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【特別支援学校教員は辛い?】原因とストレス対処法を解説

2021/9/30
【特別支援学校教員は辛い?】原因とストレス対処法を解説

はじめに

特別支援学校教員は、障害を持つ子どもたちを支援し、成長を見守れるやりがいのあるお仕事です。特別支援学校教員となるためには特別支援学校で働くための専用の教員免許が必要なので、現在特別支援学校教員として在職している方は、かつては特別支援学校で働くことを夢見て勉強していた方も多いのではないでしょうか。

しかし、特別支援学校という社会的意義の多いやりがいあるお仕事に憧れ就職しても、やはり現実とのギャップに悩まされてしまう方も多く、辛いと感じる方もいらっしゃいます。
この記事では、特別支援学校教員の辛さについて、仕事内容や特別支援学校教員ならではのストレス、対処法についてご紹介します。

教育職全体の特別支援学校教員の病気休職率

平成28年度の教育職の離職率(普通退職)

出典:平成 28 年雇用動向調査結果の概況/厚生労働省
以上から「教育職はつらい」というイメージがありながらも、教育職の離職率は産業全体で見ると平均程度ということがわかります。
しかし、上記の離職率の統計は教育業界全体を表したものであるため、教職員だけではなく塾や家庭教師等の教育サービス業界も含んだ統計であることを念頭に入れて数値を読み解く必要があります。

出典:平成29年度公立学校教職員の人事行政状況調査について/文部科学省

教職員全体のデータを見ると、やはり校種ごとの精神疾患による休職者の割合は特別支援学校が多いです。
ハードワークで辛いというイメージのある教職員の中でも、特に特別支援学校教員の精神的負担が大きいことがわかるデータと言えます。

特別支援学校は他の教職と比較すると業務の内容における「介護」の色合いが強く、高い専門性が要求される上に体力的にもハードです。
実際に知的・身体の障害に対する適切な対応や、保護者対応ほか教育・介護の側面であらゆる役割をこなす必要があるため、心身ともに疲弊して休職・退職する人も少なくありません。

女性教員の場合は妊娠・出産に伴い業務内容に体力や精神が追いつかないケースも見受けられます。特殊な仕事ゆえのやりがいもありますが、辛いと感じてしまう人も多いです。

特別支援学校教員の仕事内容

特別支援学校の業務内容

  • 授業(授業準備)
  • 生徒個別の指導計画
  • 生徒の障害に応じた自立活動支援
  • 保護者との面談・連携
  • 生徒の学校活動の評価
  • 進路相談・支援
  • 卒業後のフォロー
  • 事務作業(プリント作成・集金等)
  • 生徒の障害に応じた介助
  • 職員会議
  • 生活指導(給食・清掃活動含む)
  • クラブ(部活)指導


参考元:特別支援学校教員、特別支援学級教員/職業情報提供サイト

特別支援学校と一口に言っても、聴覚障害・視覚障害・肢体不自由の障害・知的障害・身体虚弱や病弱者というカテゴリーに細分化されるため、それぞれの障害の特色を把握し、介助・教育を施していくため、業務内容も変わってきます。

特別支援学校は、多岐に渡る身体・知的障害を持つ子どもを受け入れるため、教員は障害に関するあらゆる知識を要求されます。
生徒が健やかな学校生活を送りつつ、将来的な自立に向けた支援をするために、個人個人の障害や適性を見極めて適切な教育・対応をしなければなりません。

小・中・高校の通常学級と比較すると1クラスあたりの人数は少ないですが、生徒ひとりひとりの障害の程度や内容が変わってくるため、一律での対応が難しいです。

他の学校教員と違う点

通常級の学校教員と特別支援学校教員の相違点

  • 教員免許状:校種ごとの教諭普通免許状+特別支援学校教諭の免許状が別途必要
  • 給与:障害に対する高い専門性が求められるため、通常級の教員よりも高めに支給される
  • 仕事内容:授業に加えて自立活動・支援、各障害への適切な対応・介助、保護者との密な連携等障害を持つ生徒特有の対応が必要。しかし、クラブ活動や部活動指導は少ない


参考元:特別支援学校教員へ転職するなら?必要な資格・仕事内容・年収事情!おすすめ転職サイト/転職サイト比較Plus

特別支援学校教員の場合、教員免許状は普通免許状+特別支援学校教員免許状の最低2種類が必要です。そのため教員免許を取るためにハードルが高く、高い専門性に応じてより細やかな生徒への対応が要求されます。

現状、普通級の学校でも教員の業務負担が問題視されており、精神を病んだり身体を壊してしまって休職・退職してしまう人が後を絶ちません。特別支援学校教員は通常の教員の仕事に加え、生徒の細かなフォローや保護者対応に体力が追いつかず、精神を病んでしまう人もいます。

教員という仕事そのものがハードワークであるため、特に特殊な特別支援学校ともなると、やりがいを感じながらも辛いと感じてしまうものです。

実際の現場の声


引用元:特別支援学校教諭/みんなの専門学校情報

特別支援学校教員の口コミを見ていると、やりがいを感じている人が多い一方で、仕事内容に満足していてもハードワークに負担を感じている人が多いという印象です。

特別支援学校教員を志し、障害を持つ子どもたちへの細やかなフォローをしつつ、子どもたちが成長していく様子を身近に感じながらこつこつと仕事できるため、天職だと思いながら働く人もたくさんいます。

特別支援学校教員の不満として最も見受けられたのが「残業が多い」「残業代が出ない」「保護者対応が大変」だという点でした。やりがいを感じていても、ストレスに対して上手に対処をしていかないと、やがて潰れてしまう可能性もあるため、現在仕事が辛いと感じている方は、対処する必要があります。

特別支援学校教員に向いている人と向いていない人

特別支援学校教員に向いている人

  • 体力がある人
  • 障害を持つ子ども・同僚・保護者とコミュニケーションを上手に取れる人
  • 気長に待てる人
  • 障害に対する知識を常にアップデートしていける人
  • 臨機応変に対応できる人


  • 体力がある人

どのような障害を持つ子どもかによって対応が大きく変わりますが、日常生活を送るための介助を必要とする子どものお世話には体力が必須です。

  • 障害を持つ子ども・同僚・保護者とコミュニケーションを上手に取れる人

コミュニケーションに難を持つ障害を持つ子どもに対してだけではなく、通常級よりも密な保護者対応・先生同士の連携を求められるため、あらゆる人とのコミュニケーション能力に長けている人が望ましいです。

  • 気長に待てる人

通常級に通う子どもと比べ、特別支援学校に通う生徒の中には成長がゆっくりな子どもも多くいます。じっくり向き合ってゆっくりと結果を出す前提でお仕事をする必要があります。

  • 障害に対する知識を常にアップデートしていける人

医学は常に進歩しており、身体・精神・知的障害に対する知見は日進月歩です。生徒の教育・支援のため、常に最新の情報にアップデートできる人が望ましいです。

  • 臨機応変に対応できる人

障害を抱える生徒は思わぬタイミングで具合が悪くなったり、パニックを起こしたりします。臨機応変に冷静に対処できなければ、命に関わることになりかねない可能性も出てきてしまいます。

特別支援学校教員に向いていない人

  • すぐに結果を出したい人
  • 体力がない人
  • コミュニケーション能力に自信がない人
  • 障害に対する研究が苦手な人



参考元:特別支援学校教諭に向いている人・適性・必要なスキル/キャリアガーデン

特別支援学校教員のストレス対処法

  • 責任者(校長・教頭)に相談する
  • 事務作業等の負担軽減・効率化を目指す
  • 保護者から要望を聞き入れすぎない(プレッシャー軽減)
  • 特別支援学校教員向けのセミナーに参加する
  • 通常級に移る
  • 休職・退職する


教員免許の活用方法

教育系の仕事は基本的に教員免許を持っていると優遇されることが多いです。その中でも特別支援学校の教員免許状を所持していることで、障害を持つ子どもをケアする仕事に就きやすくなります。
現在所持している教員免許を活かして仕事したい方、学校のハードワークに疲れてしまった方にはおすすめです。

障害を持つ子どもと関わるお仕事

  • 療育施設の支援員
  • 補助教員
  • 児童発達支援管理責任者(児発管):資格が必要
  • 理学療法士:資格が必要
  • 言語聴覚士:資格が必要
  • 作業療法士:資格が必要


参考元:児童発達支援とは? 仕事内容・持っていると有利な資格について分かりやすく解説/ekaigo with

教員の仕事に疲れてしまった方へおすすめの教育関係のお仕事


障害を持つ子どもへの対応には向き不向きがあります。
やりがいを感じていても体力が追いつかない、子どもは好きだけど保護者の期待や要求に応えるのに疲れてしまった…という方も多いです。せっかく取得した教員免許を活かせる、障害対応をしない教育関係のお仕事をご紹介します。

  • 放課後児童クラブ指導員(学童保育)
  • 公立学校教師(通常級)
  • 非常勤講師・臨時的任用職員(通常級)
  • 塾講師/家庭教師



現在の仕事に疲れてしまっており、すぐにでも「辞めたい」「休みたい」と考えている方に特におすすめなのがオンライン家庭教師です。

子どもと関わる仕事は、基本的に通勤する必要があり、特に教員ともなればハードワークになることが予想されます。そのため、特別支援学校失った体力や、疲れてしまったメンタルのケアをするためにも、ゆっくりと仕事をしながら万全の状態で転職活動することをおすすめします。

オンライン家庭教師は指導力の証明として教員免許を活用でき、在宅で空いた時間に高単価で仕事できるため、疲れた心身を癒しながら、ご自身のペースで次の就職活動に集中できます。

教員を辞めて転職後、副業として現在オンライン家庭教師マナリンクで活躍されている五十嵐先生にお話をお伺いしました。

ーー教員の転職は難しいと聞きますが、現在のお仕事に就くまでの流れを伺ってもよろしいでしょうか。
体調を崩してしまった後、1月に教員を退職しまして、2月に現在の仕事に転職しました。確かに教員の転職は難しいと言われますが、教員専門の転職を支援してくれる方がおりまして、そういった方にバックアップをしていただいて、転職に成功することができました。
(中略)
教員時代は、平日は朝7時に家を出て夜は21時に帰ってくるというような生活でしたので、家は寝る場所になっていました。現在の仕事はテレワークなので、9時から仕事開始であれば8時半までゆっくりしていても問題ありません。退勤時刻も定時の18時に終わることがほとんどなので、1日の中で仕事に割く時間が非常に変わりましたね。


五十嵐先生の詳しいインタビュー記事はこちら↓
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  • 先生としての実績を活かせる!教員免許を有効活用できます


まとめ

特別支援学校教員は、社会的意義も強くやりがいを感じられる素敵なお仕事です。日々生徒と向き合い成長を身近に感じられる一方で「労働時間が長い」「残業代が出ない」「保護者対応が大変」「介助のための体力がもたない」と限界を感じる方も一定数います。
ストレスを感じた場合は無理をせず、周囲の先生を頼ったり、通常級に移るなどの対応を取りましょう。
疲れ果ててしまっている場合は、潰れてしまう前にご自身の心身を優先した行動が重要です。

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