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オンライン授業の質を上げるアイデアと実践方法をご紹介

2021/9/16
オンライン授業の質を上げるアイデアと実践方法をご紹介

はじめに

感染対策としても注目を浴びているオンライン授業ですが、過渡期とも呼ばれる現在、まだまだ不満点は解消されていません。しかし、オンライン授業のポテンシャルは対面授業に劣らず、自由度も高いためアイデア次第で対面授業以上の効果を発揮します。
この記事では、オンライン授業をより良くするアイデアを、実例とともにご紹介します。

生徒の数でオンライン授業の満足度ややり方は変わる


オンライン授業は性質上、集団よりも個別指導の方がデメリットが少ないとされています。やはり、人数が多ければ多いほど全体の把握が難しくなるため、教師と生徒が対面授業で同じ空間にいる方が授業を進めやすいのは確かでしょう。

特に学校現場でのオンライン授業は「友達との交流ができない」という勉強以外の側面での不満の声があり、オンライン授業のデメリットをいかにカバーできるかが課題です。少なからずデメリットもあるオンライン授業ですが、アイデア次第授業効果をより向上させることも期待できます。

オンライン授業の満足度に関連する記事はこちら↓
オンライン授業の満足度と効果を最大限にする方法/マナリンクTeachers

オンライン授業の問題点


オンライン授業を始めるにあたって、対面授業とオンライン授業の違いや比較した際のデメリットを把握しておきましょう。

オンライン授業の問題点の例

  • 集中力が途切れやすい
  • 生徒に緊張感が伝わりにくい


  • 集中力が途切れやすい

対面授業と比較すると、画面を注視したまま板書の機会も少ないためオンライン授業は動きが少なく、集中力が途切れやすいです。カメラ・画面を通してだと先生からの視線を感じづらい、というのも要因として挙げられます。授業が単調に感じやすいため、授業に緩急をつけたり積極的に質問・対話をする、動作を取り入れるなど、生徒の年齢に合わせた工夫が必要です。

  • 生徒に緊張感が伝わりにくい

対面授業だと空間の空気感が伝わりやすいですが、オンライン授業だと良くも悪くも先生─生徒間の空気感が伝わりづらく、授業の強弱がつけづらい側面があります。

緊張感が伝わらないと生徒の集中力が途切れてしまうこともに繋がり、授業効果が上がりづらくなってしまう可能性も否めません。緊張感を高めるために必要以上に厳しく接したりする必要はありませんが、生徒が常に「見られている」と思うよう、気に掛けることが大切です。

オンライン授業の質を上げるためのアイデア


オンライン授業のデメリットをカバーするアイデアの一例

  • 生徒の学年や教科によって時間配分を変える
  • 授業外の時間を活用する
  • スムーズな操作
  • 身振り手振りや話し方を工夫する
  • 機材にこだわる


  • 生徒の学年や教科によって時間配分を変える

特に「集中力」は生徒によってそれぞれどのくらい持続するのか変わりますが、学年・年齢にも左右されます。また、苦手な教科ほど集中力が続かないため、生徒がどれくらい担当教科に関心があるのかで授業内で割く時間配分を変えるのも手です。

低学年、苦手教科であれば少し雑談を入れてみる、休憩時間を差し込んでみる、生徒に質問する機会を増やす、関心を煽るようなおもしろいエピソードを入れてみる、手を動かす時間を増やしてみる、など授業にメリハリを入れてみましょう。オンラインだとどうしても生徒の表情が読み取りづらくなってしまうため、声かけを頻繁に行うことも大切です。

  • 授業外の時間を活用する

オンライン授業は時間が限られており、対面式の家庭教師よりも授業外のフォローを行いにくいです。オンラインであることを逆手に取って、授業外の時間に自作の教材(資料・動画等)を宿題として確認してもらい、授業を演習中心にするのもよいでしょう。
参考:【反転授業とは】学習効果UPだけではない!知られざる反転授業のメリットと失敗しないやり方/マナリンクTeachers
   オンデマンド授業とオンライン授業の違いは配信方法!学習効果を最大化させる授業方法もご紹介/マナリンクTeachers

講義色の濃い授業だと、生徒の受け身の時間が長くなり、集中力が途切れやすくなります。授業を演習中心にすることで、自然と生徒が考え手を動かす時間が長くなり、わからないところを質問する等会話が多くなっていきます。マナリンクに在籍している先生はチャットを効果的に活用し、授業時間外に対応している方も多いです。

授業計画をきちんと立てることで、生徒の「わからない」にフォーカスした授業が実現できます。

  • スムーズな操作

オンライン授業ではビデオ会議通話アプリの操作だけではなく、資料を写したり電子機器を活用したりといった作業を要求されます。
操作に手間取ってしまうとそれだけ生徒が手持ち無沙汰になってしまい、集中力が持続しません。

対面授業のように緊張感が伝わりづらいため、一旦途切れてしまった集中力を再度取り戻そうとするのも難しくなってしまう場合もあります。特に生徒も自宅にいることを考慮すると、余計に授業のメリハリがつきづらいため、オンライン授業の基本操作は初回授業をする前に慣れておく必要があります。

  • 身振り手振りや話し方を工夫する

視覚的・聴覚的に飽きさせない工夫を入れるのも効果的です。先生が身振り手振り等のジェスチャーをすることで視覚的に飽きないような緩急をつけられます。また、声色も相手に伝わるよう、大きな声ではっきりと話しましょう。顔をカメラに近づけて生徒に対して「先生に見られている」ことを意識させるのも効果的です。生徒が視覚的・聴覚的に「先生と一対一である」と思わせ、緊張感を保ちましょう。

  • 機材にこだわる

オンライン授業はどうしても使用する機材やインターネット環境の良し悪しに依存してしまう側面があります。インターネット環境が悪いと通話やビデオの遅延や質の低下を招いてしまい、生徒のやる気を削いでしまいます。

また、機材も必ずしも高価であればいいというものでもありませんが、質にこだわらず安いものを中心に買いそろえてしまうと、規格が合わなかったりスムーズに動作しない、という危険も考えられます。機材を有効に活用できるのがオンライン授業の長所でもあるため、どのような機材を使えば授業の質を上げられるのか、妥協せず検討することが大切です。

オンライン授業

動画を使った授業方法

動画を使った授業の手法は複数に分けられます。

  • 授業の要点をまとめた動画を録画・編集して生徒と共有する
  • オンライン授業を録画しておき、生徒がアーカイブを確認できるようにする


オンライン家庭教師マナリンクに在籍し、現在YouTubeの動画を授業に取り入れている川村先生は、マナリンクが開催する勉強会にて次のようにおっしゃっています。

授業で使うスライドは、担当の生徒さんの状況に合う構成で、1つ2時間程かけて作成しています。その後、授業中の生徒の反応を見て、分かりづらそうだったら該当箇所を増やすなどスライドを修正し、YouTubeにはスライドにアニメーションと声を入れて投稿しています。
(中略)
家庭学習の問題点は、原因は生徒さん側ではなく授業を行う先生側にあると考え、授業後の丁寧なケアの必要性を感じられたことがきっかけでした。
受験や定期テストなどの本番は横につくことはできないため、チャットを使って常に教えることは、生徒さんご自身で解く力が得られないと考え、いつでも自主学習できるYouTube動画の導入を決めました。

引用元:マナリンク勉強会!後日レポート/マナリンクTeachers

動画を使った授業の注意点

  • 1動画10~15分以内におさめる
  • 早口で話さない
  • 要点は1動画4つまで


参考元:遠隔授業における動画教材の作成と効果的な活用のポイントとは? デジタルハリウッドの教員が語る/エドテックジン

勉強に限らず、YouTubeの人気動画を視聴すると、上記の条件に当てはまる動画が多いです。短時間で訴求力のある動画を作成できれば、授業内で要点の整理をする時間を削減でき、演習中心の授業にできます。反転授業などより実践的な授業にできるため、動画内容や使用タイミングのアイデア次第で授業効果が上がりやすくなるでしょう。

【実例】様々なオンライン指導方法

オンライン授業はアイデア次第で先生それぞれのカラーを色濃く出せます。「この先生は動画を活用する先生だ」「この先生のスライドがわかりやすい」「この先生はタブレットを使ってわかるまで図解してくれる」…等、多様性のある授業の中から自分のスタイルに合う先生を見つけます。

オンライン家庭教師マナリンクに在籍している先生方も個性豊かなオンライン授業を展開しており、指導方針に合わせたターゲット層の生徒獲得のため、アイデア溢れる授業を展開しています。塾の集団指導や個別指導ではなかなか打ち出せない個性も、オンライン授業であれば「こういうターゲットに需要がありそうだ」と客層を絞ってよりニーズに合う授業の提供が可能になるのです。

マナリンクで活躍されている先生方のオンライン授業のアイデアの一例をご紹介します。

動画を取り入れてオンライン授業をされている、前述の川村先生の授業紹介です。
「難しい話は一切しません!」との一文を入れることにより、理数系が苦手な生徒にも照準を合わせた授業であることが一目見てわかります。理数が苦手な生徒でも理解できるよう、オンライン授業だけではなく動画を取り入れ、授業外のサポートも万全である、ということを生徒・保護者にアピールできます。

どのような生徒さんにおすすめなのか、生徒さんが共感しやすいようにターゲットを絞った点も、オンライン授業ならではでしょう。

他の先生方のアイデアの例はこちらから↓
【第1回】マナリンクオリジナルコンテスト/マナリンクTeachers

アイデアを先生同士で共有できる勉強会とは

オンライン家庭教師マナリンクでは、オンライン授業の質上げオンライン家庭教師として働く先生のための事業の一環として、先生同士の勉強会を行っています。

勉強会では、生徒の心を掴むアプローチ方法や体験授業の注意点、新しい授業スタイルの提案など、指導者必見の情報が満載です。個人での活動が多く、横のつながりが希薄になりがちだった家庭教師同士のネットワークを強化し、交流だけでなく授業の質向上等の意見交換もさかんに行われています。
オンライン家庭教師一本で生計を立てられるよう、全力でバックアップしています。

マナリンク勉強会レポートはこちら↓
7月度勉強会を開催決定!ベテラン講師がオンライン家庭教師の悩みを解決/マナリンクTeachers
マナリンク勉強会!後日レポート/マナリンクTeachers

まとめ

オンライン授業の質を上げる!アイデアまとめ
✓オンライン授業をより良くするためには不満点を把握する必要がある
✓オンラインであることを逆手に取って授業効果を上げられる
✓オンライン授業のアイデアを積極的に取り入れましょう


オンライン授業は個別指導と親和性が高く、自由度に幅があるため、さまざまなアイデア・授業方法を実践できるというメリットがあります。ご自身の授業スタイルに合わせ、どのような形であれば授業効果が上がるのか、オンライン授業を通して模索していきましょう。