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教員免許がなくても特別支援学校で働ける?【方法を紹介】

2022/8/18
教員免許がなくても特別支援学校で働ける?【方法を紹介】

教育分野 仕事探し ガイドブック
はじめに

特別支援学校で働くためには普通教員免許+特別支援学校の教員免許が必要です。
現在特別支援学校の教員免許を持っていない方で、特別支援学校で働くための手段はあるのでしょうか?
この記事では、教員免許がなくても特別支援学校で働く方法や、教員免許取得に関する詳しい情報をご紹介します。
特別支援学校の教員免許とは
教員免許状の種類

  • 専修免許:大学院卒業
  • 一種免許:4年制大学卒業
  • 二種免許:短期大学卒業


特別支援学校で働くために必要な免許は
普通の教員免許(校種ごと)+特別支援学校教員免許の二種類が必要
※自治体によっては特別支援学校教諭の免許を持っていなくても、特別支援学校で働くことが可能。

参考元:資料7:特別支援教育に係る教育職員免許状について/文部科学省
特別支援学校教員の待遇・仕事内容

  • 給与:400~700万円 →専門性が高いため、通常級の教員よりは高めに設定されている
  • 労働時間:8:30~17:00 →時間外労働が多い、残業代は出ない


仕事内容

  • 授業(授業準備)
  • 生徒個別の指導計画
  • 生徒の障害に応じた自立活動支援
  • 保護者との面談・連携
  • 生徒の学校活動の評価
  • 進路相談・支援
  • 卒業後のフォロー
  • 事務作業(プリント作成・集金等)
  • 生徒の障害に応じた介助
  • 職員会議
  • 生活指導(給食・清掃活動含む)
  • クラブ(部活)指導


参考元:特別支援学校教諭の給与・年収は?初任給や平均月収などの収入統計/ジョブ図鑑
    特別支援学校で勤務して、思うこと。/note
    特別支援学校教員、特別支援学級教員/職業情報提供サイト

特別支援学校教員の基本的な情報は以上の通りです。
原則として教員免許がある場合の公立学校教員の情報になってくるため、教員免許がない場合は自治体・学校に応じて条件が変わってきます。

特別支援学校は教員免許なしでも働ける?

教室
公立学校は教員免許がないと働けないイメージがありますが、絶対に普通教員免許を所持していないと働けないわけではありません。
厳密に言うと、職員として教壇に立つには試験合格、もしくは普通教員免許に代わる免許状を取得・所持していれば、他の教員と同じように特別支援学校で働けます。

普通教員免許に代わる手段

  • 特別免許状
  • 臨時免許状
  • 特別支援学校資格認定試験
  • 学校事務
  • 特別非常勤講師
  • 用務員や給食調理


  • 特別免許状

要件

  1. 担当する教科の専門的な知識経験または技能
  • 学校又は存外教育施設において、教科に関する授業に携わった経験:最低1学期間以上にわたるおおむね計600時間以上
  • 教科に関する専門分野に関する勤務経験等(企業、外国にある教育施設等におけるもの):おおむね3年以上
  1. 社会的信望・熱意と識見
  • 推薦状や志望理由書で確認


取得方法

  1. 任用者(都道府県教育委員会、学校法人など)の推薦
  2. 都道府県教育委員会が行う教育職員検定(人物・学力・実務・身体)の合格


参考元:特別免許状について/文部科学省

特別免許状は、普通教員免許を持っていない人でも普通免許状と同等の扱いで勤務できるのが特徴です。
教職課程の単位取得をせずに免許状が授与されるため、大学への入学・編入をせずに特別支援学校で働けます。

  • 臨時免許状

要件
免許法第5条に定める欠格事項にあてはまらない人(18歳未満の者、禁錮以上の刑に処せられたも者など)
取得方法
教職員検定に合格

参考元:教員免許制度について/文部科学省

臨時免許状は、学校側が教員免許を持つ職員を採用できない事情がある場合に限り特別に授与される免許のことを指します。
実態としては非正規での雇用が多いため、長期での勤務には適していません。

  • 特別支援学校資格認定試験

試験頻度
視覚障害教育、聴覚障害教育、言語障害教育、肢体不自由教育の中から複数種目を1年に1回行う

試験内容・日程
1次試験(8月頃):教職に関する科目・自立活動に関する科目の択一式筆記試験
2次試験(10月頃):自立活動に関する論述式の筆記試験・自立活動に関する実技試験・口述試験
合格発表(11月下旬)

合格率
10~20%

参考元:特別支援学校資格認定試験とは?/特別支援学校教諭免許を通信制大学で取得しよう

特別支援学校教員免許とは別に、特別支援学校資格認定試験に合格することで特別支援学校自立活動教諭一種免許を取得できます。
特別支援学校自立活動教諭免許を所持していると、一部地域の教員採用試験を受けられる場合もあります。
しかし、多くの地域で教採の資格に含んでいないため、必ず勤務希望地域の要件をチェックするようにしましょう。

  • 学校事務

勤務方法
地方公務員試験に合格する

仕事内容
施設の管理や教材・備品の発注、経理、窓口


学校事務は教室で生徒の指導に当たることはありませんが、生徒を見守りながら学校の事務仕事全般を担うお仕事です。指導業務は行わないため教員免許は必要ありませんが、公立学校での勤務希望の場合は地方公務員試験に合格しなくてはなりません。

学校事務に関する詳しい記事はこちら↓
学校事務になるには?雇用や勤務校別の年収や福利厚生まで徹底解説/マナリンクTeachers

  • 特別非常勤講師

勤務方法
任命・雇用しようとするもの(学校)から、授与権者である都道府県教育委員会への届け出をする
給与:時給1,000~1,500円


通常の非常勤講師の場合は教員免許が必要ですが、特別非常勤講師の扱いになると教員免許は不要です。
教科指導やクラブ活動指導の一部を任されます。

教員免許がなくても働ける学校のお仕事に関して詳しい記事はこちら↓
教員免許なしで学校で働くには/マナリンクTeachers

特別支援学校教員採用試験の倍率は?

正規職員となるための難易度について

教員免許なしでも特別支援学校で働ける道はありますが、門戸が狭かったり、できる業務が限られています。
もし教員免許を所持している場合は各都道府県の教育委員会で実施されている教員採用試験に合格しなければなりませんが、どのような難易度なのでしょうか?

  • 特別支援学校教員採用試験の情報

受験資格
原則、校種に応じた普通教諭免許+特別支援学校教諭免許状を所持または取得見込みのある人
※自治体によっては特別支援学校教員免許がなくても特別区分で受験可能

倍率
3倍程度 自治体によって変動

参考元:特別支援学校の教員になるには/ゼッタイ、教員になる!
    特別支援学校教員採用試験の難易度・倍率/特別支援学校教諭免許を通信制大学で取得しよう

特別支援学校の教員採用試験は、他の校種と比較するとやや倍率が低いです。
しかし、特別支援学校教員の全体数が少ないため、採用の枠もその分狭くなっており、他の校種よりも大幅に採用難易度が下がるというわけではありません。

今から特別支援学校の教員免許を取る方法

教師
社会人でも教員免許を取得する手段として、通信制大学に入学・編入することが挙げられます。
特別支援学校で働くためには教員免許を2種類取得する必要があるため、両方の免許が取得できる大学は限られます。ただ、自治体によっては特別支援学校教諭の免許を持っていなくても、特別支援学校で働くことが可能です。

現在自身の学歴が高卒か大卒か、普通教諭免許を持っているか否かで通信制の履修課程が変わってくるので、教職課程を検討する際はコースを間違えないようにしましょう。

  • 高校卒業の場合(4年間)

大卒資格+教職課程が必要

  1. 通信制の大学に1年次から入学
  2. 教職課程(特別支援コース)を選択、単位取得
  3. 卒業する
  4. 該当する都道府県の教育委員会に教員免許の申請をする
  5. 教員採用試験を受ける


  • 短期大学or大学卒業以上の場合(最低2年間以上)

不足単位分+教職課程が必要
→既に通常の教員免許を取得している場合は特別支援学校教職課程の不足単位分でOK(1年間)

  1. 通信制の大学に編入(2~3年次から)or科目履修生制度を利用
  2. 不足分の単位を取得
  3. 卒業する
  4. 該当する都道府県の教育委員会に教員免許の申請をする
  5. 教員採用試験を受ける


※科目履修生制度の場合、多くは教育実習が内容に含まれていないため注意が必要


通信制で教員免許を取得するための大学や手続き等詳しい記事はこちら↓
働きながら特別支援学校教員の免許は取れる?方法を解説/マナリンクTeachers

障害を持つ子どもと関わる他の職業

教員免許がない状態から特別支援学校で働くための教職課程を経るとなると、時間的/金銭的コストがかかってしまいます。
また、教員免許がなくても働けなくはありませんが、門戸が狭かったり、正規職員として働けない等のデメリットが発生してしまいます。
特別支援学校以外でも障害を持つ子どもをサポートをするお仕事はたくさんあるため、まずは経験を積む足がかりとして資格を取って働いてみるのもよいでしょう。

障害を持つ子どもと関わるお仕事

  • 療育施設の支援員
  • 補助教員
  • 児童発達支援管理責任者(児発管):資格が必要
  • 理学療法士:資格が必要
  • 言語聴覚士:資格が必要
  • 作業療法士:資格が必要


参考元:児童発達支援とは? 仕事内容・持っていると有利な資格について分かりやすく解説/ekaigo with

障害を持つ子どもの支援をするお仕事は、基本的には資格が必要なものばかりです。
教員免許のように長期間の教育実習や教職課程を経る必要がない資格もあるので、仕事や時間の関係で教員免許が難しい人は、別の道を検討してみましょう。

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効率良く教員免許を取る方法

特別支援学校は特別支援学校でしかできないことがたくさんあります。
現在普通教員免許を持っていて特別支援学校の教員免許がない方、教職課程を取っていなかった方、大学を卒業していない方でも、通信制大学に通えば特別支援学校で正規職員として働く道が拓けます。

社会人だけど特別支援学校の教員免許がほしい、という方には、高単価・少ない労働時間で働きながら空いた時間を勉強に充てるのがおすすめです。

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  • 先生としての経験を積める!教員免許取得を目指しながら現場での指導を経験できます


まとめ

特別支援学校の教員免許がなくても、特別支援学校で働く方法は複数あります。
しかし、特別支援学校の教員免許状に代わる特別免許状や臨時免許状、特別支援学校資格認定試験にはそれぞれデメリットがあり、正規職員のようにはいかないことも多々存在します。
また、免許状に代わるものがないとフルタイムで生徒と関わるのは難しいです。
特別支援学校で自分がどのような業務を行いたいのか、どのような待遇で働きたいのかを考え、必要に応じて教員免許取得を目指すのもよいでしょう。

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