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小学校でのプログラミング教員の募集から授業内容までを徹底解説

2021/9/16
小学校でのプログラミング教員の募集から授業内容までを徹底解説

はじめに

小学校におけるプログラミング教育必修化が検討されたのは、学習指導要領改訂に向けた中央審議会の議論においてでした。どんどんデジタル化する社会の中で、10年先の未来さえ予測がつかなくなってきています。そんな時代の流れに即した教育を考えた結果、「コンピュータを受け身ではなく、積極的に活用する力」や「プログラミング的思考(論理的思考力)」が必要であるという結論に至りました。


実際に学習指導要領の中で、「タイピングなどコンピュータの基本的な活用活動」「コンピュータを動かすための学習活動(論理的思考力を身に着ける活動」という2つの学習活動が定められています。小学生のうちから、プログラミング教育を必修化することで、技能+思考力や判断力を学ばせたいという文部科学省の狙いがあるのです。

「プログラミング」という教科はない!

時間割の中に、「プログラミング」は出てきません。「あくまで教科学習を主とした学びを軸として、プログラミング体験・学習を工夫して取り組んでいきましょう」というスタンスであることを覚えておいてください。

プログラミング指導者は「ICT支援員」

ICT支援員とは、学校における教育の情報化推進の実務的な支援をする人物のことをいいます。具体的には、教師のICT機器操作の補助や、ICTを活用した授業の打ち合わせ・機器操作補助などを行います。

ICT支援員になるには、1年に2回(6月・11月)に実施される「ICT支援員認定試験」に合格しなければなりません。試験に合格すると、認定日から約2か月で認定証書が発行されます。また、教育情報化コーディネーターの資格を持っている人も、ICT支援員の資格を所得できます。


小学校でのICT支援員の募集は?

平成25年に一般社団法人日本教育情報化振興会が実施したアンケートによると、「授業でのICT活用、校務支援システムの導入などで、ICT支援員の必要性が高まっている」に対して、「強くそう思う・そう思う」と回答した教育委員会は約90%にもなります。それに対して、「ICT支援員を何らかの形で配置している」と回答した学校は、全体の約35%にとどまっています。

参照元:意外と知らない"ICT支援員"(vol.2)

意識はあるものの、実際募集に踏み切っている学校は、まだまだ少ないのが現状です。今後、整備が進んでいくサービスだと言えるでしょう。

雇用形態

雇用形態として、正規雇用、非正規雇用、業務委託、アルバイト、パートなど色々な形が考えられますが、大きく分けると以下の2つです。

  • 直接雇用

自治体や学校によって、嘱託職員として直接雇われる

  • 業務委託

ICT支援員を斡旋する企業に登録し、会社が契約している自治体から依頼があったときに派遣される形をとる


ちなみに、勤務時間はフルタイムとシフト制があります。フルタイムだとしても、学校の業務時間内の勤務になるので、夜遅くまで働かなければならないということはほとんどありません。

ICT支援員が求められる背景

なぜICT支援員は必要とされるのでしょうか。

プログラミングを教えられる教員が少ない

2020年4月21日にLINEみらい財団が発表した調査結果によると、教員の7割以上が「プログラミング教育必修化に不安を感じている」と回答しています。

出典元:プログラミング教育必修化に関する調査報告書ーLINEみらい財団

年代別では、20~34歳の87.8%、35~49歳の77.0%、50歳~の61.0%が「とても不安を感じている」「やや不安を感じている」と答えており、このデータから特に若い世代がプログラミング教育必修化により不安を感じていることがわかります。なぜそう感じるかの理由としては、「日々の業務でプログラミングのことを考える時間や余裕がない」が57.4%と最も多いです。また、評価の仕方、指導案や授業案などの情報がないことも不安材料のようです。


日々の業務で手一杯、あるいはまだまだ現場に情報が行き渡っていないといった理由から、現時点でプログラミングを教えられる教員が少ないのが事実です。

機材トラブルで対応できる人材が必要

各学校に情報機器管理担当の先生がいますが、機材トラブルの対応には高い専門性を問われる場合が多く、手に負えないことが多々あります。解決できない場合は市役所に問い合わせ、それでも無理なら担当の販売代理店に依頼するものの、もとに戻るには2、3日要することも少なくありません。その間、インターネットが使えなくなるなど不具合が生じ大変困るので、機材トラブルにすぐ対応できる人材が求められています。

プログラミングの授業内容とは

先に書いた通り、国語や算数と同じようにプログラミングという教科があるわけではなく、今ある教科や総合的な学習の時間の中で、その学習内容や目的に合わせて一部プログラミングを取り入れると考えてください。

子どもが操作しやすいプログラミングアプリを使って算数の時間に図形を描いたり、国語の時間に動く絵本を作ったり、音楽の時間に作曲することも可能です。

  • 4年生(社会)

都道府県の特徴(地理的環境、自然条件、面積、人口、特産物など)を組み合わせて47都道府県を見つけるプログラムの活用を通して、47都道府県の名称と位置をその特徴とともに理解できるようにします。

  • 5年生(算数)

「辺の長さが全て等しく、角の大きさが全て等しい」という正多角形の意味を用いて作図できることを、プログラミングを通して確認します。さらに、人にとっては難しくても、コンピュータを使えば簡単にできることに気づかせます。

  • 6年生(家庭科)

ご飯をおいしく炊くためのプログラミング体験を行うことにより、自動炊飯器に組み込まれているプログラムを考え、炊飯について考えさせることを目的とします。また、その他身近にある家電製品などにコンピュータ(プログラム)が活用されていることにも気づかせます。

  • 3~6年生共通学習内容(音楽)

様々なリズム・パターンの面白さに気づきながら、プログラミングによって試行錯誤することを通して、まとまりのある音楽をつくります。その後つくった音楽を自分たちで実際に表現し、それぞれの表現のよさを認め合う学習へとつなげていくことも大切です。

参照元:小学校プログラミング教育の手引き(第三版)ー文部科学省

  • 総合的な学習の時間

総合的な学習の時間に、プログラミングはどのように取り入れられているでしょうか。

◎例えば、「まちの魅力と情報技術」をテーマに授業を行う

身近な生活にプログラミングが活用されていることや、そのよさについて気づかせ、さらに課題の解決に必要な情報の整理や分析を行う際にプログラミングを取り入れられるよう位置付けることが想定されます。

◎企業と提携しながら指導を行う

児童が実際に企業に出向いて、製品やサービスにどのようにプログラミングが活用されているか見たり、または説明を受けたり、企業の従業員をゲストティーチャーとして迎え、プログラミングの活用について説明してもらったり、企業が作成した映像を視聴することでプログラミングの活用について勉強したりします。

◎課題について探求してわかったことなどを発表(プレゼンテーション)する

課題について知り得たことなどを、プログラミングによってより分かりやすく、効果的に発表する資料を作成します。これは、探究活動のまとめの段階に位置づけて実施できます。このような学習活動は、他の教科等でも取り入れることが可能です。

プログラミングの教育事例

  • みんなの家!未来の家!(積水ハウス株式会社)
  • 地域の魅力を伝えよう!私たちの街大好きプロジェクト!(Twitter Japan株式会社)
  • 地域の魅力発信アプリを開発して商店街を盛り上げよう!(株式会社ディー・エヌ・エー)
  • 私たちの生活と、自動車の未来を考えよう(トヨタ自動車株式会社)
  • 私たちの生活と、自動車の未来を考えよう(日産自動車)

参照元:小学校プログラミング教育指導事例集②ー文部科学省

プログラミング学習の目標

プログラミング教育の実施に当たっては、プログラミングの体験を通して、

①プログラミングスキルを習得するよりも「プログラミング的思考」を育むこと

②プログラムの働きやよさ等への「気付き」をうながし、コンピュータ等を上手に活用して問題を解決しようとする態度を育むこと(その時、モチベーションを維持するため、小さな目標を細かく設定すると良いでしょう)

③各教科等の内容を指導する中で実施する場合には、各教科等の学びを確実なものとすること

を踏まえて取り組むことが大切です。

参照元:小学校プログラミング教育の手引き(第三版)ー文部科学省

プログラミング授業を保護者が懸念

レゴエデュケーション正規代理店、株式会社アフレルは、2018年6月5歳~12歳の子どもを持つ保護者を対象に、プログラミング必修化に関するアンケートを実施しました。

その結果、プログラミングが必修化される事実は知りつつも、「学校で十分な教育ができるかわからない」42.4%、「親が教えることができない」37.6%、「子どもの負担が増える」4.5%を合計し、84.4%の保護者がプログラミング必修化に対し、何らかの不安を感じていることがわかりました。そして保護者の多くが、習い事としてのプログラミングに高い関心を持っています。

出典元:プログラミング必修化に関するアンケートーレゴエデュケーション正規代理店株式会社アフレル

集団での指導の限界

「プログラミング必修化」と言いながら、まだまだICT環境が整っていない学校が多いのが事実です。文部科学省の調査にようと、H31年3月1日現在、教育用コンピュータ1台当たりの児童生徒数は5.4人です。この状況だと、一人ひとりのサポートがしにくく、得意な子と不得意な子の差がますます広がってしまいます。

個別に小学生のプログラミング学習のサポートをしませんか?

得意な子と不得意な子の差がこれ以上広がらないように、プログラミングになかなか慣れない児童に対しては、個別でのサポートが必要です。

オンライン家庭教師マナリンクなら指導内容をご自身で決められる

オンライン家庭教師マナリンクなら、自由にコース設定が可能です。小学生のプログラミング教育全般のコースでも、得意とする分野のコースでも、好きなように設定できます。また、児童に合わせた指導コースをその都度作成することができるので、マナリンクで担当になった児童の成長にあわせて継続して担当できるのも良いですね。


実際にプログラミング指導をしている先生をご紹介!

実際にプログラミング指導をしている先生のインタビュー記事と、感謝の声をご紹介します。

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他にも塾講師や非常勤講師との兼業でオンライン家庭教師を選ばれた方や子育て中の主婦の方、オンライン家庭教師を本業として活躍されている方など、マナリンクには様々な先生が在籍されています!また先生へのインタビューは随時更新しております。

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先に述べた通り、オンライン家庭教師マナリンクなら、指導内容を自分で設定できます。指導内容をみて、気に入ってくれた生徒に対して指導できるので、ズレが生じにくいです。それだけでなく、授業時間もご自身で設定できるので、本業との両立も家事との両立も可能。だからといって、給料が安いわけではありません。時給3,000円以上なので、効率よく働くことができるため、マナリンク1本で生計をたてている先生もたくさん在籍しています。ぜひ、働き方の1つとしてオンライン家庭教師マナリンクを加えてみてください。

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