マナリンクTeachersオンライン家庭教師の働き方・採用を応援!

教員の時短勤務で働いている人はどのくらい?体験談や復帰のしやすさを解説

2022/6/16
教員の時短勤務で働いている人はどのくらい?体験談や復帰のしやすさを解説

「教員で時短勤務を考えているけれど、時勤勤務は職場で理解されているのか…」や「教員で時短勤務で働きたいけど、肩身が狭くないか不安」「限られた時間の中で仕事をこなせるか知りたい」教員経験があり、時短勤務を考えている方の中には、このような不安をお持ちの人がいらっしゃるでしょう。

そこで今回は、教員で時短勤務をしている人の体験談や復帰のしやすさを解説します。この記事を読んでいただければ、都道府県別教員の時短勤務制度まで理解できます。
帰宅

教員時短勤務で働いている人はどのくらい?

教員で、時短勤務制度を活用して働いている人はどのくらいいるのでしょうか。ここからは、教員で時短勤務している方の理由や体験談、復帰のしやすさを解説します。

教員で時短勤務を取り入れる人の理由

教員で時短勤務を取り入れる人の理由は、「子育てや介護など家庭との両立」が多いです。

また、数年子育てや介護で教育現場から離れていて、急にフルタイムで復帰するのは不安が多いため、時短勤務からフルタイムへ復帰し始める人もいます。

中には、精神疾患を患い、職場復帰に向けて時短勤務を取り入れている人もいるでしょう。

教員で時短勤務と言っても、「育児時短勤務」「部分休業」「育児時間(特別休暇)」の3つの制度があり、自分のライフスタイルや目的に合わせて勤務形態を選べるようになっています。

教員で時短勤務で働いている人の体験談を紹介

教員で時短勤務で働いている人の中には「空き時間が多いため助かる」と感じている場合もあれば、「時短勤務で働く分、業務を全てこなせず、自宅に持ち帰って仕事をしている」体験談もありました。

9月から時短復帰しました。担任をやってほしいと言われましたが、時短を取ることは譲れず、4年生の担任をしながら、9時15分から3時45分まで勤務してます。朝と1校時は他の先生が入ってくださいます。国、算、社、総合、道徳、学活、外国語を持っていますが、それ以外は他の先生が持ってくださり、空き時間も多いので助かってます。ただ、子どもたちが帰ったらすぐに帰らないといけないので、次の日の用意とかテストの丸つけとか、持ち帰りも多いです💦

引用元:mamari[お仕事]カテゴリの質問ランキング

しかし、中には時短勤務で働いている分、会議や他の業務への負担がなく、早く帰宅できると答えている人もいます。

小学校教員で、時短勤務しています
私は14時35分までなので、会議やら何やらまだ始まってないのでスッと姿を消しやすく、色々パスさせてもらってます🤣ただ、研究発表だったり分科会だったり、自分が関わっているものは17時すぎてもいたりします💦強制ではないのですが、自分の判断で…
割り切れば全然帰れると思いますし、管理職もそこは何も言えないはずなので大丈夫だと思います!

引用元:mamari[お仕事]カテゴリの質問ランキング

教員の時短勤務からフル勤務に復帰はしやすい?

教員の時短勤務からのフル勤務への復帰は、しやすいと言えるでしょう。

なぜなら、どの学校も深刻な教員不足。各自治体は、少しでも多くの教員にフルタイム復帰してほしいと願っているからです。

以下は文部科学省が令和4年1月に発表した「教師不足に関する実態調査」の結果です。

教師不足に関する実態調査
出典元:「教師不足」に関する実態調査

上記のグラフからわかる通り、東京都は0と言えども、地方に行けば行くほど教員不足の深刻さが伺えます。

そのため、教員の時短勤務からフルタイムへの復帰の需要は高いと言えます。
学校の先生

【都道府県別】教員の時短勤務制度を紹介

ここからは、都道府県別に時短勤務制度を紹介します。

  • 東京都の教員の時短勤務制度
  • 埼玉県の教員の時短勤務制度
  • 大阪府の教員の時短勤務制度
  • 兵庫県の教員の時短勤務制度
  • 愛知県の教員の時短勤務制度


教員の時短勤務と言っても、自治体によって制度は異なるため、住んでいる地域の時短勤務制度を確認しておきましょう。

東京都の教員の時短勤務制度

東京都には、年次有給休暇、夏季休暇、妊娠出産休暇、育児休業、部分休業、ボランティア休暇など、全部で26種類の時短勤務制度があります。

東京都教育委員会では「東京都教職員ライフ・ワーク・バランス推進プラン」に基づく取組の一環として、時短勤務を推進し、再任用職員も特例を設け、さまざまな働き方が実現できるように都全体で取り組んでいます。

参考元:勤務時間・休暇等 制度の概要ー東京都教育委員会

埼玉県の教員の時短勤務制度

埼玉県の教員の時短勤務制度は、出産・育児の時に利用できる制度から家族を介護する時に利用できる制度まで充実しています。

埼玉県の時短勤務制度は、年度当初に配布される「市町村立学校職員の休暇等の案内」に掲載されているため、時短勤務をお考えの方は確認してみると良いでしょう。

参考元:埼玉県教育委員会市町村支援部 小中学校人事課 育児・介護の支援ガイドブック

大阪府の教員の時短勤務制度

大阪府では、平成25年に男性教員の育児休暇の取得率が27.2%だったものを、70%に引き上げるために、さまざまな時短勤務制度を提供しています。

育児休業の取得促進や取得しやすい環境作り、育児休業からの円滑な復帰のために、教職員室や教育センターを巻き込み、促進運動に励んでいます。

参考元:​​教育委員会所管の学校の職員の育児短時間勤務の取扱いについて

兵庫県の教員の時短勤務制度

兵庫県は、教員のワークライフバランス実現のために50種類以上の時短勤務制度を設けています。

育児休業や産前・産後の特別休暇だけでなく、ボランティア活動や配偶者が外国に滞在する時に使える制度など、他の県にない制度まで充実しています。

参考元:令和3年4月 兵庫県教育委員会

愛知県の教員の時短勤務制度

愛知県では育児短時間勤務制度を設けており、以下の勤務形態で、子どもが6歳になるまで働くことができます。

 ① 月曜日から金曜日に1日3時間55分勤務する勤務の形態(週19時間35分勤務)
 ② 月曜日から金曜日に1日4時間55分勤務する勤務の形態(週24時間35分勤務)
 ③ 月曜日から金曜日のうちの3日に1日7時間45分勤務する勤務の形態(週23時間 15分勤務)
 ④ 月曜日から金曜日のうちの2日に1日7時間45分、1日に3時間55分勤務する勤 務の形態(週19時間25分勤務) 

引用元:教職員の子育て応援関係資料 - 愛知県
子供と一緒に絵を描く女性

【目的別】時短勤務以外にもある!教員経験を活かせる仕事

ここからは、目的別に時短勤務以外の教員経験を活かせる仕事を紹介します。

  • できるだけバリバリ働きたい方向けの仕事「学習塾の講師・マネージャー」
  • 地域との関わりを大切にしたい方向けの仕事「学童スタッフ」
  • 育児や介護と両立したい方向けの仕事「オンライン家庭教師」


それぞれ給与や働き方の融通がきくかなど、細かく解説していくので、時短勤務以外の仕事を探している方は、ぜひご参考ください。

できるだけバリバリ働きたい方向けの仕事「学習塾の講師・マネージャー」

教員経験を活かしてできるだけバリバリ働きたい方におすすめの仕事は「学習塾の講師・マネージャー」です。

学習塾は「個別指導」と「集団授業」の大きく2種類の授業形態があります。学習塾の講師として、1人1人に寄り添った指導なら個別指導塾、教員と同じくクラス全体をまとめあげて指導していく方式なら集団授業を選びましょう。
勤務形態は、13時〜22時、14時〜23時など、午後からの勤務が一般的です。ただし、授業だけを担当するパートでの学習指導もあるため、パートでの指導であれば2〜3時間、授業の時間だけ出勤することができます。

学習塾の平均給与は、厚生労働省が毎年発表している「賃金構造基本統計調査」をもとに統計を取ると、「373」万円(ボーナス込)。

同じく厚生労働省が発表した「平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)」で日本の平均年収を見ると、433.3万円のため、学習塾での勤務は平均より少し年収が低いことがわかります。

学習塾は学校の教員と同じく、基本的に1年間通して同じクラス・生徒を請け負う仕組みです。1年の途中で担当を変えてもらったり、授業を変えてもらったりすることは原則できません。そのため、融通が効きにくい職種と言えます。

参考元:厚生労働省 賃金基本統計調査
厚生労働省 平均給与(実質)の推移(1年を通じて勤務した給与所得者)

地域との関わりを大切にしたい方向けの仕事「学童スタッフ」

教員経験を生かしながら、地域との関わりを大切にしたい方には「学童スタッフ」がおすすめです。

学童スタッフは、主に小学校低学年を対象とした学童施設で、子ども達に遊びや学習環境を提供します。

ひとつの小学校からではなく、近くのいくつかの地域からさまざまな子どもが訪れるため、地域交流ができるのが特徴です。

学童スタッフの勤務時間は、早番(朝9時から勤務)、遅番(午後からの勤務)などがあり、早番の人はお昼ご飯を用意したり、遅番の人は子ども達が帰宅後の掃除や保護者対応をします。

学童スタッフの場合も、パートでは融通が効くものの、正社員として働く場合は時間の融通がききにくい職種と言えるでしょう。

次に、学童スタッフの平均年収を見てみましょう。平均給与は、約326万円と言われています。時給換算すると、1,013円です。学習塾の講師と同じく、日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。

育児や介護と両立したい方向けの仕事「オンライン家庭教師」

教員経験を活かし、引き続き育児や介護と両立しながら働きたい方には「オンライン家庭教師」が向いています。

オンライン家庭教師は、自分の得意科目に絞って、好きな時間に、好きな場所で働けるのが特徴です。

オンライン家庭教師の平均給与は、月額約160,000円〜480,000円。(60分の週1回授業、時給2,000〜4,000円、30人程の生徒さんを担当した場合)

オンライン家庭教師は、他の教師の経験を活かせる仕事と比較すると、給与が高い傾向になります。理由は、マンツーマンで専門的な指導を提供できるからです。

また、オンライン家庭教師は在宅勤務のため、今まで通勤時間に当てていたところを、子育てや介護などプライベートの時間確保につなげられます。また、自分で授業時間を組めるシステムが多いため、副業としても始めやすいのが特徴です。

そのため、時間的融通がききやすく、プライベートと両立しながら働きやすい職種です。

ただし、学校で勤務されている方は、副業として可能か、各自治体や勤めている学校に確認する必要があります。

オンライン家庭教師の働き方にご興味ある方は、オンライン家庭教師のマナリンクが提供する「オンライン家庭教師の働き方ガイド」をご参考ください。

参考元:オンライン家庭教師の給料事情!相場や他職種との比較

まとめ

今回は、教員の時短勤務を考えている人に向けて、教員で時短勤務をしている人の体験談や復帰のしやすさを解説しました。

教員の時短勤務は、教員の人手不足から復帰はしやすいと言っても、自宅で仕事をこなさないといけなかったり、行政によって時短勤務の制度が複雑だったりといくつかの問題があります。

今回ご紹介したように、時短勤務以外にも教員の経験を活かせる仕事はいくつかあるため、自分のライフスタイルや仕事の目的に合わせて選ぶと良いでしょう。

免責事項

こちらの情報は執筆段階でのリサーチ・状況において執筆されたものであり、随時内容のメンテナンスを行っておりますが、 現時点での正確性を保証するものではございませんのでご了承いただけますと幸いです。