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【環境省推進】旅しながら働く仕事はどんなものがある?

2021/8/6
【環境省推進】旅しながら働く仕事はどんなものがある?

はじめに

時間や場所にとらわれず悠々自適な生活に憧れませんか?夏は涼しい地域で、冬は温暖な地域で過ごせたらとても快適でしょう。
旅好きな人にとっては日本中または世界を旅しながら働けたら最高だと思います。

実際にはそんな夢のような働き方は「お金持ちでないとできない」と思っていませんか?実はコロナ禍で注目を集めている働き方として、「ワーケーション」と「フリーランス」が人気です。今回は「旅をしながら働くこと」をテーマに、自由な働き方について解説します。ぜひ参考にして幸せな働き方を始めてみてください。

「旅しながら働く」2つのタイプ


旅をしながら働くのには大きく2つのタイプがあります。それは次に説明する「ワーケーション」と「フリーランス」です。

【環境省推進】ワーケーションとは

ワーケーションとは「Work」と「Vacation」を組み合わせた造語です。働きながら休暇を取るという意味で、休暇主体と仕事主体の2つに分類されます。

休暇主体のものは、有給休暇を利用して観光地や自然の豊かな場所でテレワークを行います。仕事主体のものは、オフィス自体を別の場所に持つ「サテライトオフィス型」や研修などを場所を変えて行う「合宿型」があります。
参照元:国土交通省ー観光庁「新たな旅のスタイル」ワーケーション&ブレジャー

ワーケーションは主に企業に勤めていて、リモートワークをしながら旅や場所を変えることを指す新しい働き方です。都会のビル群ではなく、海や山に囲まれた自然豊かな場所でリラックスしながら働ければ、さぞかし快適に仕事に集中できるでしょう。

ワーケーションが注目されている理由は「働き方改革」が1つの大きな理由です。日本では有給休暇の取得率が低いことが以前から問題視されていました。そこでワーケーションを導入することで少しでも社員に質の高い休暇を与え、モチベーションを高く保ってもらい、仕事の効率化を図る考えがあります。そのために企業が社員に対する福利厚生の一環として、仕事のストレスを解消しながらも豊かな暮らしを体験してもらう目的があります。

その他にも地方創生として観光地へのビジネス利用での集客や企業誘致など、自治体が率先して改革を進めています。身を粉にして会社のために働くという考え方から、個人の働き方を尊重する考え方へシフトしていることもワーケーションが注目される理由です。

次にワーケーションのメリットとデメリットを解説します。

  • メリット

①モチベーション向上
いつもの仕事場や家庭では集中阻害要因があったり、当たり前の日常で切り替えが難しかったりと仕事へと気持ちが向かわないこともあるでしょう。ワーケーションではオンオフの切り替えがしっかりでき、景色に癒やされながら仕事ができるのでモチベーションが上がること間違いなしです。

②メンタルヘルス対策
自然が豊富な場所で働くだけで、メンタルヘルス対策になります。閉鎖的な空間では気づかない内に気持ちが滅入ってしまいますが、リゾート地のような開放的な場所であればそれだけでストレスが減少します。また同じ場所に居続けるのは変化がないため刺激が少ないです。人は変化や違いを楽しみ、気分が変化する生き物なので、場所を変えるだけでも効果があります。職場や家では仕事が捗らなくても、カフェや自分の好きな空間では集中できるのはメンタル面の変化が大きいからです。

生産性が向上する
開放的な場所であれば、クリエイティブな発想が生まれやすく、いままでにないアイデアが次々と出てきます。特に場所を変えることで新しい出会いや発見があるため新しいアイデアが浮かびやすくなります。またオフィスでは言いにくい本音が言え、それがチームの団結力を生み出すきっかけにもなるでしょう。
ワーケーションで普段とは違う開放的な場所で働くことでより生産的に仕事ができるでしょう。

  • デメリット

①労務管理や代休の有無など管理が難しい
ワーケーションでは事務的な管理が難しいのが問題でもあります。職場では働いているかどうかが一目瞭然ですが、休暇先で働いているかどうかが確認しづらく管理が難しいです。そのため時間ではなくタスクで管理をする必要があり、それが負担になる場合があります。

②環境を変えると生産性が落ちる
環境が変わることでリフレッシュできる人もいればそうでない人もいます。普段のルーティンが崩れることで仕事に身が入らなかったり、周囲の雑音やノイズが気になって集中力が落ちてしまったりという問題があります。そういう人の場合は普段のワークスペースでいつも通り仕事をする方が良いでしょう。

続いてワーケーションの現状について解説します。
ワーケーションの導入企業はまだ少ないが増加傾向にあります。クロスマーケティングのアンケートによると、ワーケーションの認知度は7割を超えています。一方で実際に導入している、または導入予定の企業は1割ほどでした。
参照元:ワーケーションに関する調査 | リサーチ・市場調査ならクロス・マーケティング

ワーケーションの導入はまだ1割ほどですが、すでに取り組んでいる企業ではどのようにしているのでしょうか。それでは実際に取り組んでいる企業や自治体について紹介します。

  • 自治体や企業の取り組み例

・三菱地所のワーケーション支援プラットフォーム「WORK×action」
三菱地所では仕事の質を高めるためにワーケーションをできる施設を提供しています。人気のリゾート地である熱海や軽井沢、和歌山県の白浜でワーケーションができるのが特徴の1つです。施設内は作業スペースだけでなくミーティングルームやリラックススペース、その他アクティビティ体験もでき、企業研修をここで完結することができます。

・JTB「ワーケーション受入環境整備サポート」
旅行会社であるJTBでは企業と地域と連携してワーケーションの推進に取り組んでいます。その数35000社、555市区町村で全国各地まで広がっています。主な取り組みはコワーキングスペースの整備やワーケーションプランの販売です。つまりハード面とソフト面の両方でワーケーションの拡大に取り組んでいます。

・長野県上水内郡信濃町「信濃町ノマドワークセンター」
「広大な自然環境で普段と同じ仕事をする」ことをかかげスペースの運営をしています。このセンターでは法人向けに貸切でのリモートオフィスを提供しています。特徴は普通のコワーキングスペースにはないような設備があることです。たとえば3Dプリンターや広大な屋外の実験場があり、自然体験をしながら創作活動ができます。専門的な実証実験を行う場合にはおすすめの施設です。

・和歌山県白浜町「シラコンバレー」「JR×住まいサブスク」
和歌山県白浜町、広島県福山市などの行政が主導でワーケーションを行い、ビジネスパーソンや企業を積極的に受け入れています。シラコンバレーは、アメリカの「シリコンバレー」から名前が来ている通り、IT関連の企業を誘致することを目的としてビジネスオフィスの整備を進めています。
また整備だけではなく、企業に地域に定着してもらうために地域のサポートに取り組みました。その結果、オフィスは満席となり大変な人気になっています。

実際のワーケーションの取り組みを知り興味を持った方もいると思います。次に利用可能な補助金について紹介します。補助金は多くの場合地方自治体が補助しており、サテライトオフィスのお試しや生活のサポートをしてくれます。

栃木県では法人とフリーランス向けに、お試しサテライトオフィス支援制度があります。法人は月20万円、フリーランスは10万円が最大で補助されます。また期間も1ヶ月から3ヶ月と体験には十分な期間が保証されています。東京圏で働いている人にはワーケーションを試す上でもとてもおすすめの制度です。
参考元:https://workation-concierge.com/local-government/

フリーランスとは個人で仕事を受ける新しい働き方


ここまではワーケーションについて解説してきましたが、次は場所や時間だけでなく働き方も自由なフリーランスについてです。フリーランスは個人事業主として会社と直接仕事の依頼を受けて働きます。そのためどこかの企業に属するわけではなく、仕事を受託して働きます。フリーランスは自由で楽そうというイメージを持つ方が多いですが、実際はどうなのか、メリットとデメリットについて解説します。

メリット

①好きなときに好きなだけ働ける
フリーランスの一番いいところは時間に縛られずに働けるところです。朝が苦手な人は午後から夜中まで働くということもできます。他にも週に4日だけ仕事をして他の日は休みをとることも可能です。

②収入アップが期待できる
フリーランスはスキルが求められる仕事が多いため、経験豊富な人ほど単価があがり月収100万円以上を稼ぐ人もいます。また休みを自分で設定できるため、毎日10時間働いて収入を上げる人もいます。

③ストレスが減る
人間関係や働き方などを自由に決められるため、自分がストレスを感じないように働けます。自分が快適な仕事環境を整備することで、より効率的に仕事ができるという好循環が生まれます。

デメリット

①収入が安定しない
フリーランスの最大のデメリットが収入が不安定なことです。スキルが有れば多くの収入が安定的に入ってきますが、病期になれば仕事ができなくなり稼ぎがゼロになります。またフリーランスになったばかりのときは仕事がもらえず、また単価も低く、継続的に仕事を依頼されないこともあり安定しません。

②社会的信用が低い
フリーランスは会社員とは違い、企業に属していないため信用が低いです。そのためローンを組めなかったりクレジットカードを作れなかったりと不便なことが多いです。

③保険料が高くなる
会社員では会社が保険料や年金を負担してくれます。一方でフリーランスでは国民健康保険に加入する必要があったり、厚生年金がなくなり個人で年金対策をする必要があったりします。そのため相対的に保険料が割高になってしまうのです。

フリーランスのメリットとデメリットを紹介しました。次は実際に旅をしながらフリーランスとして働くにはどんな仕事があるか紹介します。

まず、フリーランスで旅をしながら働く人のことを「ノマドワーカー」とも言います。ノマドとは遊牧民のことを意味し、家畜の餌がある場所へ移動を繰り返す生活と住むところに縛られない働き方が似ていることからきています。ノマドワーカーの良いところは何よりパソコンとインターネット環境があれば仕事ができるところです。

そのようなノマドワーカーとして働く仕事は具体的には、Webライターデザイナープログラマーイラストレーター動画編集者などがあります。

作業効率が上がる環境

せっかく自由に旅ができるフリーランスとして働くなら、より仕事を効率よく進めてゆっくりとリラックスできる時間がほしいですよね。そこで作業効率が上がる環境を紹介します。

まずは国立公園のような自然豊かな場所です。一面が緑の景色で仕事をすれば集中できますし、気分転換で外に散歩に出かけてリフレッシュすることもできます。

また一番おすすめなのが温泉地です。仕事で疲れた身体をリフレッシュできる温泉施設が併設されているような場所やホテルでのワーケーションであれば、温泉に入る楽しみのために仕事が捗ること間違いなしです。
参照元:国立・国定公園、温泉地でのワーケーションの推進ー環境省

「旅をしながら働く」ことに向いている職種やタイプ


生活の自由度の高さに魅力を感じている人であればフリーランスはおすすめできる働き方です。特に旅先でも働けるおすすめの仕事をいくつか紹介します
①ライティング・取材
Webライターや取材ライターはパソコン環境があれば十分に仕事ができます。特にライターの仕事では旅行や観光に関する記事は、実際に旅をした経験を書くことができるためおすすめです。また旅をしながら取材相手を見つけてインタビューをして記事にすることもできます。

②講師・教える仕事
最近ではオンライン会議システムのおかげでどこでも人と繋がれるようになりました。そこでオンライン上でイベントの講師をしたり、授業をしたりする人が増えてきました。またオンラインであれば全国どんな人とも繋がれるため集客しやすいのも特徴です。英会話などのスキルを活かした仕事であれば旅をしながらできるのでおすすめです。

フリーランスのオンライン家庭教師


時間や場所に縛られないフリーランスで人気を集めているのがオンライン家庭教師です。これまでの家庭教師は居住地の近い生徒の家に伺うことが主流でした。けれど近年は、全国の生徒とつながり家庭教師ができるシステムができ、家庭教師を始める人が増えています。

オンライン家庭教師の仕事内容についてはこちらの記事に詳しくまとめています↓
【決定版】オンライン家庭教師のやり方と失敗しない会社選びとは

旅をしながらオンライン家庭教師をする注意点

旅をしながらオンライン家庭教師をする場合に気をつけるポイントが2つあります。
①ネット環境を整えておく
まずネット環境がなければ授業ができないため、とても重要なポイントです。旅先では電波が弱いこともあり、途中で切れてしまうことがあるため注意しましょう。特にファミレスやカフェではプライバシーの問題もあるため環境設定に気を配りましょう。

②柔軟な生徒対応ができる体制
生徒対応をするため柔軟に時間や場所に対応できることが求められます。フリーランスの場合は兼業する方よりは時間に余裕があると思うので大丈夫だとは思います。けれど家庭教師としてのプロ意識をもって取り組まなければいけないので気をつけましょう。
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私は、一人旅が好きなのですが、オンライン家庭教師であれば旅行先でも授業ができるので、研究とプライベートと仕事の両立が叶うオンライン家庭教師の働き方は、とても魅力的ですね。1週間続けて一人旅に行ったこともあるくらいです笑

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