オンライン授業をタブレットでするには？タブレット以外にあると良いもの・Zoomで必要なものもご紹介！

総務省が2019年に発表した「​​第1部　特集　5Gが促すデジタル変革と新たな日常の構築」の中の「​​遠隔授業の活用に関する検討状況」では、62.7％が遠隔授業を実施すると回答しました。

結果は以下のグラフの通りです。


出典元：総務省「​​第1部　特集　5Gが促すデジタル変革と新たな日常の構築」

上記のグラフから読み取れるように、2019年度から遠隔授業（オンライン授業）は日本で広まっていることがわかります。

そのため、この記事をお読みの方の中にも、オンライン授業に切り替えた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

オンライン授業は、ネット環境がつながるものであればどんな機器でも基本的に行えます。しかし「タブレットで初めてオンライン授業を行うから不安......」「スマホでもオンライン授業を行うことが可能であれば、行いたい」などオンライン授業の機器に関して疑問をお持ちの方がいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は「タブレットでオンライン授業をする方法」をご紹介します。

この記事を読んでいただければ、タブレット以外に必要になるものやスマホでオンライン授業をする際に気をつけることまで理解できます。

【教員向け】タブレットでオンライン授業にするには？

オンライン授業に向けて環境を整え、機器の設定をすれば、タブレットでもオンライン授業は可能です。ここからは、教員の方に向けて、タブレットでオンライン授業をする方法をご紹介します。

• セルラーモデルかWi-Fiモデルを選ぶ
• ネット環境を整える
• オンライン授業に向けてタブレットを設定する

それぞれ詳しく解説します。

セルラーモデルかWi-Fiモデルを選ぶ

タブレットでオンライン授業をするにあたって、タブレットの通信方式を選ばないといけません。

タブレットの通信方式には「Wi-Fiモデル」と「Wi-Fiモデル＋セルラーモデル」の2種類あります。

Wi-Fiモデルは、ケーブル不要で機器同士を接続できます。しかし、基本的にWi-Fiが飛んでいる所でしか接続できないため、出張時や外出時など不便な場面が出てくるでしょう。

一方、Wi-Fi＋セルラー対応モデルは、Wi-Fiと携帯電話のモバイル回線を利用してインターネットに接続が可能です。

一般的に携帯電話会社から販売されているタブレットの場合、「Wi-Fi＋セルラーモデル」が多いです。

セルラー対応モデルは、Wi-Fiのみのモデルより端末も通信費も割高になります。しかし、Wi-Fiが通信不良の時やWi-Fiが設置されていない環境でもオンライン授業を行えるため、出張や外出の多い教員の方にはおすすめです。

参考元：Sin-Space iPadはセルラーモデル・Wi-Fi どっちがいい？違いとメリット・デメリットを比較！

ネット環境を整える

オンライン授業をする場合、ネット環境を整えることは必須です。その際、ネット環境を1から整えるなら「光回線」がおすすめ。

光回線は、通信速度が速く、通信制限がないためです。

オンライン授業では、ただ話すだけでなく、動画を流したりパワーポイントを使用したりと、通信量を消費する場面があるでしょう。

モバイルWi-Fiルーターであると、知らないうちに通信量に達し、授業を中断せざる終えなくなる場合も想定されます。そのため、通信速度が速く、通信制限がない「光回線」がおすすめです。

参考元：タブレットでのオンライン学習は快適なネット環境で！最適なネット回線は？

オンライン授業に向けてタブレット設定する

最後に、オンライン授業に向けてタブレットの設定を行いましょう。タブレットの設定は以下の通りです。

• ZoomやGoogle Meetなどのアプリをダウンロード、インストールしておく
• アプリによっては事前にアカウント作成が必要なため、アカウトも作成する

 
新しい機器だと、時間がかかる可能性があるので、前もって用意することが大切です。

【タブレット以外にあると良いもの／【オンライン授業】zoomで必要なもの】

ここからは、タブレット以外にあると良い「オンライン授業に必要なもの」をご紹介します。

• マイク・マイク付きイヤホン
• ホワイトボード
• 照明機器

それぞれ詳しく見ていきましょう。

マイク・マイク付きイヤホン

マイクはタブレットに搭載されていることが多いですが、元々搭載されているマイクだと音が乱れやすかったり、声が小さくなったりとトラブルが起きやすいです。

音質は、オンライン授業において重要な役割を果たします。対面授業に比べ、より音声に集中するオンライン授業では、音質が乱れるのが生徒にとって大きなストレスになるからです。

そのため、タブレットで授業をする際は「マイク・マイク付きイヤホン」の購入をおすすめします。
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マイク・マイク付きイヤホンでおすすめなのが「​​​Apple AirPods Pro（MWP22J/A）」。ワイヤレスイヤホンの代名詞とも言われる商品で、ノイズキャンセリングの精度が抜群に高いです。

口コミには、「耳の圧迫感がなく、使いやすい。」「連続的な音に効果的」など、さまざまな高評価の声があります。

アップル製品との連携も良いため、「初めてイヤホンを購入する方」や「ノイズキャンセリングを重視される方」は購入するべきと言えます。

参考元：オンライン家庭教師のマナリンク　オンライン授業で使用するマイクはこれがおすすめ！

ホワイトボード

黒板がないオンライン授業ではホワイトボードは必須です。しかし、ホワイトボードは自宅でかなりのスペースを取るほか、カメラとボードの距離から文字が見えにくかったり、書けるスペースが限られてしまったりと問題が出てくるでしょう。

そこでおすすめなのが「ホワイトボードアプリ」です。ホワイトボードアプリであれば、先生と生徒の同時書き込みが可能なため、従来の黒板・ホワイトボードより画期的と言えるでしょう。

ホワイトボードアプリは、「無料で使いやすいもの」もいくつかあります。

「​​オンライン授業には必須？ホワイトボードのメリットとおすすめ紹介！」の記事では、教員におすすめのホワイトボードアプリをご紹介しているので、ご興味ある方はぜひご参考ください、

照明機器

最後に、タブレットでオンライン授業をするには「照明機器」も重要です。授業を受ける生徒にとって、先生の画面は明るく見やすい方が良いに越したことはないからです。

照明機器におすすめなのが「​​B1-Esther「LEDリングライト」。​B1-EstherのLEDリングライトは、高さ調整の幅が大きいため、ライトがPCの影に隠れず、顔全体を映すことができます。

取り付ける際は、スマートフォンや柱など自由自在で、さまざまな角度から光を当てられるのもおすすめです。

【PC /タブレットがない場合の対処法はある？】

ここからは、PC/タブレットがない場合の対処法をご紹介します。PCやタブレットがない場合だけでなく、急な故障や通信環境の不良など、今まで使用していた機器が使えなくなる場面も想定されます。

オンライン授業をスムーズに行うためにも、PCやタブレットがない場合の対処法を知っておきましょう。

オンライン授業はスマホでも大丈夫？

オンライン授業は、スマホでも可能です。アプリをインストールして、ネット環境を整えれば問題ありません。

ただし、マンツーマン授業、もしくは少人数授業に限ります。

大人数授業でのスマホでのオンライン授業がおすすめできない理由は、次の項目にまとめたので、ご覧ください。

【注意】オンライン授業はスマホだと小さい可能性がある

オンライン授業はスマホだと小さい可能性があるため、全ての授業で可能とは言えません。

マンツーマンであれば画面は相手のみのため、問題はありませんが、生徒が複数いるとスマホでは処理しきれないことが多くなるからです。

スマホでは、画面に全員の顔が映らないため、PCやタブレットのように全員を同じタイミングで把握することが難しくなります。

仮に処理できても、画面が分割されて小さくなり、先生の授業内容がよく見えない、映像が乱れる、音声が途切れるなどの影響が出てくるでしょう。

また、パワーポイントの操作や画面共有のしやすさも、PCやタブレットに比べるとスマホはおすすめできません。やはり、スムーズな操作で効率良くオンライン授業を行いたければ、PCかタブレットの準備が必要です。

参考元：オンライン授業はスマホやタブレットで受けられる？その方法を解説！

まとめ

この記事では、オンライン授業でタブレットを使用したい方に向けて、必要な準備やその他に必要なものをご紹介しました。

オンライン授業でタブレットを使用することは問題ありませんが、ネット環境を整えたり、設定をしたりと事前の準備が必要です。

接続や機器トラブルの多いオンライン授業に備えて、準備は怠らないようにしましょう。

しかし、タブレットの導入をしたのはいいものの、オンラインで指導する場がなければ意味がありません。

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