ぶ必要があります。その加減を間違うと、再びクレームにつながります。

また、話し方や雰囲気などその人がもともと持っているものを生理的に受け付けることができず、「先生を変えてほしい」と言われる場合もあります。集団塾ではあまりありませんが、個別塾においては、合わないと感じたらいつでも先生を変えられることを売りにしている塾もあります。

原因別の対応方法

原因別の対応方法について考えます。

生徒の元気がない場合の対応

まず、生徒のことを普段から理解しようと努めましょう。相手に関心を持つと同時に、自分のことをさらけ出すことも大切です。決して上からではなく同じ土俵の上に立つため、日ごろからたくさん会話し、共通の話題や共通点を見つけておくといいですね。そうすると生徒の元気がない時でも、お互いに好きなものの話をするうち、自然に心がほぐれていくでしょう。

流れの中で、相手が元気のない理由を話し始めたら、途中で話を遮らずできるだけ子どもの声に話を傾けることが大切です。その時「わかるよ」と安易に言ってはいけません。他人の気持ちなんで、そう簡単にわかるわけないのです。「そうなんだね」と相手の気持ちに寄り添う言葉を選びましょう。また、正論で話をまとめようとするのもタブーです。子どもは決して正解を求めているわけではなく、一緒に向き合い子どもの疑問やモヤモヤを解消してほしいと思っているのです。

勉強が苦手な生徒への対応

授業をする上で大切なのは、教師側が指導にあたる前にしっかり準備をし、楽しい授業を提供することです。それが基本であり、一番の肝となることです。その際、授業の導入部分でしっかり生徒の学習意欲を引き出すことを忘れずに。授業を受ける前と後ではどれだけ賢くなるか、イメージさせるのもいいですね。

しかしながら、生徒皆同じスタイルの授業では当然だめです。相手が勉強が苦手な生徒なら、相手のレベルに合わせてやり方を変えましょう。授業中、必要であれば理由を付け足してその場で叱り、時に褒めることも忘れずに。どちらかに偏るのは、NGです。それでも授業に集中できないようなら、まず実現可能な低い目標を設定し、1つずつクリアしていくのも1つの手です。1つクリアすれば、それが次の目標をクリアする力になります。振り返れば、いつしか見違えるほど実力がついており、苦手意識も薄らいでいるでしょう。

相性が合わない生徒への対応はある?


生徒が相性が合わない先生について口にすることはあるものの、先生という立場から生徒との相性の問題を口にすることはさほどありません。しかしながら生徒も先生も人間なので、当然相性の良し悪しはあります。先生側が「この生徒とは合わない」と感じた場合、塾講師であればその塾によっては、職場の中で話し合い変更してもらえる場合もまれにあるかもしれません。しかし大抵の場合、「教育のプロ」として、相性の合わない生徒にも無理やり対応せざるを得ない状況にあります。

また学校ではクラス編成時に、生徒と担任との相性を確認することもありますが、なにしろ人数が多いので、相性が合わない生徒も担任することは必然です。よって、相性が合わない生徒への最適な対応方法を提示するのは、難しいと言えます。

  • 先生は生徒を選べない

塾の場合、生徒は先生を選ぶことが不可能ではないのに対し、先生が生徒を選ぶことはほぼ無理です。

  • 教育にもマッチングが大事

教えたい人と学びたい人の、提供したいものと受け取りたいものがぴったり合うことが大切です。

教育におけるマッチングの重要性

教育においていかにマッチングが重要か、色んな角度から書いてみます。

  • 生徒のモチベーションの向上

自分が学びたいことを教えてもらえるので、必然的にモチベーションはアップします。

  • 理解度が上がる

マッチングにより自分で納得して選んだ先生なので、先生の説明も頭に入りやすく理解しやすいです。

  • 成績アップしやすくなる

理解度が上がり、「わかった」を積み重ねることで、解ける問題が増えます。その結果、当然成績アップにつながります。

  • 保護者との関係が良好に

子どもがやる気を持って勉強し、しかも成績アップという結果がついてくれば、保護者は大満足でしょう。必然的に、保護者からの信頼も厚くなるはずです。生徒に関する、勉強以外の色んな話をしてくれるかもしれません。そうすればまた、生徒のことをより知ることができ、授業もやりやすくなるでしょう。

  • 先生側のスキルを最大限に発揮できる

これまで生徒にあわせて指導内容や指導法を変えてきたのが、マッチングという方法を選ぶことにより、持っているスキルを最大限発揮できます。

  • 指導がしやすい

また、シンプルに指導がしやすい点もいいですね。

あなたの指導スキルを最大限に活かす環境

結果、指導スキルを最大限に活かすためには、相性の良い生徒に指導することがベストだと言えるでしょう。

マナリンクは生徒と先生のマッチングプラットフォーム

オンライン家庭教師なら、指導教科や指導分野を自分で設定できます。また、指導スタイルや、先生が指導する上で大切にしたいと思っていることなどをあらかじめ動画にし、保護者やお子さまにみてもらえます。そうすることで、自分が学びたいことを教えてくれる先生なのかだけでなく、自分に合っている先生なのか、望んでいる指導スタイルなのかなどを事前にチェックできるのです。契約前にこういった工程を挟むことで、実際の授業での不満やトラブルを防げます。

先生方からの満足度も高い!

このシステムは、生徒にとってメリットがあるのはもちろんですが、先生にとってもいいことづくしです。本当に自分の指導を必要としてくれる生徒に指導ができ、「わかった」と言ってもらえるのは、講師冥利につきます。思い違いや認識の差がなく、ストレスなく指導に集中できると先生方からも好評です。

以下は、マナリンクでオンライン家庭教師をされている先生のインタビューの一部です!

ーー良かったことはありますか?
マナリンクでは、自己紹介動画や指導コースなど全部自分で決めたことを発信するので、思い違いや認識の差がなく面談した時にご家庭からの質問が少ないですね。
他のご家庭だと「先生のお考えはどうですか?」とか言われるのですが、マナリンクはそういうのは全部伝わった状態なのでお互いのイメージがある程度すりあわさっている点が良いですね。

マナリンクTeachersー先輩インタビュー「【社会人から教員を目指す】オンライン家庭教師なら効率よく時間確保が可能!」より

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まとめ

今回は、生徒のやる気がないのはなぜか、原因別の対応方法などについてご説明しました。その原因の1つとして、先生と生徒の相性が合わないケースが考えられます。教育にも、マッチングが大事です。マッチングを重んじることは、生徒はもちろん、先生にとってもメリットが多いです。そこで、生徒と先生のマッチングを重要視しているオンライン家庭教師マナリンクをご紹介しました。これまで生徒と相性が合わないがために、指導がしにくいと感じたことがある先生に、ぜひマナリンクをおすすめします。まずは兼業として、オンライン家庭教師をはじめませんか?
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こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。