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【今すぐ確認】学級崩壊の立て直し方法と対策で現状回復させる方法

2021/8/16
【今すぐ確認】学級崩壊の立て直し方法と対策で現状回復させる方法

はじめに

学級崩壊は、言葉の通り「学級」が「崩壊」し、クラスとして成り立っていない状態のことを言います。かつてのイメージに反して、近年ではこの学級崩壊が中学校より小学校で多くなってきています。その中でも思春期を迎える前の、小学校低学年で増加傾向にあり、問題となっています。

平成30年のデータを見ると、小学校で暴力行為に関わった児童数は1,000人当たり5.4人となってきています。約200人に1人と考えると、ほとんどの学校でいつ起きてもおかしくないと言えるでしょう。

子どもが小さいからと言って、素直に先生の言うことを聞くとは限りません。先生が厳しく指導せずほおっておくうちに、騒いでいる子につられてそのほかの子どもたちもまた、学級崩壊の一因を作ってしまうというケースもあります。学級崩壊してしまった場合、担任の先生1人で立て直すのは、正直難しいです。

学級崩壊は生徒だけでなく教師への負担がかなり大きい


学級が崩壊すると、当然生徒たちは大きな影響を受けます。学校へ行きたくないと言い出す生徒も出てくるでしょう。その影響は、生徒だけではなく教師にも及びます。

教師の休職率は高い

教師の仕事は多岐にわたっており、多くの教師が疲弊しきっています。また、保護者対応や管理職(上司)との人間関係の煩わしさも、教師にとって大きな負担になっています。それらに加えて、ここ十数年のうちに子どもたちの性格も変化し、従来と同じ方法では解決に至らず、学級運営が非常に難しくなりました。その結果「学級崩壊」に陥り、教師自身が精神的に参ってしまい、休職するケースが後を絶ちません。

学級崩壊だけが原因ではありませんが、令和元年度に精神疾患が理由で休職をした教員は、5,478人にのぼります。精神疾患を理由に離職した教員数を含めると、教員生活の中で精神疾患を患ってしまった人の数は、さらに多いことが容易に予想できます。

教師の仕事がいかに大変か、教科指導に専念できる教育関係の仕事は他にないのか、などについて詳しくご説明した記事があります。ぜひ、ご一読ください。
教員を辞めるのはもったいない?教師以外の教育関係の仕事でスキルを活かせます!

学級崩壊と言われる状態


学級崩壊と言われる状態がどんな状態か、ご説明します。

  • 児童生徒が担任教師の指示を聞かない/反抗する

教師は、毅然とした態度でクラスコントロールをすることが求められます。教師が指示に従わない子どもを放置したり、指示に従わない子どもを黙認しているうちに、周囲の子どもまで「この先生の話は聞かなくていいんだ」と思ってしまうと問題です。指示を聞かない子どもが自由に行動するのにつられて、多くの子どもが好き勝手に行動し始めると、クラスをコントロールするのが難しくなり、皆が教師の言うことを聞かなくなります。これは、危険な兆候です。

また、授業中など、本来は席について先生の話を聞かなければならない時に、席を離れて歩き回ったり、ゲームをしたりと好き勝手な行動をとる子どもが出てくるのも、学級崩壊の兆候だと言えるでしょう。

  • 喧嘩/暴力/いじめの増加

教師の指示を聞かず、反抗する子どもが増えると、感情に歯止めがきかなくなり、喧嘩や暴力が増えます。これらは、自分勝手に行動している子どもだけの問題ではありません。きちんと指示を守るまじめな子どもでも、巻き込まれてしまう可能性があります。これらも、学級崩壊の兆候の一つです。

また、いじめの増加も懸念されます。クラスの中には、教師の指示を聞かない子ども、その子どもに影響され同じような態度をとってしまう子ども、彼らの影響を受けることなく、教師の言うことをきちんと聞ける子どもがいます。もしかしたら教師側に立って、指示に従えない子たちを注意する児童生徒もいるかもしれません。

その中でもいじめの標的になるのは、教師の指示に従える子、注意できる子です。クラスが荒れている中、いじめを匂わすような出来事が一つ起きただけで学級崩壊だとは言い切れませんが、一種の兆候であることは間違いないです。

この時、学級担任は、クラスコントロールに必死で気付くことができない可能性があります。たとえ気付けたとしても、適切に対応し、かついじめを受けた子の心のケアをする余力は残っていないでしょう。このことが、いじめをエスカレートさせ、事態を深刻化させる恐れがあります。

学級崩壊が起こる原因


周囲の大人が、子どもの気持ちを抑えられなくなると、学級崩壊へとつながります。指示に従わない子どもが少数の場合は、まだ大きな問題にはなりませんが、「教師の言うことを聞きたくない」と多くの子供が思ってしまうと、クラスとして成立しなくなってしまうます。

特に、小学校低学年の子どもたちの中には、してはいけないことが理解できず、自由にふるまってクラスをかき乱す子がいます。そういった子がたくさんいると、危険です。そういうクラスの場合、日頃から子どもとの信頼関係を築くことを重んじ、問題が起きたらすぐに対処することが大切です。教師の力量が問われます。

また、保護者が学級崩壊を加速させてしまう場合もあります。教師がとる対応策として、問題行動をしている子どもの保護者に連絡して、家庭で注意してもらうことが考えられます。しかしながら、保護者の中には、注意を受け入れられず、学校の介入を拒否してしまうケースがあります。そうなると歯止めがきかなくなり、周囲の子どもも巻き込まれることになりかねません。

反対に、家庭でしっかり「学校は勉強をするところである」「教師の言うことは聞かなければならない」といった基本的なしつけがされている子どもは、学級崩壊の原因にはなりにくいです。家庭でどのような教育がされているかも、大きなポイントの一つだといえるでしょう。

学級崩壊を立て直すことは可能

学級崩壊を立て直すことは可能ですが、担任教師1人で修復することは難しいです。自分のやり方に固執していたのでは、事態は改善しません。余計なプライドは捨てて、周りの力を借りましょう。

学級崩壊になったらまずすること


自分のクラスが、学級崩壊に陥ったらまずどうすれば良いのでしょう。

  • 状況を把握し、他の先生に助けを求める

自分のクラスが学級崩壊の状態にあると思ったら、自分1人で思い悩みすぎず、他の担任や学年主任、校長など学内の関係者に実情を打ち明け、助けを求めましょう。担任の先生1人だと、問題ある子に関わっている間、他の生徒がほったらかしになってしまいます。その状態を改善するため、他の先生にもクラスに来てもらい、問題ある子についてもらうことで、担任の先生は授業を進められるようになります。また、他の先生方の関わり方を目の当たりにすることで、担任の先生自身勉強になるはずです。

  • 学校と教育委員会に報告を検討する場合も

学校の対応が良くない場合、学校内で解決できないほど問題が深刻化した場合は、教育委員会に報告し、解決策を仰ぐのも一つの手です。

  • 記録を残す

現在のクラスの状況だけでなく、学校との話し合いの記録や、話し合ってどんな対策を試みたかなどを記したものを残しておくと、教育委員会に報告する際、誤解なく正確に伝えられます。

【立て直したら】今後気をつけること・予防策


また、もとの状態に戻ってしまわないように、どんなことに気をつければ良いのでしょう。

  • 兆候が現れたら早い段階で手を打つことが大事

日頃から、児童生徒の好き勝手にさせないよう、メリハリのある生活指導を心がけましょう。指導するときは、厳しくかつ丁寧に行ってください。この時、決して高圧的にならないよう、愛情ある叱り方をすることが大切です。また、叱る理由を子どもが理解できる言葉で伝えましょう。しかしながら、一回学級崩壊をしたクラスの中で、教師が威厳を取り戻すのは、至難の業です。前と同じような兆候が現れたら、臆することなくすぐに周囲の先生に相談するようにしてください。

  • 教育に関わる仕事は教師だけではない

教育に関わる仕事と言われてまず思いつくのは教師ですが、教育に携われる仕事は教師だけではないことを忘れないでください。塾の講師や家庭教師、教材制作、オンライン家庭教師など実に様々です。教員が苦しかったら、他の仕事もたくさんあります。

今回は、オンライン家庭教師にスポットをあててみます。1人の生徒のためにじっくり時間をかけて指導ができ、わかったこと、できたことを一緒に喜べるのは、オンライン家庭教師ならではです。教師なら、ここまで細やかな指導はできないでしょう。

さらにオンライン家庭教師には、自宅にいながらZoomやSkypeを使って授業ができるので、生徒宅に行くまでの時間が省けるというメリットもあります。

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まとめ

学級崩壊は、かつてのイメージに反し、思春期を迎える前の小学校低学年で増えています。指示に従わない子どもにつられて、多くのこどもが自由に行動し始め、教師の言うことを聞かなくなるような学級崩壊の兆候がみえたら、躊躇することなく他の先生に助けを求めて下さい。他の先生に教室に入ってもらうことで、事態が改善することがあります。学校内で解決できないなら、教育委員会に報告を検討するのもアリです。アクションを起こすことで、立て直しは可能です。

ただ、学級崩壊は、生徒だけでなく教師にも大きな負担を与えます。教師という仕事は、実際休職率が高い職業であることも事実です。ご自身が思っている以上に精神的ダメージを受けている可能性もあります。教育に携われる仕事は、教師の他にもたくさんあります。もし苦しければ、他の仕事を検討することもご自身を守る術です。家庭教師マナリンクには、教師からの転職に成功し、民間+オンライン家庭教師として活躍している先生もいます。記事を載せましたので、ぜひご参考になさってください。